杜のAndroid研究室

第145回

Google リーダーからの乗り換えに対応するRSSリーダー「Feedly」

Googe リーダーの登録フィードをそのまま使用して、美しい見た目で快適閲覧

 『杜のAndroid研究室』では、スマートフォン向けOS“Android(アンドロイド)”をテーマに、窓の杜スタッフが厳選したアプリなどを紹介していく。今回は、見た目が美しいRSSリーダー「Feedly」に焦点を当て、その使い方と機能を紹介しよう。

7月に終了するGoogle リーダーの登録フィードを引き継げるRSSリーダー

「Feedly」

 FeedlyRSSAndroidiOSGoogle ChromeFirefoxGoogle

 FeedlyGoogleGoogle RSSGoogle 201371FeedlyGoogle 71GoogleFeedlyGoogle FeedlyGoogle FeedlyGoogle RSS

 AndroidFeedlySync with Google ReaderGoogleGoogle RSSRSSALL
[Sync with Google Reader]ボタンからアクセスを許可することで、Googleアカウントを登録可能
画面左上のボタンを押すと、フィード一覧などのメニューが表示され、選択して記事一覧を表示可能
画面右上の[…]ボタンのメニューから記事一覧の表示を切り替えられ、タイトルと写真のサムネイルが表示される“List View”などに変更可能

 記事一覧の見た目は4種類から選択可能で、タイトルのみが並ぶ“Title Only View”、タイトルに加えて写真のサムネイルも表示される“List View”、雑誌の表紙風のタイトル画面が時々表示される“Magazine View”、雑誌の表紙風のタイトル画面のみが表示される“Card View”が用意されている。また、記事一覧の切り替え方も3種類から選択でき、上方向にスワイプすることでシャッターを開けるように画面を切り替えられる“Stack”のほか、横方向のスワイプで画面を切り替える“Swipe”、上下にスクロールして一覧を眺められる“Scroll”を選択可能。テーマの変更も可能で、画面左上のボタンから表示される一覧において[Switch Theme]を選択することで、記事一覧などを白基調から黒基調に変更できる。

“Card View”では、雑誌の表紙風のタイトル画面のみが表示される
記事一覧などのテーマを黒基調に変更することも可能

スワイプで記事の既読を操作でき、記事の共有・保存メニューも多彩

 各記事をタップして概要画面を開くと既読となり、既読・未読といった記事の状態はGoogle リーダーと同期される。また、記事一覧のタイトル上で左方向に軽くスワイプすると、記事を開くことなく既読にすることができ、さらに左方向へのスワイプを続けることで、画面に表示されているすべての記事を既読にすることが可能。初期設定では未読記事のみが表示されるため、再読み込み時や次回起動時には既読記事が表示されなくなるが、画面右上の[…]ボタンのメニューから[Show All Articles]項目を選択すれば、既読を含むすべての記事を表示できる。

記事一覧のタイトルを左方向にスワイプすることで記事を既読にでき、スワイプの長さによって表示されている全記事を既読にすることも可能
各記事をタップすると、概要画面が表示される

 概要画面では、記事のタイトルや冒頭部分、画像が表示されており、下部の[Visit website]ボタンを押すことで、アプリ内ブラウザーで記事ページにアクセスして全文を閲覧可能。また、概要画面で左右にフリックすると前後の記事に切り替えられるほか、ページの最下部からさらに上方向へスワイプし、画面下部に“Release to close”と表示された状態で指を離すと、概要画面を閉じて記事一覧に戻れる。

 概要画面とブラウザー画面では、画面右上に共有・保存用のメニューが用意されている。鳥型のTwitterアイコンを選択して記事のタイトルやURLをTwitterへ投稿できるほか、リボン型の“Save”アイコンを選択して記事をFeedlyに“保存”できる。“保存”はGoogle リーダーのスターにあたるもので、“保存”した記事はフィード一覧のメニューの[SAVED FOR LATER]から閲覧でき、Google リーダー上でもスターが付けられる。

 また、概要画面とブラウザー画面の右上の[…]ボタンから表示されるメニューの各アイコンを選択することで、記事をFacebookやGoogle+、メールなどで共有したり、“あとで読む”サービスのPocketやInstapaperに保存することが可能。共有・保存用のメニューはカスタマイズが可能で、設定画面でお気に入りのサービスを選択し、Twitterや“Save”アイコンの代わりにほかのサービスのアイコンを配置することもできる。

概要画面下部の[Visit website]ボタンを押すと、アプリ内ブラウザーで記事ページを閲覧可能
右上のメニューからSNSへの共有や“あとで読む”サービスへの保存が可能

フィードを検索して登録可能。重要なフィードは“Must Read”でチェック


 RSSADD CONTENT

 FeedlyTECHNEWS+FeedlyATOK for AndroidGoogle 1
カテゴリーからRSSフィードを選択し、Feedlyに登録できる
キーワードでRSSフィードを検索することも可能

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 Must Read3011
個別のフィードを“Must Read”に登録することで、すばやくチェックできる
フィードのカテゴリーや自動更新間隔を設定してウィジェットを配置できる
「Feedly」
【著作権者】
Feedly Team
【対応OS】
Android 2.2以降
【ソフト種別】
フリーソフト
【バージョン】
15.0.1(13/05/05)

(ライターズハイ:鈴木 友博)