工場と田んぼの街だったが、2000年以降、状況が激変。タワーマンションが林立する人気エリアとなった武蔵小杉だが、急激過ぎる開発を危惧する声も出ている
Photo by Tomoko Tsumoto
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 国土交通省が2013年公示地価を発表した3月21日、川崎市役所まちづくり局は歓声に包まれた。住宅地の地価で、長らく神奈川県下でトップだった横浜市中区山手町を抜き、川崎市中原区小杉町、つまり武蔵小杉エリアが1位に輝いたのだ。

 それだけではない。東京圏における住宅地の地価上昇ランキングトップ10のうち、3地点が武蔵小杉駅を最寄り駅とする地点だった。上昇率1位だった中原区小杉町2丁目地点は前年比で9.1%もの大幅上昇となった。








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