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「電子書籍が紙の本を殺す」というのは言い過ぎ? 101
ストーリー by hylom
CDが出てもレコードは生き残ってるしね 部門より
CDが出てもレコードは生き残ってるしね 部門より
taraiok 曰く、
これまで電子書籍は紙の本に取って代わるという論調が支配的であった。しかし、予想とは反対に電子書籍の売上成長率は急激に減っているようだ︵Nicholas Carr's blog、PewInternet、Dead Tree Edition、本家/.︶。 PewInternetの調査によれば、過去12か月の調査で16歳以上のアメリカ人の23%は電子書籍を購入したことがあるという。一方、印刷された本を読んでいる16歳以上のアメリカ人は72%から67%に低下した。電子書籍市場は成長しているのだが、見方を変えると過半数をはまだ紙の本に依存しているということになる。米国の出版業界の分析サイトでも、電子書籍の売上高がここ数年の爆発的なレベルから劇的に鈍化しているという。 作家のニコラス·カー氏は﹁Will Gutenberg laugh last?︵最後に笑うのはグーテンベルクか?︶﹂と題して、なぜ電子書籍は期待外れの結果になっているのかについていくつかの理由を挙げている。 氏が挙げているのは、電子書籍に向いているフィクションのようなジャンルとノンフィクションや文芸小説などのように向いていないジャンルがあるのではないか、ということや、電子書籍のようなハイテク機器に興味のあるユーザーはすでに電子書籍に移行済みで、ほかのユーザーは電子書籍に全く関心を持っていない可能性がある、電子書籍は期待されているほど価格が安くはないことなどだ。 氏は電子書籍は最終的には印刷された本を補完する存在に落ち着くのではないかとしている。
電子かどうかではなく書籍という情報単位全体が廃れていくのでは (スコア:4, 興味深い)
言いすぎでしょう (スコア:1)
電子書籍が現状みたいな電子書籍のメリットを全く生かせてない限りはね。
好きな本を本棚にずらっと並べる幸せとかはとりあえず置いておくとして、
現状の電子書籍ってどこでも読めることとかさばらないこと以外なんかメリットあるの?
個人的な不満
・DRMのせいで自分でアーカイブできない(一番深刻。一度読むだけならレンタルや図書館で十分)
・一元管理(ほぼ)不可能(この出版社はこっちのストアにあるけどあの出版社は別のストアにしかない。読む本が非常に限られてれば問題ないかも?)
・使い勝手が悪い(紙の本の「だいたいこのへんに書いてあったはず」が使えない。検索機能はいいんだけどね)
・安くない(実店舗分とか印刷分のコストは全部儲けなの?)
Re:言いすぎでしょう (スコア:2, すばらしい洞察)
Re:言いすぎでしょう (スコア:2, すばらしい洞察)
音楽と比べて意味があるかはわからないけど (スコア:2)
それでも音楽業界でさえまだCDの売り上げの方が普通にネット配信よりかなり比率は高い。
ホントかなあと思い数値を出してみました.
2012年は第4四半期のデータがまだなので,
2011年での比較です.
配信販売:
367,285(千件) 71,961(百万円)
物理メディア生産実績:
318,427(千件)403,271(百万円)
日本レコード協会の各種統計より.
件数は配信の方が物理メディアに迫りつつありますね.
金額は物理メディアの圧倒的優勢のようです.
内訳をみると, シングルは配信で購入して,
アルバムや音楽ビデオを物理メディアで購入している傾向があるようです.
電子書籍も短編がよく売れる傾向が出てくるのかも?
# 全集系は揃えて眺める以外の目的なら,
# それこそ電子書籍の方が楽だよなあ…
# そう考えるとまた事情が違うんだろうなあ…
Re:言いすぎでしょう (スコア:2, 興味深い)
言いすぎですよね (スコア:1)
Re: (スコア:0)
そもそも洋書のハードカバー版やぶ厚い専門書を 持ち運ぶ 人がどれほどいるというのか
そんなものは一部職業の限られた人ぐらいで、ほとんどの人は家あるいは職場にあれば十分
>電子書籍に向いているフィクションのようなジャンル
タレコミ内にあるように普通の人が外で読む可能性があるのはこういった文庫本ぐらい
メリットはニッチなところにわずかしかないにも関わらずデメリットだけがでかすぎるんだよ
Re:言いすぎですよね (スコア:3, 参考になる)
Re: (スコア:0)
Re:言いすぎですよね (スコア:1)
Re:言いすぎですよね (スコア:1)
普通に有ったでしょ? (スコア:1)
Re:言いすぎですよね (スコア:1)
デジタル版はほぼWEB化(ITmediaとかASCIIとかImpress Watchとか…)しちゃってるからでは?
残ってる紙雑誌がアーカイブ誌(サイト記事の印刷版)的な位置づけが多いきがする
そうなると、「紙に印刷されてること」が重要だったりするのでは?
〜〜 姫 〜〜
Re:言いすぎですよね (スコア:2)
Re:言いすぎですよね (スコア:1)
職場の本棚が満杯になったので古いトラ技を捨てました。
職場の本棚って手狭な会社が多いと思っていたのだけど違うかな?
Re: (スコア:0)
毎朝新聞送ってくれればそれでいいよ。
Re: (スコア:0)
読捨新聞ではダメですか。
Re:言いすぎでしょう (スコア:1)
DNPがストアアプリを管理するアプリを出してたような。それで一元管理できますぜ。泥縄感というか本末転倒感が凄いけど。
◆IZUMI162i6 [mailto]
電子書籍のメリット (スコア:1)
Re:言いすぎでしょう (スコア:1)
DRMフリーでフォーマットが豊富、もともと紙より安くなっている上にしょっちゅうセールをやっているので。
安いのでついつい買って読むのが追い付かず積読になってしまうのが私の現状ですが、オライリー・ジャパンにもぜひ同等のサービスをお願いしたいです。
Re: (スコア:0)
> (紙の本の「だいたいこのへんに書いてあったはず」が使えない
スライダーでページ選べる機能が付いてれば充分だと思うけど、
そういうことではない?
Re:言いすぎでしょう (スコア:1)
多分速度的に遅すぎるんじゃないかと. 紙の本だと見開き2ページを綺麗に表示するのに1秒未満. 連続ページを早送りするのに数ページ〜10ページ/秒ぐらいで出来ちゃうので.
電子書籍だと
などがネックになるので, かなり工夫をこらさないと紙の速度に追いつかないのでは.
Re:言いすぎでしょう (スコア:1)
一口に電子書籍リーダーと言っても様々です。
その問題はあくまでKindle Paperwhiteのような電子ペーパーべーすの電子書籍リーダーの話で、
Kindle Fire HDや、iOS/Android/PC用のKindleアプリの制限ではありません。
Re:言いすぎでしょう (スコア:1)
紙だってパラパラ早送りすると読めないってば。
デバイスの限界が来る前に、人間の目の限界がやってくる。
Re: (スコア:0)
「本」というフォーマットの汎用性 (スコア:1)
何処の誰が何処のなんて言う出版社から出していようとも、同じ棚にまとめられるし
専用端末も要らないし、バッテリーの心配も無いし
誰もが同じように読むことができるし(内容を理解できるかは別)
子供が多少乱暴に扱っても致命的に壊れることはないし
読みながら寝てしまってその上に乗り上げても致命的に壊れる心配はないし
売り手の都合で勝手に消される心配もないし
覚え書きを書き込む事も出来るし
電子書籍は収納性や検索製の高さは認めるけど、汎用性が低い
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re:「本」というフォーマットの汎用性 (スコア:2)
電子書籍を売っている業者が潰れた途端にっちもさっちも行かなくなる現状では二の足踏みますね
Re: (スコア:0)
DRM付きの資産は、遠からず虚無へと帰する不安がある
Re: (スコア:0)
不安?
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現実から目をそらしちゃいけません。
栄枯盛衰?だと思いますけどね。 (スコア:1)
#﹁廃れた﹂だけで有って、無くなったわけではない。 #カセットテープやレコードも一部用途ではありますが、紙書籍も今後そうなっていくでしょう。 #ただ、電子書籍はまだ黎明期で、今までの様に便利になった訳では無いのが残念。
Re:栄枯盛衰?だと思いますけどね。 (スコア:1)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
koboとか日本版kindleが出てからは一巻無料とか割引クーポンがばんばん出て来た。
ごく一部ではあるけれども、本の値段は楽天とアマゾンで結構崩れてきたんじゃないかな。
Re: (スコア:0)
>コストが段違いに低いんだから、日本の電子書籍のように紙の本と同じ価格ってのはボッタくり。
そうなるのは電子書籍がそれなりに売れてからだよ
日本では現状一般的な書籍の電子書籍版なんてたかが知れている売り上げだ
そうなると電子書籍化するだけでの設備投資と人件費で一冊当たりのコストは十分高いんだよ
ソフトに読み込ませればポンと電子書籍のデータが出来る・・・なんて事は一切無いんだな残念ながら
レイアウト崩れるわ改行変だわ、そういのちゃんと修正しないといけないわけで
EPUBを導入した楽天koboがどうして公約通りの冊数を用意出来なかったか、
そこの見通
Re: (スコア:0)
「紙」の当初も、おそらくは口伝をそのまま記述したものだったのでしょうけれども、紙による情報蓄積と伝達の利便の部分は当然ながら口伝とは異なるわけで、その後口伝では困難な「図」の使用や分割、貯蔵、また製本や印刷技術の発展で「別のモノ」となり、大量に作成して時間空間を問わず広く伝えるなど印刷製本された紙ならではの形で発展していったものですね。
電子書籍も「今のところ」は、紙の当初のように「紙の本をそのまま表示したもの」に検索機能をつける程度の「毛が生えた」程度にしか進歩していないのですが、そのうち「電子書籍ならでは」の形に徐
Re:栄枯盛衰?だと思いますけどね。 (スコア:1)
コンピュータがディスプレイを搭載した事によって、プリンタが出力装置の主役から置き換わったように "より便利な"電子書籍の登場によって、紙書籍も今後は書籍の主役の座を明け渡すのが自然な流れだと思うだけです。
現状維持だけを良しとしている業界(文化)は、結局は支持層が少なくなり高尚な文化気取りとなってしまうのでは?と 感じているため、先のような書き方になってしまいましたが・・・・
紙書籍が現状維持ではなく、より新たな発展を目指しているのであれば、私の意見は完全に間違いですね。
Re:栄枯盛衰?だと思いますけどね。 (スコア:1)
「必然」は言い過ぎかも知れませんね(^^;
本が売れないのは(コピーされた違法)電子書籍のせい (スコア:1)
とゆー話にしたい人たちがいるのかも知れない。
産業の規模の問題 (スコア:1)
ただ、市場がある程度電子書籍寄りになると、 紙の書籍は産業として成立しなくなるおそれはあると思います。
斯界について詳しいわけではありませんが、 紙の場合、書店網や流通、印刷などがある程度の規模を持たないと、 出版の都合だけではやっていけないはずです。
まあ紙の流通はすべてAmazonに集約されるのかもしれませんが。
幸せになろうよ (スコア:0)
殆どの側面において既存の物(紙の本)より上位互換となり得る存在なら、殺す事も可能でしょうが
一時的な流行廃りに振り回されても、結局大衆は最も「合理的な選択」をするってのが世の常だと思います
現時点のテクノロジーで最善の選択って「紙の本と電子書籍の使い分け」でしょ、多くの大衆にとって
よく音楽CDの例を引き合いに出す人がいますけど、今のところ全然性質が違うって事ですね、本は
経済合理性を企業が優先して、何でもかんでも紙の本を駆逐すれば、そりゃ売り上げは大きく減るだろうね
だからそれはやらないし、電子書籍を宗教化している人以外は誰も望まない
みんなにとって最もハッピーなバランスになる事を目指しましょうぜ
何かを殺す殺さないとか、そういうゼロサムで物事を見るのでは無くて
現状では、ハードウェア限定で、期限非限定の貸本業 (スコア:0)
Re: (スコア:0)
技術や内容ではなく、
運用が障害になってるってのがなんとも。
Re: (スコア:0)
そもそもとって代わるとは思えない (スコア:0)
Re: (スコア:0)
新聞や雑誌など、読み捨てるモノや回覧書類の閲覧みたいな事には向いてるような気はします。
新聞なんて、集金形態が変わるので何ヶ月契約なんてのも衰退して「日替わりで色んな新聞」読んだり。
印刷所や配送業、特に向学心溢れる新聞少年が割を食うんでしょうか・・・
林檎が拒否された (スコア:0)
だけでしょうね。
しかも実際に買って試した人たちの判定結果ですから。
Re:林檎が拒否された (スコア:1)
比較しても・・・ (スコア:0)
電子書籍ってどっちかというと貸本に近いような気がするんだけど・・・
購入して自分のものになる本と、サービス期間内に閲覧できる電子書籍って比較してもなぁ
本そのものの購入と閲覧サービスの権限の購入とを比較してもどうにもしっくりこないです
#そういう意味では電子書籍はもう少し安くてもって思った人が多かったのかも?