かしも明治座
岐阜県中津川市の芝居小屋
概況
●江戸時代~明治時代、美濃国・飛騨国︵岐阜県︶では、地元の人々による芝居や歌舞伎が盛んに行なわれており、数多くの芝居小屋が建てられた。この明治座もその一つである。
●明治座の構造は、間口19.6m、奥行7.85m、2階建ての白壁の切妻造りである。小規模な芝居小屋とはいえ、回り舞台、仮花道、すっぽん、奈落を備えている。客席は1階と2階にあり、2階は座敷席である。劇場形式の農村舞台である。
●現在は加子母歌舞伎保存会による歌舞伎の他、様々な芝居やイベントにも使用されている。
●岐阜県指定有形民俗文化財。
沿革
●1889年︵明治27年︶12月‥完成。杮落とし。
●1947年︵昭和22年︶‥大規模な修復を行なう。
●1973年︵昭和48年︶‥ 岐阜県指定有形民俗文化財に指定される。
2006年︵平成18年︶第十八代中村勘三郎襲名披露公演がおこなわれる。
所在地
関連項目
- 明治座 (東京都)