「うるまの島」の版間の差分
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戦後は[[煙草]]の銘柄として[[うるま (たばこ)|うるま]]が販売され、逆に本土でも沖縄の雅称として有名となり、県民の間にも名称が定着して、ついには地方自治体として[[うるま市]]が誕生する次第となった。 近年は﹁うるま﹂の語源は[[沖縄方言]]で﹁珊瑚の島﹂︵﹁ウル︵珊瑚︶﹂﹁マ︵島︶﹂︶とされるが、[[民間語源]]に過ぎない。
ただし戦前の論考で[[波照間島]]の名の由来として、[[柳田国男]]は﹃海南小記﹄で﹁波照間の島はすなわちハテウルマで、うるまの島々の南の果て、の意味であろうということだ﹂とし、[[宮良当壮]]は﹃南島叢考﹄で﹁﹁ウル﹂は海石︵珊瑚石︶或いはその砕けた砂礫をいい﹁マ﹂は島の﹁マ﹂と同じく場所を表すのであろうと思われるから、ハテウルマは日本の端の砂礫からなる島と云う意味であろう﹂としていた。 現在「うるま」は沖縄の歴史と文化の独自性を表す言葉として多用されているが、結果として本土の文化との強いつながりを示すこととなった。
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* 『大辞泉』 小学館、1998年
* [[大野晋]]、[[丸谷才一]]『日本語で一番大事なもの』 中央公論社、1990年
== 脚注 ==
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== 外部リンク ==
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