SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

Cでわかるオブジェクト指向

【第5回】委譲


  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

 第5回になる本連載も、今回で最終回となりました。最終回である今回は、「継承」と並びオブジェクト指向プログラミングで多用される「委譲(delegation)」という手法について解説していきたいと思います。

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加

オブジェクト指向の基本–委譲

委譲とは

 「委譲(delegation)」とは、メッセージに対する実際の振る舞いを別のオブジェクトに委ねることで別のオブジェクトの振る舞いを再利用する手法のことです。

図1:委譲の概念
図1:委譲の概念

 







 

使


 1

 

 

 使
図2:機能追加だけに継承を利用していった例
図2:機能追加だけに継承を利用していった例

 上記のように、そのオブジェクトの持つ構造に関して知る/触れる必要が無く、機能のみを再利用したいといった場合に、委譲を使用します。

図3:継承と委譲の再利用の対象の違い
図3:継承と委譲の再利用の対象の違い

 それでは、委譲を実際にCで実現していきましょう。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

次のページ
Cによる委譲の実現(1)

この記事は参考になりましたか?

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
Cでわかるオブジェクト指向連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

 Ruby 

1978200620097 RubyLOCALRuby

稿


この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • X ポスト
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
CodeZine(コードジン)

https://codezine.jp/article/detail/3710 2009/03/17 13:14

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング