「我は被害者」
http://d.hatena.ne.jp/Francesco3/20091205/1259974620
ここで反発している人たちは自分たちが被害者であると(無意識かもしれないが)認識しているように感じる。
アダルトメディアの規制問題にしても同様な認識を感じることがあるが、誤読というよりも視野狭窄で相手を理解しようとしないというか、(勝手に)悪意を見出して被害者意識で凝り固まってしまっているようだ。
大本になった﹁男はケモノ﹂の議論にしても最初は﹁男を性的に刺激すると危険だから自衛しろ﹂*1という曽野綾子氏の意見が元で、それが事実なら男の方を檻に入れろということだろう。
元々の曽野綾子氏の認識がおかしいのだから、結論が極論になるの当然だろう。なのに、結論部分だけに噛み付いて自分たちが不当に貶められていると捉えているように見える。
大体、﹁男を性的に刺激すると危険﹂というのは他の人も言っているが、男性に対しても失礼な認識だし、その理屈を推し進めれば女性は自衛のためにアダルトメディアを禁止するように運動しなければならなくなる。
刺激的な服装(これにしたって制服やスーツが嗜好に合う人間なんてそう珍しいものではないと思うが)の女性を目にしただけで性的刺激を受け、性犯罪を犯すような人間が大勢いるのなら、性的なコンテンツは性犯罪を誘発させる危険性が大ということになってしまう。
一応、言っておくと私自身はポルノが性犯罪を頻発させるとは考えていないし、女性が薄着やミニスカートをしていたからといって同様に頻発するとは考えない。
*1:私の要約だが