生駒山頂近くの「大阪府民の森 ぬかた園地 あじさい園」(東大阪市山手町)のアジサイが現在、見頃を迎えている。
園内の階段「あじさいカスケード」の両脇にもアジサイが植えられている
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30品種以上、約2万5000株のアジサイが植えられており、関西地区最大級の規模を誇る﹁ぬかた園地﹂のあじさい園。約1.5キロのつづら折りの遊歩道に沿ってアジサイが植えられている﹁あじさいプロムナード﹂やベンチを設置した広場などがあり、毎年6月中旬から7月中旬には多くの来園者やハイカーでにぎわう。今年は6月15日から7月14日に﹁あじさいまつり﹂を開催し、期間中の土曜・日曜は﹁ぬかた園地案内所﹂を開設してドリンクやアイスクリームを販売する。
なるかわ園地管理事務所のスタッフは6月26日、﹁ちょうど今、見頃を迎えている。大雨が降るなど来園者が少ない日もあったが、例年通りの人出がある。7月7日ごろまでが見頃では﹂と話す。開花状況は、大阪府民の森ウェブサイト内﹁なるかわの森 園地スタッフブログ﹂で発信する。
昨年に引き続き通販サイト﹁フェリシモ﹂︵神戸市︶は、全国のアジサイの名所で同社のアジサイ柄の傘を無料で貸し出すイベントを開催。園内の﹁らくらくセンターハウス﹂﹁ぬかた園地案内所﹂に設置し、アジサイを背景に撮影を楽しむことができる。同社では、その傘を使って撮影した写真をSNSで投稿して応募するフォトコンテストを7月31日まで行う。
あじさい園へは、近鉄奈良線﹁額田︵ぬかた︶駅﹂﹁枚岡︵ひらおか︶駅﹂からそれぞれ徒歩約80分、近鉄生駒ケーブル﹁生駒山上駅﹂から徒歩約40分。あじさい園までは山道のハイキングコースとなっているため、トレッキングシューズなど足元が滑らない靴での来園を推奨している。﹁7月14日までの週末は案内所でドリンクを販売しているが、自動販売機があまりないので飲み物は各自で用意していただき、水分補給をしてほしい﹂と呼びかける。
入園無料。