定価2万円のレア物を10万円で…世界的スニーカーショップ「アトモス」創業者・本明秀文氏の「スニーカー横流し」手口がヤバすぎる!【元ビジネスパートナーが「横領の実態」を実名告発】
「スニーカーファンへの裏切りです」
かつてほどの勢いはなくなったとはいえ、今なおスニーカー人気は根強い。﹁レア物﹂と呼ばれる限定品が発売されれば、抽選には応募が殺到。欲しかった商品を手に入れることができず、涙をのんだスニーカーファンも少なくないだろう。
だがもし、スニーカーの売り手である大手販売店が転売の蔓延を助長し、不当に価格が高騰する要因を作り出していたとしたら――。
﹁本明が行ってきたことはスニーカーファンへの裏切りであり、ナイキへの重大な契約違反です。あの男は、20年以上にわたりスニーカーの﹃横流し﹄を行い、莫大な利益を懐に入れてきたのです﹂
そう告発するのは、スニーカーの企画販売やイベント運営を行う﹁株式会社Calm﹂代表取締役の藤原一正氏︵43歳︶だ。
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本明と名指しするのは、本明秀文氏︵56歳︶。'96年、原宿に並行輸入店﹁チャプター﹂をオープン。その後、'00年にナイキの正規販売店である﹁アトモス﹂を創業し、国内外に49店舗を展開、'21年には売上高200億円にまで成長させた﹁スニーカーの王様﹂とも称される人物だ。
本明氏は'21年10月、世界最大のスニーカー小売業者・米フットロッカー社にアトモスを約400億円で売却したことでも話題を呼び、その後も'23年1月までフットロッカーアトモスジャパン合同会社のCEO兼CCOを務めてきた。