2003年6月25日。
Evanescenceのアルバム﹁Fallen﹂が発売された日である。
先行シングルだった﹁Bring Me To Life﹂のおかげもあり、アメリカで600万枚、イギリスで90万枚、日本でも25万枚を売上げプラチナディスク認定を受けている。
当時今ほど音楽を聴いていなかったけれど、こんな最高の歌声は聴いたことがなかった。
しかもサウンドはめちゃくちゃヘヴィ。
ジャンルはゴシックメタル。
ヘヴィなサウンドに声楽みたいな伸びやかな女性の声。
スゴイ。
楽曲もいい。
欲しい。
そんな出会いから10年以上たつのだが、未だにこの衝撃から抜け出せていない。
そして、Amy Lee以上のヴォーカリストを見つけていない。
それでも新しい女性メタルヴォーカルは生まれている。
そんな彼女たちを紹介したい。
Evanescence - Bring Me To Life - YouTube まずこのバンドを紹介しないと始まらない。 Evanescenceは元々ヴォーカルのAmyとギターのBen Moodyが作ったバンド。 ヘヴィなサウンドとAmyの圧倒的な歌唱力が最大の魅力。 表現としてそれ以上でもそれ以下でもないのだけど、至高のサウンドを生み出すバンドである。
Within Temptation - Ice Queen [OFFICIAL VIDEO ... Within Temptationはオランダのシンフォニック・ゴシックメタルバンドである。 今回紹介するヴォーカルの中で一番EvanescenceのAmyに近い雰囲気があるヴォーカリストである。 正式なヴォーカルトレーニングを受けたことがないとのことだが、そのヴォーカルはどこか声楽的であり、ただパワフルに歌うだけの歌唱法ではない。 バンドのシンフォニック感と非常にマッチした良い歌声であることは間違いない。
Amaranthe - Hunger - YouTube スウェーデンのメタルバンドであるAmarantheはちょっと変わったバンドである。 Clean VocalのJake、Female VocalのElize、GrowlのHenrikと3人ヴォーカルがいるのだ。 その中でElizeは自分の役割を全うしている。 高音域の安定感はさることながら、太い歌声でサウンド全体にパワーを与えてくれる。
Nightwish-FantasMic Live - YouTube フィンランド出身のシンフォニックメタルバンドであるNightwishはメインの女性ヴォーカルとともにベースのMarco Hietalaもメインを歌うスタイルである。 Tarja Turunen、Anette Olzon、Floor Jansenと3人のヴォーカル変遷がある。 いずれのヴォーカルも声楽ベースの歌唱法であるので、気持ちよく声が出ると同時にバンドのシンフォニックさをさらに強く打ち出すことに成功している。 Nightwishが作ったシンフォニックメタルスタイルは後のバンドにも影響を与え続けている。
ARCH ENEMY - Ravenous (OFFICIAL VIDEO ... Arch Enemyはスウェーデンのメロディックデスメタルバンドである。 元々男性ヴォーカルのJohan Liivaがいたのだが、脱退後にAngela Gossowが加入し女性ヴォーカルとなる。 ただ、問題は楽曲でのヴォーカルがデス声なのである。これをやってのけたのがAngela姉さんその人である。 普通の女性では出せないようなデス声を披露している。 それからマネージメント業をメインにするためにAngela姉さんは脱退するのだが、その後加入したAlissa White-Gluzもなかなかのデス声を披露している。 女性なら、女性らしい音域と声がやってくると思ったら大間違いだ。
Halestorm - Apocalyptic [Official Video] - YouTube ヘイル姉弟有するHalestormはメタルというよりもハードロックバンドである。 Lzzyはギターを弾きながら歌う姿がカッコ良く、その歌声はハスキーである。
グラミー賞のBest Hard Rock/Metal Performance部門を受賞したこともあるその実力は本物。 まだアルバムを3枚リリースしているのみなので、これからさらなる発展を期待したい。
HUNTRESS - Eight of Swords | Napalm Records ... Huntressはアメリカのシンフォニック・デスメタルバンドである。 その紅一点のヴォーカルJillの経歴と実力がスゴイのだ。 10代の頃はオペラ歌手としてヨーロッパツアーを行ったことがあり、声楽的な歌唱法と共にデス声も一人でこなす器用さを1曲の中で垣間見ることができる。 とはいえ、まだまだ他のバンドに比べて知名度が低いことと、アルバム2枚のリリースのみである点が残念なところ。 もっと多くの音楽を聴いてみたいバンドである。
当時今ほど音楽を聴いていなかったけれど、こんな最高の歌声は聴いたことがなかった。
しかもサウンドはめちゃくちゃヘヴィ。
ジャンルはゴシックメタル。
ヘヴィなサウンドに声楽みたいな伸びやかな女性の声。
スゴイ。
楽曲もいい。
欲しい。
そんな出会いから10年以上たつのだが、未だにこの衝撃から抜け出せていない。
そして、Amy Lee以上のヴォーカリストを見つけていない。
それでも新しい女性メタルヴォーカルは生まれている。
そんな彼女たちを紹介したい。
Evanescence / Amy Lee
Evanescence - Bring Me To Life - YouTube まずこのバンドを紹介しないと始まらない。 Evanescenceは元々ヴォーカルのAmyとギターのBen Moodyが作ったバンド。 ヘヴィなサウンドとAmyの圧倒的な歌唱力が最大の魅力。 表現としてそれ以上でもそれ以下でもないのだけど、至高のサウンドを生み出すバンドである。
Within Temptation / Sharon den Adel
Within Temptation - Ice Queen [OFFICIAL VIDEO ... Within Temptationはオランダのシンフォニック・ゴシックメタルバンドである。 今回紹介するヴォーカルの中で一番EvanescenceのAmyに近い雰囲気があるヴォーカリストである。 正式なヴォーカルトレーニングを受けたことがないとのことだが、そのヴォーカルはどこか声楽的であり、ただパワフルに歌うだけの歌唱法ではない。 バンドのシンフォニック感と非常にマッチした良い歌声であることは間違いない。
Amaranthe / Elize Ryd
Amaranthe - Hunger - YouTube スウェーデンのメタルバンドであるAmarantheはちょっと変わったバンドである。 Clean VocalのJake、Female VocalのElize、GrowlのHenrikと3人ヴォーカルがいるのだ。 その中でElizeは自分の役割を全うしている。 高音域の安定感はさることながら、太い歌声でサウンド全体にパワーを与えてくれる。
Nightwish / Tarja Turunen～Anette Olzon～Floor Jansen
Nightwish-FantasMic Live - YouTube フィンランド出身のシンフォニックメタルバンドであるNightwishはメインの女性ヴォーカルとともにベースのMarco Hietalaもメインを歌うスタイルである。 Tarja Turunen、Anette Olzon、Floor Jansenと3人のヴォーカル変遷がある。 いずれのヴォーカルも声楽ベースの歌唱法であるので、気持ちよく声が出ると同時にバンドのシンフォニックさをさらに強く打ち出すことに成功している。 Nightwishが作ったシンフォニックメタルスタイルは後のバンドにも影響を与え続けている。
Arch Enemy / Angela Gossow～Alissa White-Gluz
ARCH ENEMY - Ravenous (OFFICIAL VIDEO ... Arch Enemyはスウェーデンのメロディックデスメタルバンドである。 元々男性ヴォーカルのJohan Liivaがいたのだが、脱退後にAngela Gossowが加入し女性ヴォーカルとなる。 ただ、問題は楽曲でのヴォーカルがデス声なのである。これをやってのけたのがAngela姉さんその人である。 普通の女性では出せないようなデス声を披露している。 それからマネージメント業をメインにするためにAngela姉さんは脱退するのだが、その後加入したAlissa White-Gluzもなかなかのデス声を披露している。 女性なら、女性らしい音域と声がやってくると思ったら大間違いだ。
Halestorm / Lzzy Hale
Halestorm - Apocalyptic [Official Video] - YouTube ヘイル姉弟有するHalestormはメタルというよりもハードロックバンドである。 Lzzyはギターを弾きながら歌う姿がカッコ良く、その歌声はハスキーである。
グラミー賞のBest Hard Rock/Metal Performance部門を受賞したこともあるその実力は本物。 まだアルバムを3枚リリースしているのみなので、これからさらなる発展を期待したい。
Huntress / Jill Janus
HUNTRESS - Eight of Swords | Napalm Records ... Huntressはアメリカのシンフォニック・デスメタルバンドである。 その紅一点のヴォーカルJillの経歴と実力がスゴイのだ。 10代の頃はオペラ歌手としてヨーロッパツアーを行ったことがあり、声楽的な歌唱法と共にデス声も一人でこなす器用さを1曲の中で垣間見ることができる。 とはいえ、まだまだ他のバンドに比べて知名度が低いことと、アルバム2枚のリリースのみである点が残念なところ。 もっと多くの音楽を聴いてみたいバンドである。
最後に
バンドの中でメタルバンドは一部であり、メタルバンドの中で女性ヴォーカルはごく限られてくるため、メタルバンドの女性ヴォーカルというだけで非常に希少価値がある。 もちろん、今回紹介したのが女性メタルヴォーカルの全てではない。 だが、今回紹介したような日本でも知名度があり、売れている方のバンドには一定の傾向がある。 要素としてはゴシック・シンフォニック・デスの3要素であった。 これからさらに売れてくるバンドがあればここに別な要素が入ったり、消えることが考えられる。 これからも女性ヴォーカルのメタルバンドに注目していきたい。 それにしても、やっぱりEvanescenceは最高のバンドであることを再認識した。 こちらからは以上です。
![Ravenous [Explicit]](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/61YaDj0jC3L._SL160_.jpg "Ravenous [Explicit]")
- アーティスト: Arch Enemy
- 出版社/メーカー: Century Media Records Ltd
- 発売日: 2008/11/24
- メディア: MP3 ダウンロード
- この商品を含むブログを見る
- アーティスト: Halestorm
- 出版社/メーカー: Atlantic / Wea
- 発売日: 2009/05/12
- メディア: CD
- 購入: 1人 クリック: 2回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
合わせて読みたい
