「ファイル共有ソフトの利用に関する調査〜アンケート調査〜」を読んでみた

2chダウンロード板の状況を調べてみた - longlowの日記で少し触れましたがACCS - 一般社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会が公表しているファイル共有ソフト利用実態調査」はなかなか興味深いです。そこでニュース等であまり触れていないような点や個人的に気になった点について見てみようと思います
資料は
ファイル共有ソフトの「現在利用者」、初めて1割を超える〜利用実態のアンケート調査、クローリング調査の結果まとまる〜(2008/12/12)〜
アンケート調査結果(概要)(pdf)より

なぜファイル共有を始めたのか


Iwidows100%2.1%
ACCShttp://www.askaccs.ne.jp/xoops/modules/weblinks/
http://www.askaccs.ne.jp/xoops/modules/weblinks/viewcat.php?cid=9&sortid=0&page=2



c474  

1WinMX
16
2WinMXPCCD-ROMWinMX
17


ACCS
使使
使
 




ファイル共有をやめた理由


DL123調3
Yotubbe稿63%


ダウンロード数


音楽ファイルのダウンロード数が際だっており1年間のダウンロード数が50を超えるようなヘビーユーザーも多い。これはGnutellaLimeWireCabos)の流通ファイルに音楽系がとにかく多いことが理由なのでしょうが(これについては別に取り上げる予定)。あと2chダウンロード板を見てると思うことなのですがアニメやゲーム、ビジネスソフトのようなアプリケーションソフトのダウンロード数が思った以上に少ないかなと

接続時間


帯域問題にも関わる接続時間だけど現在利用者の内1日中使っているような人は平日で11.6%、休日で14.2%とさほど多くはないです。たいていは接続時間が3時間未満で、「ほとんど接続しない」が平日と休日で大きく隔たりがあるところ見ると休日だけしか接続しない層も多いのではないかと思います。本当は「一週間にどれくらい接続するか」という項目があればよりはっきりするところなのでしょうが

消費への影響


これについてはACCSのサイトで「アンケート調査結果(ポイント)」として触れられているのですが、あれだけ見ると「減った」以外がわかりづらいのでこれも載せてみました。こう見ると多くは「変わらないと」と答えています。まあ普段購入しないから「変わらない」という層もありそう気もしますが

ちょっとした雑感

ニュース記事だと
ファイル共有ソフトの「現在利用者」は10.3%、ACCSなどが調査
ファイル共有ソフトの「現在利用者」、1割超える──ACCSなど調査 - ITmedia News
と現在利用者が1割を超えたということが前面にきていてその印象がだけが強くなってますが、調査報告書を読んでみるとまた違った一面が見えてきます。ここに触れた以外にも面白そうな項目もあるため暇があれば目を通してみるのもよいかもしれません