自分の2000倍の重さを軽々動かす極小サイズのロボット登場
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自身の100倍のおもりをぶら下げて、壁をのぼったり……
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より重いおもりを動かしたりも可能。
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プロトタイプでは、自身の10倍のおもりを動かすことができました。
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MicroTugsを構成するパーツはこんな感じ。1番下にある「Controllable Adhesive(コントロール可能な接着素材)」が、床や壁とMicroTugsをピッタリくっつけるパーツ。その他のパーツとしては、バッテリー・モーター・基板などの他に、重りを牽引するためのケーブルとフックもついています。
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前部分にあるホイールでスイーっと動くことも可能。
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MicroTugsの開発者であるエリオット・ホーク氏(右)は、顕微鏡とピンセットを使ってこの小さなロボットを組み上げたそうです。さらに、12グラムのMicroTugsの場合、自身の2000倍の重量を引っ張ることが可能とのことで、「これは人間がシロナガスクジラを引っ張るようなもの」と、開発者の一人であるデービッド・クリステンセン氏(左)は説明します。
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今後、研究チームはこれらのロボットを開発することで得た技術を、工場や建設現場での重量物運搬に応用することを考えているそうです。
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