今年93歳を迎える名優・大村崑が「まったくボケない、認知症知らず」である納得の理由




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定期的な運動によって認知症を遠ざけているのが、コメディアンで俳優の大村崑氏だ。今年11月で93歳を迎える大村氏だが、「まったくボケの兆候を感じない。いまでもセリフを覚えることになんの苦もないし、人の名前もすらすら出てくる。かかりつけの医師からも『認知症とは無縁だ』と太鼓判を押してもらっています」と語る。その秘訣を尋ねると……。

「86歳から筋トレを始めたんです。当時、新しいジーパンを買いに行ったらウエストが100cmを超えていて、これはまずいと思った。妻に『ジムに行きなさい』と促されて、いまさら若いインストラクターに教わるのはイヤだと最初は抵抗していたんですが、結局押し切られる形で、3ヵ月だけライザップに通うことになったんです。

 

そうしたら、面白いように体つきが変わるものだから、トレーニングにハマってしまった」

階段の上り下りが苦でなくなったり、筋肉がついたことで姿勢が良くなったなどの身体的効果はもちろん、頭の中が研ぎ澄まされていく感覚があったという。

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