RubyKaigi 2011で発表しました
RubyKaigi 2011の二日目が終わりました。来場者の皆さん、スタッフの皆さん、誠にありがとうございます。
いろいろ忙しかったり、緊張したりもしたけれど、とても楽しい時間を過ごせています。三連休完全外出を許容してくれた妻子にもありがとう。
さて、今日は発表枠をいただいて、RSpecでテストを書きながらRailsアプリを開発する話をしました。
Test Context Arrangement Recipebook
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講演中にも申したとおり、最初のRubyKaigiが行われた2006年(の会議終了ちょっとあと)からいままでの5年間ほぼ毎日、RSpecとRailsを使ってきました。今日はそこで見いだしつつある︻独自研究︼を話させていただきました。講演終了後から懇親会で声をかけていただいた方々には好評だったようで安心しています。TDDの師匠の師匠にも好評で安心しました。
時間がなくて質疑応答が出来ませんでしたが、その後の懇親会などでいくつか質問をいただきました。追々この日記にも書いていきたいと思いますが、とりいそぎ﹁今日お話ししたデータとセットアップ方法の分類は、あくまで叩き台を出すためのです。ゼロベースで話を始めるよりよほどいい筋だと思っています。﹂ということはお伝えすべきと思いました。
講演で話した簡易分類は﹁第一回テストデータ整理検討ミーティング﹂の草稿に使うべきモノであり、そこからチームの皆さんで適切に補正していくモノです。皆さんが信じるべきモノは、私の︻独自研究︼ではなくチームの仲間が感じている違和感やドメイン知識です。そこの使い方だけちゃんと抑えていただければそこそこ有効に、皆様のテスト駆動開発の一助となるのではないかと思います。
ということで、本日はありがとうございました。皆様のソフトウェア開発を、テストコードがいい感じに支えてくれるよう、願っています。