メンバーの特徴はアジャイル開発に積極的な人物が多いということ、プロジェクトへの途中加入が多いということ、開発者だけではなく、発注者の猪狩氏が含まれていることである。アジャイル開発は開発者側から語られることが多いが、発注者からはどのように見えるのだろうか。今回はその辺りに注目してインタビューを読み進めてもらいたい。 プロジェクト対象 ワークフローを管理する製品の開発がプロジェクト全体の目的である。このチームは製品の基盤となるエンジン部分をJ2EEで開発している。開発チームは4人体制である。 利用ツール ―― ﹁開発にはどのようなツールを利用しましたか?﹂ 角谷 ﹁統合開発環境︵IDE︶はEclipseですね。それとORマッパーの機能もあるので、Jude︵永和システムマネジメントが開発したモデリング支援ツール︶を拡張して使っていました。ほかに使ったといえばホワイトボードと、後はXPカードですね