WMV9の高度な設定

Microsoft WMV9
読めばわかりますが、Windows Media Player 11インストール後に対応可能となります。 それ以前(WIndows Media Player 10環境)のレジストリ設定については、昔のページをご覧ください。

WMV9Advanced Profile WME WME Advanced Profile3
32bitWMVA
FOURCC"WMVA"WindowsMediaPlayer10使 VC-1使

64bitWVC1
FOURCC"WVC1" 64bitWindowsXP pro

32bitWVC1
FOURCC"WVC1" Windows Media Encoder Studio Edition Windows Media Format 11 SDK WindowsMediaPlayer11
詳細な設定をするには以下の場所にレジストリを追加する。
\\HKEY_CURRENT_USER\Software\Microsoft\Scrunch\WMVideo
削除すれば元に戻る。設定できる項目は以下の通り。
Compression Optimization Type

32WVC1
REG_DWORD
0
1
 Motion Search Level = 1
 Motion Match Method = -1
 Dquant Option = 2
 Motion Search Range = -1
 NumBFrames = 1
 Motion Vector Cost Method = 1
 Force LoopFilter = 1
DenoiseOption
使
advanced profile
REG_DWORD
0
1
Dquant Option
Dquant Strength Dquant
32WVC1
REG_DWORD
0
1I
2I,P
3I,P,B
Dquant Strength
CPU Dquant Option1,2,3
32WVC1
REG_DWORD
0
1
2
3
■Force B Frame Delta QP
Bフレームとその参照先フレームの量子化器間の増分を指定する。
32ビットのWVC1専用
REG_DWORD
0〜31:増加量
■Force Encoding Height
■Force Encoding Width
内部的にリサイズしてデータを圧縮する。
すべてのadvanced profileで有効。
REG_DWORD
32〜8192:サイズ(32の倍数に丸められる)
■Force LoopFilter
ループフィルタを使用する。 ブロックノイズが低減されるが、映像がソフトになる。
すべてのadvanced profileで有効。
REG_DWORD
0:無効
1:有効
Force Median
使 使
advanced profile
REG_DWORD
0
1
Force NoiseEdgeRemoval
21 3
advanced profile
REG_DWORD
0
1
■Force NumThreads
エンコード時のスレッド分割数を指定する。 マルチプロセッサ機などでエンコードする際に効果的。 スレッド分割すると若干の画質低下が起こりうる。
すべてのadvanced profileで有効。
REG_DWORD
1,2,4:スレッドの数
Force Range Reduction

advanced profile
REG_DWORD
0x0M0m0N0n
  M
  mM
  N
  nN
  08
   0x00000000     0xFFFFFFFF 
■Force Overlap
エンコード時のオーバーラップの使用を指定する。 画がスムーズになる。
32ビットのWVC1専用
REG_DWORD
0:無効
1:有効
■Force Video Scaling
ビデオスケーリング最適化の使用を指定する。 低ビットレート時の視覚的な品質を改善する。
32ビットのWVC1専用
REG_DWORD
0:無効
1:消極的に使用
2:積極的に使用
■Lookahead
現在のフレームより後のフレームをエンコード前に評価する。 より効果的にエンコードできる。 Windows Media Format SDKを使ったアプリケーションは先読みに対応していないため、 指定したフレーム数ぶんだけ出力にズレが生じる。
すべてのadvanced profileで有効。
REG_DWORD
0〜16:フレーム数
■Macroblock Mode Cost Method
マクロブロックのモードを決めるための計算方法を指定する。
32ビットのWVC1専用
REG_DWORD
0:SAD/Hadamard(歪)
1:RD cost(レート+歪)
■Motion Match Method
動き検索のための評価計算の方法を指定する。
32ビットのWVC1専用
REG_DWORD
0:SAD
1:Hadamard
-1:Macroblock-adaptive(マクロブロック毎に決定)
■Motion Search Level
動き検索に使用するビデオ情報を指定する。
32ビットのWVC1専用
REG_DWORD
0:輝度のみ
1:輝度と色差近似値
2:輝度と色差
-1:マクロブロック適応
-2:マクロブロック適応と色差近似値
Motion Search Range

32WVC1
REG_DWORD
0±64±32
1±128±64
2±512±128
3±1024±256
-1
■Motion Vector Coding Method
動きをベクトル化する際の方法について指定する。
32ビットのWVC1専用
REG_DWORD
0:デフォルト
1:水平方向へ拡大
2:垂直方向へ拡大
3:水平・垂直方向へ拡大
■Motion Vector Cost Method
動きベクトルの符号化のコスト(計算量)の割り当て方を指定する。 動的にすると画面内で最適になるようにブロック間で融通を利かせる。 32ビットのWVC1専用
REG_DWORD
0:静的
1:動的
■NumBFrames
双方向予想フレーム(Bフレーム)の数を指定する。 デフォルトではBフレームは使用せず、IフレームとPフレームだけを使用する。 Bフレーム指定なしが IPPPPPPPPPPI で、指定2が IBBPBBPBBI である。 Bフレームを挿入すると、Iフレーム間におけるP,Bフレームの数が変わり、 設定したキーフレーム間隔を超過する可能性があることに注意する。 Windows Media Format SDKを使ったアプリケーションは先読みに対応していないため、 指定したBフレーム数ぶんだけ出力にズレが生じる。
すべてのadvanced profileで有効。
REG_DWORD
0〜16:Bフレーム数
■Perceptual Option
映像中の重要な部分と重要でない部分を決めて、 重要な部分での品質を重視する。
すべてのadvanced profileで有効。
REG_DWORD
0:無効
1:有効
■Video Type
インターレースの検出方法を指定する。
32ビットのWVC1専用
REG_DWORD
0:標準
1:すべてインターレースフレームとみなす
2:すべてインターレース映像のフィールドとみなす
3:1か2かを自動検出する
4:1か2かプログレッシブかを自動検出する
DVDVC-1



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