「おしゃれ泥棒」の版間の差分
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| 作品名 = おしゃれ泥棒
| 原題 = How to Steal a Million
| 画像 = Hugh Griffith Audrey Hepburn How to Steal a Million Still.jpg
| 画像サイズ = 220
| 画像解説 = グリフィスとヘプバーン
| 監督 = [[ウィリアム・ワイラー]]
| 製作総指揮 =
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| 言語 = [[英語]]
| 製作費 = $6,000,000(見積値)<ref>{{cite web|url=http://www.imdb.com/title/tt0060522/business|title=How to Steal a Million (1966) - Box office / business|publisher=[[:en:IMDb|IMDb]]|language=英語|accessdate=2011年5月18日}}</ref>
| 配給収入 = {{flagicon|JPN}}3億29万円<ref>『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)241頁</ref>
| 前作 =
| 次作 =
}}
『'''おしゃれ泥棒'''』(おしゃれどろぼう、''How to Steal a Million'')は[[1966年の映画|1966年]]の[[アメリカ合衆国の映画|アメリカ映画]]。[[オードリー・ヘプバーン]]と[[ピーター・オトゥール]]主演の[[ロマンティック・コメディ]]。監督は『[[ローマの休日]]』『[[噂の二人]]』でヘプバーン映画を作った[[ウィリアム・ワイラー]]
== あらすじ ==
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== キャスト ==
{| class="wikitable" style="text-align: center;"▼
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* シャルル・ボネ - [[ヒュー・グリフィス]]: ニコルの父。能天気な性格の贋作画家。▼
* ベルナール・ド・ソルネ - [[シャルル・ボワイエ]]: 美術商。ボネのコレクションに疑いを抱いている。▼
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* グラモン館長 - フェルナン・グラヴェ▼
![[フジテレビ]]版
* セニョール・パラビデオ - マルセル・ダリオ▼
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* 警備長 - [[ジャック・マラン]]▼
* 警備員 - ムスターシュ▼
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|競売人||ロジャー・トレヴィル||
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|保険屋||エディー・マリン||
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|執事マルセル||バート・バートラム||[[糸博]]
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|不明<br />その他||{{N/A}}||[[石森達幸]]<br />[[遠藤晴]]<br />[[北川智繪]]<br />[[原えおり]]<br />[[飯塚昭三]]
|-
|}
== スタッフ ==
*製作:フレッド・コールマー
*監督:[[ウィリアム・ワイラー]]
*第二監督&編集:ロバート・スウィンク
*脚本:ハリー・カーニッツ
*原作:ジョージ・ブラッドショー
*撮影:[[チャールズ・ラング]]
*美術:[[アレクサンドル・トローネル]]
*音楽:[[ジョン・ウィリアムズ (作曲家)|ジョン・ウィリアムズ]](ジョニー・ウィリアムズ名義)
*メイクアップ:アルベルト・デ・ロッシ&フレデリック・ウィリアムソン
*ヘアスタイル:アレクサンドル
*オードリー・ヘプバーンの衣装:[[ユベール・ド・ジバンシィ]]
*オードリー・ヘプバーンの宝石:[[カルティエ]]
=== 日本語版 ===
*字幕翻訳:金田文夫
*吹替演出:[[田島荘三]]
*吹替翻訳:[[トランスグローバル]]
*吹替調整:杉原日出弥
*吹替制作:トランスグローバル、[[フジテレビ]]
== エピソード ==
*撮影中の原題は"How To Steal A Million Dollars And Live Happily Ever After(100万ドルを盗んで幸せに暮らす方法)"という長い名前だったが、アメリカ公開前に後ろの部分がなくなった。邦題は最初の段階から『おしゃれ泥棒』に決まっている<ref>近代映画社『スクリーン』1966年5月号(3月発売)など、1965年〜66年の撮影時の各号</ref>。
*ヘプバーンとオトゥールは気が合い、撮影中はオトゥールがヘプバーンを笑わせて何度も撮り直しになった<ref name=":10">{{Cite book|和書|title= *アメリカの富豪役のデイヴィス・リーランドには初め[[ジョージ・C・スコット]]が配役されていたが、撮影に遅刻したためクビになった<ref name=":10" />。
*その代役で出演した[[イーライ・ウォラック]]はヘプバーンにキスするシーンがあったが、ヘプバーンの背が高かったので、ヘプバーンは「私が靴を脱ぐわ」と言って、そのシーンでは靴を脱いで演技したという<ref name=":4" />。
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*撮影中、マスクをした一団が撮影所の守衛を縛り上げて給料を盗むという事件が起こった<ref name=":4" />。
*[[20世紀スタジオ|20世紀フォックス]]は、ニューヨークの画廊で、この映画のために作られた贋作40点の展覧会を開いて映画の宣伝をした<ref name=":4" />。
*この映画に出てくるヘプバーンの父役の[[ヒュー・グリフィス]]はヘプバーンの初期作品﹃[[素晴らしき遺産]]﹄に出演しており、パラビデオ役のマルセル・ダリオは﹃[[モンテカルロへ行こう]]﹄﹃[[モンテカルロ・ベイビー]]﹄でヘプバーンのマネージャー役と﹃[[麗しのサブリナ]]﹄で男爵役を、警備主任役の[[ジャック・マラン]]は﹃[[シャレード (1963年の映画)|シャレード]]﹄でグランピエール警部役を、警備員のムスターシュは﹃[[いつも2人で]]﹄でヘプバーンの着替えを見て草むらに突っ込む運転手役をそれぞれ演じている<ref name=":14">{{Cite book|和書|title= *この作品の音楽は[[ヘンリー・マンシーニ]]が作曲するはずで、ヘプバーンも強く希望していたが、都合がつかなかった<ref name=":18">{{Cite book|title=﹃カタログ オードリー・ヘプバーン﹄|date=1977年1月25日|year=|publisher=雄鶏社}}</ref>。そのためマンシーニは当時弟子だった[[ジョン・ウィリアムズ (作曲家)|ジョン・ウィリアムズ]]︵のちに﹃[[ジョーズ]]﹄﹃[[スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望|スター・ウォーズ]]﹄﹃[[E.T.]]﹄などを作曲︶を推薦、出世作となった<ref name=":18">{{Cite book|title=﹃カタログ オードリー・ヘプバーン﹄|date=1977年1月25日|year=|publisher=雄鶏社}}</ref>。この作品ではジョニー・ウィリアムズ名義でクレジットされている<ref name=":14" />。 ▲{|class="wikitable" style="text-align:center"
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▲! rowspan="2" | 役名
▲! rowspan="2" | 俳優
▲! colspan="2" | 日本語吹き替え
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▲| ニコル・ボネ || [[オードリー・ヘプバーン]] || colspan="2"|[[池田昌子]]
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▲| サイモン・デルモット ||[[ピーター・オトゥール]] || [[中村正 (声優)|中村正]] || [[広川太一郎]]
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▲| デイヴィス・リーランド || [[イーライ・ウォラック]] || [[穂積隆信]] || [[瑳川哲朗]]
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▲* フジテレビ版初回放送 - [[1975年]][[4月4日]]『[[ゴールデン洋画劇場]]』※[[DVD]]収録
== 賞歴 ==
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{{ウィリアム・ワイラー監督作品}}
{{DEFAULTSORT:おしやれとろほう}}
[[Category:1966年の映画]]
[[Category:アメリカ合衆国の
[[Category:アメリカ合衆国のクライム・コメディ映画]]
[[Category:20世紀フォックスの作品]]
[[Category:ウィリアム・ワイラーの監督映画]]
[[Category:ジョン・ウィリアムズの作曲映画]]
[[Category:パリで製作された映画作品]]
[[Category:美術を題材とした映画作品]]
[[Category:窃盗を題材とした作品]]
[[Category:オードリー・ヘプバーン]]
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