河上みつえ氏のツイートで炎上。当たり前のことを言ったまでで、謝罪する必要は全くない!
河上みつえ氏のツイートにより、批判が集中して炎上しツイッターを閉じたということだ。
私は直接見てないのでわからないが、残っているものから拾ってきたのが次のツイートだ。
≪宮崎の火山が噴火し続けている。牛や鳥を大量に殺処分して、命を粗末にしていることに宮崎の大地の神様が怒り猛っているように感じる。 2011-02-04 00:33:24≫
とのことだ。
この表現で特に日の丸が入っている人たちから攻撃され、拡散されていったようだ。
自身のブログでも二日にわたってお詫び文を書いている。
≪一連の口蹄疫、鳥インフルエンザの蔓延は天災であり、人災でもあります。止むことなく、家畜伝染病が蔓延する状況を心から憂い、何とか収まってほしい一心で、自然の神様に祈る思いでメッセージを発しました。絶たれた命の鎮魂を一心に祈り、火山の噴火が一刻も早く鎮みますように、くらしに平和が訪れますようにと、自然に対する畏敬の念を抱きつつ、メッセージを発したつもりでした。罹災された農家や関係者のみなさまを非難するような意図は全くございませんでした。≫
として、その背景として子供の頃より祖父母からの教育があったようだ。
≪子どもの頃、今は亡き祖父母との夕食時に、﹃食べ物を粗末にしたらばちがあたる。米一粒牛乳一滴でも命がこもっているんやで。食べ物で命を頂き、その命で生かされてるんや、残したらあかん、全部食べや。﹄といつも食事の時に言われて大きくなりました。≫
こうした観点から、上記のツイートは人間のエゴに比重を置いているのがわかる。
これをトンデモナイとして批判している連中の多くは、日の丸をアイコンにつけ、このツイートに限らずに、河上氏に対して元々批判的な輩達が多いことがわかる。
批判ツイートからニコニコ動画にリンクされていたので見てみると、なんだか日の丸を鉢巻にした怪しい雰囲気で話だしたが、それが小学生がたどたどしく放送しているような代物で、見るに耐えられなかったから途中で止めた。
こんな連中に対して謝る必要は全くない。宮崎の農家に誤れともいっているが、視点がそもそも違う。
こいつらは、ただ上げ足を取って喜んでいるだけの卑近な連中である。
河上氏の真意はこうだといって、堂々としていればいいと思う。
ちなみに口蹄疫について少し調べてみると、口蹄疫は治る病気で殺処分は必要ない、経済活動を中心とした人間のエゴで殺処分をしている、ということがわかってきた。
*****
*****
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*****
詳しい内容が﹃新小児科医のつぶやき﹄様に書いてあったので一部抜粋させていただく。
●口蹄疫関連で少しだけわかった事
≪私の知識では不治の病と言うイメージが濃厚だったからです。専門家の返答は少々驚かされました。牛の口蹄疫は治るよ♪ もちろん治らずに死に至ることもあるそうですが、実は結構治るそうです。親戚の獣医も学校の授業では悲惨な病気としてイメージしていたそうですが、実際はかなり治るそうです。ですから宮崎でも発見されて殺処分されるまでに治っている牛はかなりいるんじゃないかとも話されていました。 言われてみれば疫学的にはそうでなければならないはずで、感染力と毒性︵死亡率︶は通常反比例します。毒性は弱いが感染力が強いか、感染力は強いが毒性は弱いかのどちらかであり、感染力も強いが毒性も強いでは生き残れません。例外もありますが、常識的にはその範疇に収まることが通常は多いですし、口蹄疫もそうであっても不思議ありません。 さてそうなると次の関心は治った牛がどうなるかです。これがはっきりわからないそうです。症状として治ってもキャリアとして感染をばら撒くのか、それともある時期から感染しなくなるのかはよくわからないとしていました。理由は単純ですべて殺処分されるので追跡調査のデータがないそうです。同様により重症化しそうな豚になると、治るかどうかもよく判らないそうです。これもすべて殺処分されるからです。≫
参照 ●口蹄疫は治るのに、﹁しめしがつかないから種牛も殺処分﹂の意味 ﹃池田香代子ブログ﹄
●﹁口蹄疫のこと﹂として堀江貴文氏も自身のブログでまとめている。 この中で、﹁口蹄疫清浄国﹂としての問題点を指摘している部分が興味深いので抜粋させていただいた。
≪そもそも口蹄疫の原因となるのはウィルスである。・・・ウィルス性の病気に罹った患者を治療したり、予防したりする主な手段がワクチンの接種である。口蹄疫も同様にワクチンを接種させる。たが問題なのはここからだ。 回の口蹄疫騒動で初めて知った事だが、日本は口蹄疫清浄国として汚染国から肉を輸入することを禁じてきたらしい。口蹄疫清浄国の定義とは口蹄疫が発生していないだけでなく、ワクチンも使ってはいけないという。しかし、これで日本は汚染国になってしまった。 そもそもこういった定義が必要なのか?ワクチンを接種した健康な家畜であれば食用に供するべきではないか?流行を抑えるために一部の感染地域の農家や周辺産業にこのような仕打ちをするのが正しいのか?今一度考え直す時期に来ているのかもしれない。 この汚染国・清浄国問題は牛肉・豚肉の輸出入問題、畜産農家保護問題にもつながる大きな問題である。つまりアルゼンチンやブラジルなどの非清浄国からの畜産物輸入を制限しているという事実がある。これはある意味利権の確保と国内産業の保護のためといえる。日本が非清浄国になってしまった今、これも見直されるかもしれない。そうなった場合既に黒毛和牛のA5などの脂身の多い肉に偏って、消費者の健康志向ニーズからも離れつつある日本の畜産業の死活問題にもなりえるのではないか。≫
ちょうど本日、日本は口蹄疫清浄ステータスの回復が認定されたようだ。
●農林水産省HP 平成23年2月5日 ≪我が国の口蹄疫清浄ステータスの回復について 今般、国際獣疫事務局︵OIE︶科学委員会において、我が国の口蹄疫清浄ステータスの回復が認定されました。 *OIE : Office International des Epizooties
1.経緯 (1)我が国の口蹄疫清浄ステータスは、昨年4月の宮崎県における口蹄疫の発生にともない、一時的に失効していました。 (2)昨年10月、最終発生に係る殺処分から3か月が経過し、OIEが定める清浄国に復帰するための要件を満たしたことから、OIEに対して、﹁ワクチン非接種口蹄疫清浄国﹂のステータスの回復のための申請を行いました。︵平成22年10月6日公表︶
2.概要 2月1日から4日まで、パリにおいて、OIE科学委員会における審議が行われ、我が国の口蹄疫清浄ステータスの回復が認定されました。
3.その他 (1)我が国から牛肉等の輸入を停止している国に対して、今回の清浄ステータスの回復を受け、輸入再開に向けた協議を推進していきます。 (2)韓国等アジア周辺諸国では、依然として口蹄疫が発生しており、農林水産省では、2月を口蹄疫対策強化月間として防疫対策の強化に努めているところです。 畜産農家の皆様方におかれましても、引き続き、飼養衛生管理の徹底や早期摘発のための監視の強化に万全を期していただくようお願いいたします。 (3)畜産に関係する仕事に従事している方々が、口蹄疫などの悪性伝染病の発生国を訪問した際には、家畜を飼育している農場などへの立ち入りは極力避けるようにしてください。 また、やむを得ず農場などの畜産関連施設へ立ち入ったり、家畜に接触した場合には、病原体が人や物に付着しているおそれがありますので、帰国時に動物検疫所のカウンターにお立ち寄りください。 我が国への病気の侵入を防止するため、皆様方のご理解とご協力をお願いいたします。≫
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いいのか悪いのか?
実際に宮崎で殺処分しなければならなかった農家の心情が少しわかる記事があったので転載させていただく。
●口蹄疫で牛を殺処分された農家﹁牛は家族﹂と年賀状出さず︵NEWS ポストセブン 2011年2月2日︶ ≪鳥インフルエンザに噴火にと、受難続きの宮崎県だが、いまだ残る﹁宮崎口蹄疫﹂後遺症について、ベストセラー﹃がんばらない﹄著者で諏訪中央病院名誉院長の鎌田實氏が報告する。 * * * 昨夏、宮崎県の都農町の保健師から電話が入った。
﹁町の人が精神的に参っている。助けてください﹂
最初、僕は何がなんだかよく分からなかった。宮崎で発生した口蹄疫で未だに心が傷ついているという。都農町は口蹄疫の1例目が発生した町だった。
昨年3月下旬、よだれを流す牛がいた。4月7日、獣医が診察して県に連絡。20日、口蹄疫ウイルスが確認された。6月30日までに都農町の牛や豚、ヤギやイノシシ、水牛など1万7148頭が殺処分になり、すべていなくなった。県全体では約29万頭を殺処分した。
そして8月27日、終息宣言が出されたのだが、その後も町の人の心の後遺症が続いていた。保健師が町を歩いて人々に話を聞くと﹁辛すぎて牛舎に近づけない﹂﹁病気でもない牛が殺されたのを忘れられない﹂などといった悲しみがあふれているという。今はいないはずの牛の声が聞こえると、幻聴を訴える人もいた。
終息宣言されたのに、畜産農家190世帯のうち、30世帯しか再開していない。未だに牛を飼う決断ができない森川さんご夫婦を訪ねてみた。牛舎はガランとしている。ここで21頭の牛がワクチン接種後、地域の埋却地に連れて行かれ、埋められた。すべて健康な牛だった。感染しないように必死に守った。24年間かけて繁殖農家として良い牛を育ててきたプライドもあった。
母牛の名前の後に血統が書かれている。﹃安平﹄など一般の人が知っているスーパー種牛の名がある。種牛も大事だが母牛も大事。いい母牛を作るのに20年かかった。だから簡単には再開の決断がつかないのだ。
牛舎の入り口に、こんな言葉が貼られていた。﹁牛を見て、牛を感じて、牛の気持ちになって牛を育てる﹂。52歳になる奥さんが書いた。夫婦は毎日この言葉を見ながら、牛に接してきたのだ。
殺処分される日に出産があった。午前3時に子牛が生まれた。子牛をタオルで拭い、母牛の乳を吸わせた。子牛は11時間生きた。夫婦は﹁殺処分になるときもせめてお母さんの傍に埋めてもらいたい﹂と祈りながら、母と子にお揃いのリボンをつけたという。
﹁年賀状は出さない。殺処分された牛は家族同然だから……﹂
森川さんが埋却地を案内してくれた。森川さんばかりでなく、町の人が毎日のようにここに来て拝むのだという。森川さんは﹁春になったらクローバーとひまわりの種をまいて花で埋めつくしたい﹂と話した。※週刊ポスト2011年2月11日号≫
﹁宮崎の火山が噴火し続けている。牛や鳥を大量に殺処分して、命を粗末にしていることに宮崎の大地の神様が怒り猛っているように感じる。﹂
まさにその通りで、全く同意できる。
人間の欲望が過度になり、人間のエゴが自然の摂理を無視し続け、そのしっぺ返しが来ているのである。
最後までお読みいただきありがとうございます
参考になったという方はクリっとお願いします
共感したという方は、再度クリッとお願いします
全くその通りと思えた方は拍手をお願いします
私は直接見てないのでわからないが、残っているものから拾ってきたのが次のツイートだ。
≪宮崎の火山が噴火し続けている。牛や鳥を大量に殺処分して、命を粗末にしていることに宮崎の大地の神様が怒り猛っているように感じる。 2011-02-04 00:33:24≫
とのことだ。
この表現で特に日の丸が入っている人たちから攻撃され、拡散されていったようだ。
自身のブログでも二日にわたってお詫び文を書いている。
≪一連の口蹄疫、鳥インフルエンザの蔓延は天災であり、人災でもあります。止むことなく、家畜伝染病が蔓延する状況を心から憂い、何とか収まってほしい一心で、自然の神様に祈る思いでメッセージを発しました。絶たれた命の鎮魂を一心に祈り、火山の噴火が一刻も早く鎮みますように、くらしに平和が訪れますようにと、自然に対する畏敬の念を抱きつつ、メッセージを発したつもりでした。罹災された農家や関係者のみなさまを非難するような意図は全くございませんでした。≫
として、その背景として子供の頃より祖父母からの教育があったようだ。
≪子どもの頃、今は亡き祖父母との夕食時に、﹃食べ物を粗末にしたらばちがあたる。米一粒牛乳一滴でも命がこもっているんやで。食べ物で命を頂き、その命で生かされてるんや、残したらあかん、全部食べや。﹄といつも食事の時に言われて大きくなりました。≫
こうした観点から、上記のツイートは人間のエゴに比重を置いているのがわかる。
これをトンデモナイとして批判している連中の多くは、日の丸をアイコンにつけ、このツイートに限らずに、河上氏に対して元々批判的な輩達が多いことがわかる。
批判ツイートからニコニコ動画にリンクされていたので見てみると、なんだか日の丸を鉢巻にした怪しい雰囲気で話だしたが、それが小学生がたどたどしく放送しているような代物で、見るに耐えられなかったから途中で止めた。
こんな連中に対して謝る必要は全くない。宮崎の農家に誤れともいっているが、視点がそもそも違う。
こいつらは、ただ上げ足を取って喜んでいるだけの卑近な連中である。
河上氏の真意はこうだといって、堂々としていればいいと思う。
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詳しい内容が﹃新小児科医のつぶやき﹄様に書いてあったので一部抜粋させていただく。
●口蹄疫関連で少しだけわかった事
≪私の知識では不治の病と言うイメージが濃厚だったからです。専門家の返答は少々驚かされました。牛の口蹄疫は治るよ♪ もちろん治らずに死に至ることもあるそうですが、実は結構治るそうです。親戚の獣医も学校の授業では悲惨な病気としてイメージしていたそうですが、実際はかなり治るそうです。ですから宮崎でも発見されて殺処分されるまでに治っている牛はかなりいるんじゃないかとも話されていました。 言われてみれば疫学的にはそうでなければならないはずで、感染力と毒性︵死亡率︶は通常反比例します。毒性は弱いが感染力が強いか、感染力は強いが毒性は弱いかのどちらかであり、感染力も強いが毒性も強いでは生き残れません。例外もありますが、常識的にはその範疇に収まることが通常は多いですし、口蹄疫もそうであっても不思議ありません。 さてそうなると次の関心は治った牛がどうなるかです。これがはっきりわからないそうです。症状として治ってもキャリアとして感染をばら撒くのか、それともある時期から感染しなくなるのかはよくわからないとしていました。理由は単純ですべて殺処分されるので追跡調査のデータがないそうです。同様により重症化しそうな豚になると、治るかどうかもよく判らないそうです。これもすべて殺処分されるからです。≫
参照 ●口蹄疫は治るのに、﹁しめしがつかないから種牛も殺処分﹂の意味 ﹃池田香代子ブログ﹄
●﹁口蹄疫のこと﹂として堀江貴文氏も自身のブログでまとめている。 この中で、﹁口蹄疫清浄国﹂としての問題点を指摘している部分が興味深いので抜粋させていただいた。
≪そもそも口蹄疫の原因となるのはウィルスである。・・・ウィルス性の病気に罹った患者を治療したり、予防したりする主な手段がワクチンの接種である。口蹄疫も同様にワクチンを接種させる。たが問題なのはここからだ。 回の口蹄疫騒動で初めて知った事だが、日本は口蹄疫清浄国として汚染国から肉を輸入することを禁じてきたらしい。口蹄疫清浄国の定義とは口蹄疫が発生していないだけでなく、ワクチンも使ってはいけないという。しかし、これで日本は汚染国になってしまった。 そもそもこういった定義が必要なのか?ワクチンを接種した健康な家畜であれば食用に供するべきではないか?流行を抑えるために一部の感染地域の農家や周辺産業にこのような仕打ちをするのが正しいのか?今一度考え直す時期に来ているのかもしれない。 この汚染国・清浄国問題は牛肉・豚肉の輸出入問題、畜産農家保護問題にもつながる大きな問題である。つまりアルゼンチンやブラジルなどの非清浄国からの畜産物輸入を制限しているという事実がある。これはある意味利権の確保と国内産業の保護のためといえる。日本が非清浄国になってしまった今、これも見直されるかもしれない。そうなった場合既に黒毛和牛のA5などの脂身の多い肉に偏って、消費者の健康志向ニーズからも離れつつある日本の畜産業の死活問題にもなりえるのではないか。≫
ちょうど本日、日本は口蹄疫清浄ステータスの回復が認定されたようだ。
●農林水産省HP 平成23年2月5日 ≪我が国の口蹄疫清浄ステータスの回復について 今般、国際獣疫事務局︵OIE︶科学委員会において、我が国の口蹄疫清浄ステータスの回復が認定されました。 *OIE : Office International des Epizooties
1.経緯 (1)我が国の口蹄疫清浄ステータスは、昨年4月の宮崎県における口蹄疫の発生にともない、一時的に失効していました。 (2)昨年10月、最終発生に係る殺処分から3か月が経過し、OIEが定める清浄国に復帰するための要件を満たしたことから、OIEに対して、﹁ワクチン非接種口蹄疫清浄国﹂のステータスの回復のための申請を行いました。︵平成22年10月6日公表︶
2.概要 2月1日から4日まで、パリにおいて、OIE科学委員会における審議が行われ、我が国の口蹄疫清浄ステータスの回復が認定されました。
3.その他 (1)我が国から牛肉等の輸入を停止している国に対して、今回の清浄ステータスの回復を受け、輸入再開に向けた協議を推進していきます。 (2)韓国等アジア周辺諸国では、依然として口蹄疫が発生しており、農林水産省では、2月を口蹄疫対策強化月間として防疫対策の強化に努めているところです。 畜産農家の皆様方におかれましても、引き続き、飼養衛生管理の徹底や早期摘発のための監視の強化に万全を期していただくようお願いいたします。 (3)畜産に関係する仕事に従事している方々が、口蹄疫などの悪性伝染病の発生国を訪問した際には、家畜を飼育している農場などへの立ち入りは極力避けるようにしてください。 また、やむを得ず農場などの畜産関連施設へ立ち入ったり、家畜に接触した場合には、病原体が人や物に付着しているおそれがありますので、帰国時に動物検疫所のカウンターにお立ち寄りください。 我が国への病気の侵入を防止するため、皆様方のご理解とご協力をお願いいたします。≫
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いいのか悪いのか?
実際に宮崎で殺処分しなければならなかった農家の心情が少しわかる記事があったので転載させていただく。
●口蹄疫で牛を殺処分された農家﹁牛は家族﹂と年賀状出さず︵NEWS ポストセブン 2011年2月2日︶ ≪鳥インフルエンザに噴火にと、受難続きの宮崎県だが、いまだ残る﹁宮崎口蹄疫﹂後遺症について、ベストセラー﹃がんばらない﹄著者で諏訪中央病院名誉院長の鎌田實氏が報告する。 * * * 昨夏、宮崎県の都農町の保健師から電話が入った。
﹁町の人が精神的に参っている。助けてください﹂
最初、僕は何がなんだかよく分からなかった。宮崎で発生した口蹄疫で未だに心が傷ついているという。都農町は口蹄疫の1例目が発生した町だった。
昨年3月下旬、よだれを流す牛がいた。4月7日、獣医が診察して県に連絡。20日、口蹄疫ウイルスが確認された。6月30日までに都農町の牛や豚、ヤギやイノシシ、水牛など1万7148頭が殺処分になり、すべていなくなった。県全体では約29万頭を殺処分した。
そして8月27日、終息宣言が出されたのだが、その後も町の人の心の後遺症が続いていた。保健師が町を歩いて人々に話を聞くと﹁辛すぎて牛舎に近づけない﹂﹁病気でもない牛が殺されたのを忘れられない﹂などといった悲しみがあふれているという。今はいないはずの牛の声が聞こえると、幻聴を訴える人もいた。
終息宣言されたのに、畜産農家190世帯のうち、30世帯しか再開していない。未だに牛を飼う決断ができない森川さんご夫婦を訪ねてみた。牛舎はガランとしている。ここで21頭の牛がワクチン接種後、地域の埋却地に連れて行かれ、埋められた。すべて健康な牛だった。感染しないように必死に守った。24年間かけて繁殖農家として良い牛を育ててきたプライドもあった。
母牛の名前の後に血統が書かれている。﹃安平﹄など一般の人が知っているスーパー種牛の名がある。種牛も大事だが母牛も大事。いい母牛を作るのに20年かかった。だから簡単には再開の決断がつかないのだ。
牛舎の入り口に、こんな言葉が貼られていた。﹁牛を見て、牛を感じて、牛の気持ちになって牛を育てる﹂。52歳になる奥さんが書いた。夫婦は毎日この言葉を見ながら、牛に接してきたのだ。
殺処分される日に出産があった。午前3時に子牛が生まれた。子牛をタオルで拭い、母牛の乳を吸わせた。子牛は11時間生きた。夫婦は﹁殺処分になるときもせめてお母さんの傍に埋めてもらいたい﹂と祈りながら、母と子にお揃いのリボンをつけたという。
﹁年賀状は出さない。殺処分された牛は家族同然だから……﹂
森川さんが埋却地を案内してくれた。森川さんばかりでなく、町の人が毎日のようにここに来て拝むのだという。森川さんは﹁春になったらクローバーとひまわりの種をまいて花で埋めつくしたい﹂と話した。※週刊ポスト2011年2月11日号≫
﹁宮崎の火山が噴火し続けている。牛や鳥を大量に殺処分して、命を粗末にしていることに宮崎の大地の神様が怒り猛っているように感じる。﹂
まさにその通りで、全く同意できる。
人間の欲望が過度になり、人間のエゴが自然の摂理を無視し続け、そのしっぺ返しが来ているのである。
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コメント
日の丸は関係ない
2011-02-06 23:40 通りすがり URL 編集
納得しかねます
治るとか治らない以前に感染していないと判明した牛を生かすことを許さなかったのは政府です。
この件に反論しているのは、アイコンに日の丸をつけている人ばかりではなく、宮崎県民や県民のリツイートを読み、反論した全国のフォロワーさん達が数多くいた事実も知ってほしいですね。
2011-02-06 23:14 ぷっち URL 編集
2011-02-06 10:44 通りすがり URL 編集
2011-02-06 09:34 正しい日本人 URL 編集
そのとうり!
2011-02-06 04:09 URL 編集
2011-02-06 03:25 . URL 編集
ブログで釈明した内容が伝わるとは到底思えない、
また批判されるであろうことが容易に分かる発言を
軽々しくつぶやくことに呆れました。
2011-02-06 02:39 ちゃき URL 編集
感謝と謝罪とメメント・モリ
2011-02-06 01:11 インナーマザー URL 編集
指摘させてください
2011-02-05 23:08 宮崎出身者 URL 編集
私的発言なのでしょうか?
2011-02-05 22:45 URL 編集
被害者にバチを当てるのが神様ですか?
2011-02-05 21:43 ことりん(琴鈴) URL 編集
2011-02-05 20:33 URL 編集
同じく、そのとおり
日本人ならそろそろ気がつけよと言いたくなります。
河上みつえさん、応援しています!
2011-02-05 20:26 通行人 URL 編集