現在表示しているWebページのURLをメールで送信したい、そう思う機会は多いのではないでしょうか。友人や家族に知らせたい場合はもちろんのこと、備忘録代わりに自分宛に送信したい場合、また人によっては、Evernoteやはてなブックマークなどに保存するために、メールを使って投稿したいといったケースもあることでしょう。
現在表示中のページのURLをメールで送信するための﹁Google Chrome﹂用拡張機能は大量に存在していますが、送信先が一箇所のみで、かつなるべく少ないステップ数で送信できることが条件であれば、今回紹介する﹁Share link via email﹂がおすすめです。
2クリックで送信完了。Gmail以外にInbox、Outlook.comなどにも対応
URLを送信したいページを表示した状態で、Chromeメニューに表示されているメールの形をしたアイコンをクリックします
Chrome拡張機能﹁Share link via email﹂の特徴は、なんといっても操作のシンプルさです。URLを送信したいページを表示した状態で、拡張機能のボタンをクリックすると、プレビュー画面が表示されますので、内容を確認して送信ボタンをクリックするだけです。
同種の拡張機能では、送信時に宛先のメールアドレスを記入したり、複数から選択するフローが挟まることがありますが、この﹁Share link via email﹂では登録済みのメールアドレスがプリセットされますので、実質2回のクリックで送信を完了できてしまいます。
ページのタイトルはメールの表題に、URLはメールの本文に自動的に記載されます。URLの前後に定型句を入れることもできますので、仲間に送る場合に﹁このページ見ておいて﹂などと一言入れたり、タグを追加することもできます。
ページのタイトルが表題に、URLが本文に記載された状態でプレビューが表示されますので、問題なければ送信を実行します またもうひとつの利点として、送信に用いるWebメールサービスを選択できることが挙げられます。同種の拡張機能では、Gmailの利用を前提としており、選択の余地はまったくないこともしばしばですが、本拡張機能はGmail以外にInbox、Outlook.comなども選択できますので、ニーズに合わせて選ぶことができます。同種の拡張機能をもうひとつ導入し、利用するWebメールや宛先を切り替えて使うというのも、面白い使い方かもしれません。
Gmail以外にInbox、Outlook.comなどにも対応するのが強みです。本文に記入されるURLの前後に定型句を入れることもできます 山口 真弘
テクニカルライター。PC周辺機器や電子書籍、電子辞書、ウェブサービスについてのハウツー記事をImpress Watch/ITmedia/CNETなどのWeb媒体に執筆。著書に『PDF+Acrobat ビジネス文書活用[ビジテク] 』(翔泳社)『ScanSnap仕事便利帳』(ソフトバンククリエイティブ)など。
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