俺たちの箱根駅伝 上

著者 :

  • 文藝春秋
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本棚登録 : 1523
感想 : 59
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784163917726

感想・レビュー・書評

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  • 池井戸潤さんの新刊。池井戸さんの書く小説ではやはり銀行が舞台の小説に面白さを感じていたので、スポーツの話はどうだろうかと読み始める前は考えていた。ところが実際読んでみたら、心配無用でどんどん読み進めたくなる面白さだった。池井戸さんの、人の心情をぐっと掴む巧みなストーリー展開に改めて感心してしまった。先入観や前例だけから判断し馬鹿にしたような態度を取る周囲の雑音に惑わされず、熱い思いや信念を貫き、まっすぐ突き進む人たちを見ているととても爽快な気分になる。気づけば自分も連合チームの応援者になっていた。良い盛り上がりを見せ上巻は終了。下巻もますます楽しみ。

  • 関東学生連合と放送クルーの箱根駅伝までのお話。
    面白いんですが、堂場瞬一先生の小説「チーム」と内容が似ているんですよね、、、箱根駅伝の予選に負けた各校から寄せ集められた即席連合がジャイアントキリング狙って紆余曲折しながら奮闘するみたいな、、、
    「チーム」では山城ってスーパーエースの心の変化が良くてって、、、違う小説のお話しでした。下巻は本戦ですが、めっちゃ奮闘したけどダメでしたみたいな流れが予想できてしまいます

  • 疾走感ありすぎて上下巻いっき読み!


  • GW  
    • まいけるさん
      同感です。血がおどり、涙が滲むそんな上巻でした。
      確執があるから面白いんですよね。
      同感です。血がおどり、涙が滲むそんな上巻でした。
      確執があるから面白いんですよね。
      2024/05/05
  • まさに大作の力作。

    池井戸さんが「箱根」を描くと、こういう風になるのか。

    学生連合(学連選抜)を主役にした良作は過去にもありましたが、これもまた新鮮で面白い。
    また、あの中継の舞台裏も興味深く面白い。

    下巻でまさにスタートの号砲ですね。


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  • #俺たちの箱根駅伝 上
    #池井戸潤

    本選にもれた大学の選手寄せ集めの関東連合チームと、取材・中継するテレビ局の様子が交互に描かれる。選手たちの物語だけでなく、テレビ局内のパワーゲームを持ってくる辺りが、さすが池井戸流の箱根駅伝。下巻はいよいよ本選がスタートする。

    #読書好きな人と繋がりたい
    #読了


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著者プロフィール

1963年岐阜県生まれ。慶應義塾大学卒。98年『果つる底なき』で第44回江戸川乱歩賞を受賞し作家デビュー。2010年『鉄の骨』で第31回吉川英治文学新人賞を、11年『下町ロケット』で第145回直木賞を、’20年に第2回野間出版文化賞を受賞。主な作品に、「半沢直樹」シリーズ(『オレたちバブル入行組』『オレたち花のバブル組』『ロスジェネの逆襲』『銀翼のイカロス』『アルルカンと道化師』)、「下町ロケット」シリーズ(『下町ロケット』『ガウディ計画』『ゴースト』『ヤタガラス』)、『空飛ぶタイヤ』『七つの会議』『陸王』『アキラとあきら』『民王』『民王 シベリアの陰謀』『不祥事』『花咲舞が黙ってない』『ルーズヴェルト・ゲーム』『シャイロックの子供たち』『ノーサイド・ゲーム』『ハヤブサ消防団』などがある。

「2023年 『新装版 BT’63(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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