余裕がないときの心の整え方 特別出張版

苦手なあの人と同じプロジェクトに【禅マインドフルネス】

人間関係が良好になる「あるある」

この集中連載では、医師であり禅僧の川野泰周氏がストレス社会の「あるある」問題の向き合い方について教えてくれる著書『「あるある」で学ぶ 余裕がないときの心の整え方(できるビジネス)』から抜粋した“心が折れるその前に、あなたの心を整える方法”を、心がざわつく年末に、短期集中連載というかたちで忙しいビジネスパーソンの皆さま、家庭を支える主婦の皆さま、将来を模索している学生の皆さまにお届けします。

苦手なあの人と同じプロジェクトに

うーん。やりにくい……


 

 

 

人間は本来、他者に「うわの空」


 

 

苦手な相手にこそ、寄り添う気持ちで


 

A



 

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Aab



 A





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マインドフル・リスニングをしてみよう

話を真剣に聞いてもらえると嬉しい


 

 




【POINT!】
相手の言葉を一生懸命に聴く
相手の気持ちに寄り添う意識を持つ
反対意見を言う前に、一度相手の言葉を肯定する
川野泰周(かわの たいしゅう)

精神科・心療内科医/臨済宗建長寺派林香寺住職

精神保健指定医・日本精神神経学会認定専門医・医師会認定産業医。

1980年横浜生まれ。2004年慶応義塾大学医学部医学科卒業。臨床研修修了後、慶應義塾大学病院精神神経科、国立病院機構久里浜医療センターなどで精神科医として診療に従事。2011年より建長寺専門道場にて3年半にわたる禅修行。2014年末より横浜にある臨済宗建長寺派林香寺住職となる。現在寺務の傍ら都内及び横浜市内にあるクリニック等で精神科診療にあたっている。

うつ病、神経症、PTSD、睡眠障害などに対し薬物療法と並び禅やマインドフルネスの実践を含む心理療法を積極的に取り入れた診療に当たっている。またビジネスパーソン、看護職、介護職、学校教員、子育て世代の主婦などを対象に幅広く講演・講義を行っている。