日本が中国に完敗した今、26歳の私が全てのオッサンに言いたいこと

勝手に「終わり」とか言ってんじゃねえ

深センで常識をブチ壊された


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本文中の写真はすべて筆者撮影

これが「高度経済成長」なのか…

天を突くような高層ビルがあちこちに建ち並び、そのうちのいくつもが建設中である。

華強北(ファーチャンペイ)という名の中心地は電気街だが、ヨドバシカメラ15棟分くらいの広さがあり、メーカー直営店や個人経営の問屋が延々と続く。

 

QRmobike

WeChat
ココナッツの自動販売機

この「微信」はほぼすべてのサーヴィスや商店に浸透していて、時の流れに忘れ去られたような小汚い個人商店でさえ、オーナーのおじさんとスマホを重ねあわせて決済できる。

個人商店

肌で感じた。中国の経済成長はいわば身体的なものであって、のびのびと身体を動かせばそれだけで充分な対価が返ってくる性質のものなのだ。

そしてこの国は、身体を動かせる若い労働力にあふれている。つまり、老齢をむかえて思うように身体が動かなくなった日本がいまの中国から新しく学べることは、おそらく何もない。

この圧倒的な深センの街のなかで、「私たちはもう、これを高度成長期に体験済みなのだ」と私は思った。

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