ドラえもんのひみつ道具から見えるのび太の特徴
﹃てんばつ帽﹄を被った状態でわざと嘘をつき、さらに傘をさして庭の水撒きの手間を省くと言う頭の良さも見せることもある。勉強は苦手でも、ドラえもんの道具をうまく使いこなす機転も描かれている。それ以外は以下のようなネガティブな特徴もあったりする。
﹃うそつきかがみ﹄で、﹁ぼくの顔はどうして漫画みたいなんだろう﹂と独り言を呟いたり、﹃消しゴムでノッペラボウ﹄では、顔が母の玉子にそっくりな事について﹁うんがわるかった。﹂などと述べており、自身の容貌をかなり気にしている。
﹁ドガジャーン﹂と表現されるほど、歌が下手である。﹃ちく電スーツ﹄では、スネ夫から﹁ジャイアンよりひどい﹂と酷評された。
﹃ライター芝居﹄では﹁血﹂を﹁皿﹂と書いたり、﹃音のない世界﹄では﹁今﹂の字を逆に書き、﹁日﹂を﹁目﹂と書いていた。
読書が苦手。特に、活字の本を読むと一ページも読まずに眠くなるらしい(﹃人間ブックカバー﹄より)。
﹃人生やりなおし機﹄で、5歳に戻って、周囲から神童扱いされたのはいいが、小学校2年生程度の学力はずっと変わらず、同じ人生を結局繰り返してしまった。