今年10月に経営統合するドワンゴとKADOKAWA。ネットメディアの将来をどう見ているのか、川上量生ドワンゴ会長にインタビューを行った。そこで、川上会長は意外な事実を口にした。(聞き手/週刊ダイヤモンド編集部 小島健志)
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1968年愛媛県生まれ。91年京都大学工学部卒業、ソフトウェアジャパン入社。97年ドワンゴ設立、代表取締役社長。2000年代表取締役会長、06年末ニコニコ動画を開発してサービス開始。11年スタジオジブリ入社、鈴木敏夫プロデューサーに「見習い」として師事。
Photo by Naoyoshi Goto
――インターネット上のメディアで成功したビジネスモデルはまだ生まれていないようですが、やはりそのモデルは月額定額制といった「サブスクリプションモデル」が有力なのでしょうか。
ええ。例えば、日経新聞社の電子版についていえば、結構、加入者がいるのではないでしょうか。僕も入っていますよ。