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社会的な風潮
要は﹃叩く﹄という行為が流行を通り越して当然になってる風潮ですね。 エンジニア関連でも、昔から技術系掲示板では、そんなことも知らんのかい!とツンツンしながらも教えてあげる文化みたいなものはありましたが、そういう﹃限定的な場﹄に自分から踏み入れない限りは、エンジニア同士の交流の多くは所属や個人サイトが判明している人だったりして、誤りや改善点があれば、スマートに指摘して、素直に受け入れる、ような流れが多かったように思います。 SNSが流行りだしてからは、有名所や母数の大きいネタ記事が、バズりやすい場に出現した時、こぞって﹃公の場﹄に集合し、集団に紛れてアレヤコレヤと好き勝手言いたい放題するみっともない風潮が定着してしまいました。自分ごとに限らず、前にデジタル庁のサイトで細かく突っ込まれてたけど、まず大事なのは大枠の取り組みでしょって思う。知らないこと、できていないことに対する、過剰な反応はここ数年で酷く気持ち悪くて、全体の底上げやスピード感をナチュラルに毀損している気がする
アウトプットの弊害
私はエンジニアのアウトプット推進派で︵参考‥エンジニアがアウトプットすべき理由︶、やらない理由に書くネタがないというものを多く見かけますが、潜在的には炎上リスクを嫌っているのではないかと思います。アウトプットする側が、強メンタルとスルー力を持つべきってのも違う気がするんだよな。上に引き上げてくれる反応はありがたくも、下から引っ張ってくる量と力も大きいゆえに、無駄なパワーの消費が多く、無駄を嫌う職種がゆえにアウトプットから遠ざかるってのは悲しい自然な流れなのか