地場野菜や果物を循環させる工房
食だけでなくモノや人も巡るカフェ
![お客さんを暖かく迎え入れる 大きな木の扉](http://bunjihappy.com/wp-content/uploads/2015/07/CIMG1116-300x216.jpeg)
お客さんを暖かく迎え入れる
大きな木の扉
お鷹の道にある史跡の駅おたカフェの運営に関わる高浜さんが、ジャムやピクルスの工房兼カフェとして2015年3月末、国分寺の北口に﹁めぐるみlabo&cafe﹂をオープンしました。
店舗をオープンしたのは、おたカフェで販売しているジャムとピクルスが2012年に国分寺ブランドとして認定を受け、ジャムなどの需要が広がったことがきっかけでした。工房として見つけたこの場所はカフェも出来る広さがあったため、国分寺産ジャムとピクルスを食べられるお店としても展開することとなりました。
![席はゆったりとしていて つい長居したくなる店内](http://bunjihappy.com/wp-content/uploads/2015/07/CIMG1129-218x300.jpeg)
席はゆったりとしていて
つい長居したくなる店内
カフェのメニューは、ジャムとピクルスを美味しく食べられるものを中心に、農家さんからいただいた旬の野菜などを取り入れたカレーやパスタを提供するなど、季節感が感じられる工夫を凝らしています。
ジャムやピクルスの他、農家さんから聞いた農作物の保存方法を参考に、野菜や果物を乾燥させた加工品の商品化を視野に入れた試作も行っているそうです。
﹁めぐるみ﹂の店名には、お店を軸に地域の作物や人が循環する︵めぐる︶場になると言う意味が込められています。その試みとして、様々なアーティストの作品の展示やワークショップを行ったり、月曜日は、知り合いを中心にカフェを貸したりしているとのこと。﹁ただ食べ物を提供するだけではなく、お店が地域のコミュニティになるよう新しく国分寺にやってきた人と昔から暮らしている人の出会いの場にもしていきたい﹂と高浜さん。
今後も農家さんを招いたトークイベントや店先でミニファーマーズマーケットを開催するなど、やってみたいことがまだたくさんあるということでした。生き生きとした表情で夢を語る姿が印象的でした。これからどんな活動が広がっていくのか、とても楽しみです。スタッフのみなさんが心地よい距離感で接してくれるのもお店の魅力。これから普段使いに欠かせないお店のひとつになりそうです。
![ジャム(750円〜)、ピクルス(500円〜)、 オリーブ塩漬け(500円)、乾燥とうがらし(300円)](http://bunjihappy.com/wp-content/uploads/2015/07/FullSizeRender-300x225.jpeg) ジャム(750円〜)、ピクルス(500円〜) オリーブ塩漬け(500円)、乾燥とうがらし(300円) |
![手作りスコーンとトマトジャム(450円) ジャムは数種類から好きなものが選べます](http://bunjihappy.com/wp-content/uploads/2015/07/b4f0d57b25f19cbddf9290609d6831da-300x225.jpeg) 手作りスコーンとトマトジャム(450円) ジャムは数種類から好きなものが選べます |
高浜さんのぶんハピ 国分寺歴 約10年
![左:オーナーの高浜敬子さ 右: スタッフの菅谷智美さん](http://bunjihappy.com/wp-content/uploads/2015/07/65f75bd6b066773a035b5621c63fe477-300x205.jpeg)
左:店長の高浜敬子さん
右: スタッフの菅谷智美さん
人との繋がりを発見したとき
人との繋がりが広がったり、思いがけず知り合った人がまた別のところで自分の知人と繋がっていたことが分かった時などは、とても嬉しい気持ちになりますね。
菅谷さんのぶんハピ 国分寺歴 約1年
「くうふく」の天丼
めぐるみlabo&caféと同じ通りにある
「くうふく」の天丼を食べている時が至福の時間です。
子連れのぶんハピポイント
![絵本を通して新しい繋がりが生まれるかも](http://bunjihappy.com/wp-content/uploads/2015/07/CIMG1190-289x300.jpeg)
絵本を通して新しい繋がりが生まれるかも
めぐるみlabo&cafeでは店内に、ぶんハピが定期的に実施しているベビーグッズxChangeの絵本のみの棚を常設していただきました。カフェご利用の方を対象に、絵本の物々交換がいつでも出来ます。家にある読まなくなった絵本を持ってきて本棚に追加し、代わりに置いてある絵本が気にいれば持って帰ることができます。絵本がお店を軸に循環していく素敵な試みです。ご来店の際は是非、不要になった絵本があればご持参下さい。
広々としたソファー席でゆっくり食事やデザートを楽しみながら絵本を読んだり、家で寛ぐような感覚でお子さまとのカフェタイムが楽しめます。
取材‥ぶんハピリポーター
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