give IT a try

プログラミング、リモートワーク、田舎暮らし、音楽、etc.

技術書を書きたいITエンジニア必見!?「プロを目指す人のためのRuby入門」の舞台裏をお見せします


201712610
RubyRuby

Ruby
Ruby









20166

20168

201611

20172

20173

20174

20175稿

201767DTP

201781

20179

2017102

2017103

201711
 


QA

稿使








 












2017.12.18 




 




Ruby



執筆&制作期間

ざっくり言うと、2016年の8月に書き始めて2017年の11月に発売されたので、執筆&制作期間は全部で1年と3ヶ月ぐらいですね。
以下でもう少し詳しく時系列を追ってみます。

おことわり

ここに載せている進め方やスケジュールはあくまで「プロを目指す人のためのRuby入門」の実績です。
書籍の内容や編集者さんによって進め方は大きく変わってくるので、すべての技術書でこのように進行するわけではありません。

20166


Software DesignRuby

Software Design

Software Design


20168







f:id:JunichiIto:20171214194537p:plain





Qiita


201611




Ruby201711

14


20172


稿




稿100

2017年3月:分量の削減
  • サンプルコードの書き方を変えたり、優先度の低い内容を削除するなどして「これぐらいなら大丈夫そう」というところまで分量を削減した。
  • ちなみに、この頃にカットした原稿を無償で公開しているのが、「プロを目指す人のためのRuby入門・別館 アドベントカレンダー」です。

20174


稿

1

    使稿😭

20175稿


稿

西Ruby201711


2017年6月~7月:DTP作業
  • この時期は編集サイドのDTP作業がメインだったので、僕の方はこれといった作業はなし。
2017年8月:1回目の校正
  • 紙とPDFで最初のゲラ(試し刷り)が届く。ここから1回目の校正がスタート。



稿稿




f:id:JunichiIto:20171214190843p:plain
Acrobat Reader DCPDF

20179


1

稿



2017年10月上旬:2回目の校正
  • 2回目の校正を実施。この期に及んで相変わらず推敲や書き直しをリクエストして、吉岡さんを困らせる。
  • 索引に載せるキーワードを抽出していたのもこの時期。
2017103


3

😂

1031稿

201711


112稿

1117

1118


f:id:JunichiIto:20171119171614j:plain
1



1125




執筆や制作に関するQ&A

それではここからは、プログラマのみなさんが疑問に思いそうなQ&Aを以下に載せていきます。

原稿は何を使って書いていたの?

Markdown使Vim
Marked 2使
f:id:JunichiIto:20171214191605p:plain
Markdown

どうやって変更管理をしていたの?

MarkdownGitBitbucket使稿
20176DTP

2017810diffDTP使
本文に出てくる図やイラストはどうやって作ったの?

図やイラストは僕が紙に手書きで書いて、iPhoneで写真に撮って、それを共有してDTP編集時に清書してもらいました。
僕の適当な手書きの図がちゃんとそれっぽい図になって出てきたときはちょっと感動しました。

たとえば、こんないいかげんな図が・・・、

f:id:JunichiIto:20171214093008j:plain

編集を経て、こうなるわけですね(すごーい)。

f:id:JunichiIto:20171214093020p:plain


Bitbucketissue使
f:id:JunichiIto:20171214192014p:plain
使Bitbucketissue
1
20173
執筆時間はどうやって捻出していたの?



  稿1


😣

執筆や制作にまつわる所感いろいろ

最後に、執筆や制作を通じて感じたことをあれこれ書いてみます。

紙の本の制作はコテコテのウォーターフォールだった














稿




😫

Everyday RailsLeanpub
校正作業がアナログすぎて大変だった&バグゼロを達成できなかった

PDF


f:id:JunichiIto:20171214192745p:plain


3





Ruby 

472
索引の作成は自動的にキーワード抽出・・・ではなかった!!




11


f:id:JunichiIto:20171215083239j:plain


Qiita


1
1

f:id:JunichiIto:20171216054935p:plain
1

プログラマ脳だといろいろ自動化できそうな気もするけど・・・




DTP調






2017.12.18 追記:自動化するやり方もあるそうです

実際に自動化してイテレーティブに制作する手法も(10年前ぐらいから)あるそうです。
詳しくはこちらのブログ記事をご覧ください(当ブログの引用ありがとうございました!)。

golden-lucky.hatenablog.com

編集者の人がいてくれるのはありがたい


Ruby




稿

稿




1使


















自費出版や同人誌と比べてどう?という話はなんとも言えない










1Everyday Rails161,6003,218

1




























2

11😅

f:id:JunichiIto:20171214193515j:plain

まとめ


Ruby




Ruby


Ruby😄

f:id:JunichiIto:20171125053616j:plain

「プロを目指す人のためのRuby入門」について

「プロを目指す人のためのRuby入門」は「他の言語での開発経験があり、これからRubyを始めたい人」や「Rubyプログラミングの経験はある程度あるものの、まだまだ自信がない人」に向けて、Rubyの言語仕様や開発の現場で役立つ知識を詳しく、ていねいに解説した技術書です。

詳しくはこちらのエントリをご覧ください。

Rubyのプログラミングスキルを上げたい方はぜひ、お近くの書店、もしくはAmazon等のネットショップでお買い求めください。