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そりゃ利用者は車で来るわけですから、クルマで来れる場所の方が便利なんですよ。 でも、それだけじゃないんですよね。 アホみたいどころか、大学の都市計画の講義テーマになるぐらいスゲー真面目な理由なんです。 高速道路は大抵は町はずれにあります。 高速道路のICの周囲も町はずれです。 そして高速道路のICの近くに何かを作る場合、たとえば配送センターとか車の修理工場といったものが進出したがりますね。 これは交通の要衝にある方が便利だからです。 ですからそういう施設が進出しやすいように土地の使い方を法律で決めているのです。このような地域というのは都市計画で「準工業地域」という地域になります。 さて、ラブホテルというのは「風俗営業」です。よって学校の近隣、住宅地などには制約があって建設できません。 法令上も設置できるのは商業地域と準工業地域だけです。 商業地域というのは駅前などですが、学校があったりしますし土地の値段も高いですね。 ですから、ラブホテルが進出しようとすると・・・そう。準工業地域になるのです。 そして、町はずれなので学校などが無く、住宅も少ない場所は制約がない・・・つまり、高速のIC周辺というのはラブホテル建設に法令的に向いた土地なんです。 そして、ラブホテルを利用する場合、多くはクルマで利用しますね。昔は「モーテル」と言ってましたし。となれば交通が至便な場所がいい。 となれば、配送センターなどと同じで高速のIC周辺はものすごく理想的なんです。 なので、高速のIC周辺に数多く立地しています。 高速のIC周辺に集まるクルマは高速が一番多いわけですから、看板も建物も高速からの視点を気にして作るということですね。 近年開通したICの周囲には比較的少ないのですが、これはそれに懲りた自治体が「風俗禁止」の地域にしていることが影響してます。 昔からあるホテルが山地部によくあるのですが、これも法律の効力が及ばない(専門的には白地地域と言います)地域だからです。 車を使って客は来る。立地に制限がある。見事に思惑が一致したからなんです。 実はアホみたいでものすごい真面目な理由なんですよ。。。
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質問者からのお礼コメント
お礼日時:2010/8/17 21:48