田中貢太郎

この度、卒業論文として執筆した大泉黒石の伝記研究を、私家版として少数部発行いたしました。拙稿は国立国会図書館(東京のみ)、日本近代文学館、神奈川近代文学館、長崎県立図書館郷土資料センターに寄贈いたしましたので、一定期間後にこれらの機関でお読みいただけます。また、インターネットでもダウンロードが可能となっております(黒石大泉清伝 - Google ドライブ)。本ブログでは、拙稿に関する追加や訂正等を発信していければと考えております。 拙稿の内容といたしましては、大泉清が「大泉黒石」として「誕生」するまでの軌跡を中心に検討した伝記研究となっております。主な新発見としては「大泉黒石」「大泉清」以外の…

ホラー・ドラコニア少女小説集成菊燈台澁澤龍彦著山口晃 絵 2003年11月25日初版第1刷119ページ平凡社 悪党塩田主に売り飛ばされた少年は、その娘の美少女の奴隷（燈台）にされ、夜毎少女の快楽に奉仕させられる。倒錯の性に酔いしれる二人を待つ運命は？ 澁澤ホラーの最高傑作。(本書紹介文より抜粋) 本書の澁澤龍彦著の「菊燈台」は田中貢太郎の宇賀長者物語をモチーフにした話。山口晃が描く挿絵がとても美しくエロティックで幻想的。美少年の菊麻呂と美少女の志乃の恋物語とも言えると思う。挿絵、装丁共に美麗でおすすめの本である。 山口 晃 挿画 ［菊 燈 台］2004年 7月30日[金]― 9月12日[日]h…

いらっしゃいませ。bbaです。本日は公休日でございます。ここ数日続いた🎵繋がりで聴くをテーマに日記を書いてみようかと思います。音楽ではないのですが。 皆さま“本の朗読”を試されたことはおありですか？ワタシは全くなかったのですよ。ここ数年前まで電子書籍も“邪道よっ！”って毛嫌いの読まず嫌いでした。シンプリスト的には書籍というモノが増えないし、リーズナブルな優れものなのですがね。やっぱり紙とか印刷が好きなんですね。後はなんというか本の貸し借りが出来ないじゃないですか、電子版だと。実際に貸したり、借りたりは滅多にしないのですが、その楽しみが無いなっていうだけで寂しい気持ちになってしまったり。それが徐…

このノートなんですけど Standard Products バンド付きレザー調ノート モレスキンリスペクト系ノートなんですかね？モレスキン使ったことないので比較はできないんですが（高すぎ） このバンド付きレザー調ノートは300円くらいだったかなと思いますが、かなり気にいっています。 個人的お気に入りポイント 万年筆で書いてもそんなに引っかからない そんなに裏抜けしない そんなににじまない インクが乾くのも心なしか早い 紙がそんなに薄くない なんかおしゃれ（大事！） お世辞にも紙の質がめちゃくちゃいい…とかいうことはないですが、万年筆で筆記するのに問題なく使えます。 今わたしは大絶賛万年筆＆イン…

皆様、ご機嫌いかがでしょうか。本日は【160】バットを振りました。 色にちなんだ小説を読みながら、バットを振ってます。 今日は藍色です。田中貢太郎の『藍微塵の衣服』の出だしです。 これは怪談なので、お化けが出てくる前でストップしました。 青空文庫より田中貢太郎『藍微塵の衣服』 これは東京の芝区にあった話である。芝区の某町に質屋があって、そこの女房が五歳か六歳になる女の子を残して病死したので、所天（ていしゅ）は後妻を貰った。 後妻と云うのは、気質の従順な、何時いつも愉快そうな顔をしている女で、継子ままこに対しても真の母親のような愛情を見せたので、継子も非常に懐なついて、所天も安心することができた…

弟が働いていた焼肉店の怪異 yukidarumasergeant コレは弟が以前働いていた店の話 雪だるま軍曹には弟がいるのですがその弟が以前働いていた静岡県浜松市の某焼肉チェーン店のとある店舗のお話です そのお店には店員や業者さん用の出入口が店の裏にあるのですが毎晩深夜0時頃になるとその裏口のドアが勝手に開きバン！と閉じると言う話です 弟が夜店の閉め作業をしていた時に体験してその場にいた先輩方に話したら"いつのもアレだね"と言うような反応で良くあるらしいです その他に特に害などもなく誰もいないのに深夜に裏口のドアが勝手に開き閉まると言う怪異だそうです 以前弟から聞いていたのを思い出したので記…

青空文庫にある田中貢太郎作品の読了記録置き場。ただの一言メモ。タイトル50音順。 スキマ時間にさくっと読めるものばかりです。すぐに読めるように青空文庫へのリンクも貼ってあります。

父親の遺言状 yukidarumasergeant 雪だるま軍曹が聞いた不思議な話 これはおじいちゃんの声を聞いた僕の同僚から聞いた別の話 【実話談】おじいちゃんの声 - 雪だるま軍曹の部屋 これは同僚の父が亡くなってまもない頃の話 同僚は夢の中で父に会い話をしたそうです 夢の中の父はしきりにやり残した事がありそれを手紙に書いてあると娘である僕の同僚に伝えてきたそうです 朝目覚めて夢の中で父に言われた場所を探すと父の遺言状が出てきたそうです 今回はこんなお話でした この体験をした同僚は幼い頃より何度も不思議な体験をしてきたと言います 僕もそうであったので共感する所がありゆっくりとそう言ったお話…

ムー民俗奇譚 妖怪補遺々々 作者:黒史郎 学研プラス Amazon 読了日2019/04/24。 本書は、作家で竹書房の怪談文庫の常連でもある筆者が、様々な民俗誌や地方の民話集から、興味のアンテナに引っかかった話を丹念に拾い集めた怪談集である。 出所の多くが民話や民間伝承であり、狸や狐も登場するが、筆者の収集した物語は、いずれもどこか禍々しい（筆者自身の挿絵も相俟って）。夜道で出会うもの・凶兆となるもの・会うと不幸になるもの・訪うものなど、民俗的というよりは、現代的な怪談（『新耳袋』や『不安の種』のような都市伝説的・不条理的な）と似通ったテイストである。これらはある種の短さ・断片性と切り離せな…

[日記]巷に雨の降る如く 本日所用で休み。 病院というのは色々時間と手間がかかるものだ。 とにかく明日だ。 それはそれとして、体温計測したら37度超えてた三度目で36度台だったので助かった(?)けれど、慌てて小走りしたせいだろう。デブはきついなあ。やせないと。しかしこれまたきついのだ。 [日記]朝～夜 通常時刻に起床。 朝食後、自宅で仕事。 朝食後、病院へ。 色々こなして夕方前帰宅。明日は一日仕事なので英気を養おう。そうしよう。 今日は雨がひどくて頼んでおいた本がいくらかやられた。悲しい… [由無し言]今日の由無し言 【恐怖】京都人「バスを観光客が乗る場合は住民より高い運賃を払わせるどす」 地…