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{{出典の明記|date=2018年9月}}
[[ファイル:Audi A8 50 TDI (D5) – Frontansicht, 24. Dezember 2017, Velbert.jpg|thumb|300px|right|アウディ A8 (D5)]]▼
'''A8'''は、[[ドイツ]]の自動車メーカー[[アウディ]]が製造・販売する同社の高級乗用車・フラッグシップモデルである。本稿では日本仕様車を中心に取り上げる。
▲[[
== 概要 ==
[[1988年]]に登場した[[アウディ・V8]]の後継モデルとして[[1994年]]にデビューした。名前の示すとおりアウディの[[フラグシップ機|フラグシップモデル]]で、[[Fセグメント]]︵全長5m以上のラージクラス︶に属している。駆動方式は一時期は[[フロントエンジン・前輪駆動 最大の特徴は、オール[[アルミニウム]]ボディ車であることである。ASF︵アウディスペースフレーム︶コンセプトの下、オールアルミ製のスペースフレームにアルミパネルを架装するという設計で、全長5mの大柄な車体が軽量化され、走りの良さと省燃費を生み出している。 19行目:
| 2枚目画像の説明=後期型
| 2枚目画像名=Audi A8 I 4.2 quattro Facelift front 20101002.jpg
| 3枚目画像の説明=後期型
| 3枚目画像名=Audi A8 I 4.2 quattro Facelift rear 20101002.jpg
| 販売期間=[[1994年]] - [[2003年]]
| ボディタイプ=4ドア [[セダン]]
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| トランスミッション=5速[[マニュアルトランスミッション|MT]]<br />6速MT<br />5速[[オートマチックトランスミッション|AT]]<br />4速AT
| サスペンション=
| 駆動方式= [[四輪駆動|4WD]]<br>[[前輪駆動|FF]]
| 全長=標準仕様:5,034mm<br />ロング仕様:5,164mm
| 全幅=1,880mm
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| 後継=
}}
*[[1995年]] - フォルクスワーゲン・アウディ日本(VAN)より発売。グレードは「4.2クワトロ」の1グレード。後の[[アウディ・A4|A4]]と共通のやわらかな曲線で構成されたボディが特徴。エンジンは先代(V8)後期型の4.2Lエンジンを改良し、20PSアップの300PSを達成。[[ティプトロニック]](マニュアルモード)付の4速[[オートマチックトランスミッション|AT]]を備える。
*[[1997年]] - 3.7LのFFモデルを追加。変速機が5速ATに変わり、サイド[[エアバッグ]]が標準装備となる。
*[[1999年]]8月31日 - マイナーチェンジモデルを発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.webcg.net/articles/-/20631|title=アウディ、新型﹁A8﹂を発売|publisher=[[カーグラフィック#Web版|webCG]]|date=1999-09-02|accessdate=2021-01-02}}</ref>。3.7L FF車の廃止、4.2Lはエンジンを[[マルチバルブ|5バルブ]]化し、出力が310PSに向上。外装ではバンパーのデザインが変更となり、フォグライトがヘッドライトからバンパーへ移動し、タイヤが16inから17inへサイズアップした。また、クロームモールを配し高級感が上がっている。 *[[2001年]] - S8を2001年3月1日より発売<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.webcg.net/articles/-/21430|title=アウディ、﹁S3﹂﹁S8﹂を発売|publisher=webCG|date=2001-01-12|accessdate=2020-10-31}}</ref>。最高出力360PS、最大トルク43.8kgmを発揮する4.2LV型8気筒エンジンとクワトロを搭載。また、トランスミッションは5段ティプトロニックである。 初代モデルにもロングホイールベース車が存在するが、日本市場には投入されていない。
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|}
{{-}}
{{Infobox 自動車のスペック表
| 車種=普通自動車
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| 後継=
}}
*[[2003年]][[10月16日]] - 発表<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.webcg.net/articles/-/15789|title=アウディ、新型﹁A8﹂を発表|publisher=webCG|date=2003-10-17|accessdate=2021-01-02}}</ref>。販売は2004年2月より開始される。導入されるのは﹁4.2クワトロ﹂の1グレードのみ。デザインは先代のキープコンセプトであるが、エッジを立たせシャープな面持ちとなった。エンジンは先代後期型を熟成させ、パワーは335PSに向上。新たに6速ATを採用している。 *[[2004年]]7月6日 - 最高出力280PS、最大トルク36.7kgmを発揮する3. * *[[2005年]]6月7日 - 「A8 4.2クワトロ」「A8 L 4.2クワトロ」をマイナーチェンジ<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.webcg.net/articles/-/13505|title=“新顔”になったアウディの旗艦「A8」、装備も充実|publisher=webCG|date=2005-06-09|accessdate=2021-01-02}}</ref>。6.0Lモデルに続き、シングルフレームグリルを新採用した。
*2005年8月23日 - 3.7Lエンジンは廃止され、[[V型6気筒]]・[[ガソリン直噴エンジン|直噴]](FSI)エンジン(260PS)の「3.2FSIクワトロ」が登場<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.webcg.net/articles/-/13249|title=「アウディ A8」に3.2リッターV6搭載のエントリーモデル登場|publisher=webCG|date=2005-08-25|accessdate=2021-01-02}}</ref>。
*[[2008年]] - 2度目のマイナーチェンジ。新型A4(B8モデル)と共通デザインのヘッドライトを採用。ヘッドランプ下に並んだ[[発光ダイオード]]は車幅灯である。その他グリルの意匠も新しくなり、12気筒モデルと6/8気筒モデルの差別化が図られた。▼
*2006年6月28日 - 450PSの[[V型10気筒]]エンジンを搭載したS8︵2代目︶を受注開始した<ref>{{Cite web|和書|url=https://response.jp/article/2006/06/28/83377.html|title=アウディS8 を日本投入…最高出力450ps、装備も充実|publisher=[[Response.]]|date=2006-06-28|accessdate=2021-01-02}}</ref>。 *[[2006年]]8月10日 - 4.2Lエンジンも新設計のFSIエンジン(350PS)となり「4.2FSIクワトロ」、「4.2FSIクワトロL」となる<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.webcg.net/articles/-/11687|title=フラッグシップ「アウディA8」装備充実&新エンジン搭載|publisher=webCG|date=2006-08-11|accessdate=2021-01-02}}</ref>。「6.0クワトロ」廃止。
▲*[[2008年]]1月23日 - 2度目のマイナーチェンジを実施<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.webcg.net/articles/-/9033|title=﹁アウディA8/S8﹂、マイナーチェンジでAV機能充実|publisher=webCG|date=2008-01-24|accessdate=2021-01-02}}</ref>。新型A4︵B8モデル︶と共通デザインのヘッドライトを採用。ヘッドランプ下に並んだ[[発光ダイオード]]は車幅灯である。その他グリルの意匠も新しくなり、12気筒モデルと6/8気筒モデルの差別化が図られた。 === ラインナップ(正規輸入車のみ) ===
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| ボディタイプ=4ドア セダン
| エンジン=
| トランスミッション=8速AT<br />7速[[デュアルクラッチトランスミッション|DCT]]<br />7速[[デュアルクラッチトランスミッション|DSG]]
| サスペンション=
| 駆動方式= 4WD<br>FF
| 全長=
| 全幅=1,950mm
| 全高=1,465mm
196 ⟶ 200行目:
| 後継=
}}
*[[2010年]][[11月]]に日本で[[テレビ]]でのディザー[[コマーシャルメッセージ|CM]]を放送。▼
**[[12月15日]] - 日本にて発表。同日付で発売(納車は[[2011年]][[2月]]以降)。日本仕様はガソリン車のみが導入され、ショートホイルベースは「3.0 TFSI クワトロ」と「4.2 FSI クワトロ」。ロングホイルベースは「L 4.2 FSI クワトロ」の3グレード。ハンドルは3.0は右のみ。4.2は左・右のいずれかが選択できる。全車に「MMIタッチ」と呼ばれる指先による手書き認証システムが搭載され、ナビゲーションをはじめHDDに収録された楽曲の検索が可能。アウディとして初めて「[[ナイトビジョン|ナイトビジョンシステム]]」と呼ばれる夜間視界補助装置が「アウディプレセンスパッケージ」の一つとしてオプション設定された。▼
*[[2011年]][[6月7日]]にW型12気筒6.3Lエンジンを搭載した「L W12クワトロ」を発表。同日付で販売された。先代のD3型では、ショートホイールベースとロングホイールベースの2種類があったが、今回からはロングホイールベースのみの導入となった。またD3型では、導入初期には左ハンドルのみで右ハンドルは後から追加されたが、D4型からは最初から左右ハンドルを選択できるようになっている。▼
*[[2012年]][[9月]]に4.2 FSI クワトロ/L 4.2 FSI クワトロがV8 4.2L FSIエンジンから[[S8]]に搭載されたものをデチューンした4L V8 TFSIエンジンに変更された。排気量こそ減っているものの最高出力は+48PS、最大トルクも+155N・mと大幅に向上している。▼
[[2009年]]12月1日、欧州で[[2010年]]モデルとして発表<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.webcg.net/articles/-/6290|title=新型﹁アウディA8﹂、デビュー|publisher=webCG|date=2009-12-03|accessdate=2021-01-02}}</ref>。﹃'''The Art of Progress'''﹄ ︵アート・オブ・プログレス‥革新の美学︶と呼ばれるコンセプトにて、エレガントなデザインと傑出したドライビング エクスペリエンスを提供している<ref name="CG4939">{{Cite web|和書|url=https://www.webcg.net/articles/-/4939|title=アウディの旗艦﹁A8﹂がフルモデルチェンジ|publisher=webCG|date=2010-12-15|accessdate=2021-01-02}}</ref>。欧州向けには直噴4.2LV型8気筒ガソリンエンジンを搭載する﹁4.2 FSI﹂、最高出力350hpと最大トルク81.6kgmを発生させる4.2LV型8気筒ディーゼルエンジンを搭載する﹁4.2 TDI﹂、3.0LV型6気筒ディーゼルエンジンを搭載する﹁3.0 TDI﹂を設定。トランスミッションは先代の6速ATから8速ATに変更された。 Lはロングホイールベースモデルを表す(後席を130mm延長)。▼
=== 日本での販売 ===
▲*[[2010年]][[11月]]に日本で[[テレビ]]でのディザー[[コマーシャルメッセージ|CM]]を放送。
▲* ▲*[[2011年]][[6月7日]] ▲*[[2012年]][[9月]]に4.2 FSI クワトロ/L 4.2 FSI クワトロがV8 4.2L FSIエンジンから[[アウディ・S8|S8]]に搭載されたものをデチューンした4L V8 TFSIエンジンに変更された<ref>{{Cite web|和書|url=https://response.jp/article/2012/09/19/181581.html|title=アウディ A8 一部仕様を変更…新型4リットル直噴ターボ搭載|publisher=Response.|date=2012-09-19|accessdate=2021-01-02}}</ref>。排気量こそ減っているものの最高出力は+48PS、最大トルクも+155N・mと大幅に向上している。 *2013年1月16日 - ﹁A8ハイブリッド﹂を同年2月1日より発売すると発表<ref>{{Cite web|和書|url=https://response.jp/article/2013/01/16/188936.html|title=アウディ ジャパン、A8 と Q5 にハイブリッドモデルを追加|publisher=Response.|date=2013-01-16|accessdate=2021-01-02}}</ref><ref>{{Cite web|和書|url=https://www.webcg.net/articles/-/18153|title=アウディ、﹁A8﹂﹁Q5﹂のハイブリッド車を発表|publisher=webCG|date=2013-01-16|accessdate=2021-01-02}}</ref>。2.0L直噴ガソリンターボエンジンの2.0 TFSIと電気モーターを組み合わせ、システム全体で最高出力245ps、最大トルク480Nm︵48.9kgm︶を発揮する。トランスミッションは8速ティプトロニックで、ハイブリッドユニットが前輪を駆動する。後席の後ろに1.3kWhの[[リチウムイオン二次電池|リチウムイオンバッテリー]]を搭載しているため、トランク容量がノーマルモデルから110L減少し400Lとなっている。燃費性能は13.8km/L︵JC08モード︶である。 *2014年3月13日 - ﹁A8﹂﹁S8﹂をマイナーチェンジし、一部モデルを除き同日販売開始した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.webcg.net/articles/-/30460|title=マイナーチェンジした﹁アウディA8/S8﹂発売|publisher=webCG|date=2014-03-13|accessdate=2021-01-02}}</ref>。エクステリアデザインはキープコンセプトだが、立体的なシングルフレームグリルやボンネット、フロントバンパー、マトリクスLEDヘッドライト︵一部オプション設定︶などを採用した。パワートレインに変更はないが、4.0 TFSIのみ15ps出力向上された。 *2014年8月18日 - ﹁A8﹂﹁S8﹂の装備・仕様を変更し同年8月20日より発売すると発表した<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.webcg.net/articles/-/31164|title=アウディA8/S8の装備が充実 燃費向上も|publisher=webCG|date=2014-08-18|accessdate=2021-01-02}}</ref>。自動ブレーキ機能のアウディブレーキガードなどの安全機能がセットになった﹁Audiプレセンスパッケージ﹂が標準装備された︵﹁A8ハイブリッド﹂にはオプション設定︶。 *2015年8月18日 - 「3.0 TFSIクワトロ」にマトリクスLEDヘッドライトを標準装備とした<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.webcg.net/articles/-/32968|title=アウディ、A8の一部仕様・装備を変更|publisher=webCG|date=2015-08-18|accessdate=2021-01-02}}</ref>。
===グレード (日本国内正規導入のみ)===
▲Lはロングホイールベースモデルを表す(後席を130mm延長)。
{| class="wikitable" border="1" style=font-size:small
|-
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| 6,298cc
| 500PS/63.7kg·m
| rowspan="
| rowspan="
|-
| 4.2FSIクワトロ<br/>L4.2FSIクワトロ
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== 4代目(2018年-)D5系 ==
{{Infobox_自動車のスペック表
| 車種= 普通自動車
| 車名= アウディ・A8(4代目)
| 車名補= D5系
| 1枚目画像の説明=
| 1枚目画像名=
| 2枚目画像の説明=
| 2枚目画像名= Audi A8 L D5 Back IMG 0075.jpg
| 3枚目画像の説明=
| 3枚目画像名= Osaka Motor Show 2019 (82) - Audi A8 55 TFSI quattro (AAA-F8CZSF).jpg
| 製造国=
| 販売期間=2018年-
| 設計統括=
| デザイン=
| 乗車定員=5人
| ボディタイプ=4ドア[[セダン]]
| エンジン=3.0L biturbo FSI VW EA839 CZSE V6<br />3.0L biturbo FSI VW EA839 V6 MHEV<br />3.0L biturbo FSI VW EA839 PHEV V6<br />4.0L biturbo FSI VW EA825 V8
| エンジン位置=
| モーター=
| 最高出力=
| 最大トルク=
| トランスミッション= 8速AT
| 駆動方式=4WD
| サスペンション=
| 全長=標準仕様:5,172 mm<br />ロング仕様:5,302 mm
| 全幅=1,945 mm
| 全高=1,485 mm
| ホイールベース=標準仕様:2,998 mm<br />ロング仕様:3,128 mm
| 車両重量=
| 最大積載量=
| 自由項目1(項目名)=
| 自由項目1(内容)=
| 自由項目2(項目名)=
| 自由項目2(内容)=
| 別名= <!--現地名、地域を記入-->
| 先代=
| 後継=
| プラットフォーム=
}}
2017年7月11日、スペインのバルセロナで開催された「アウディサミット」にて初公開<ref name="response170711">{{Cite web|和書|url=https://response.jp/article/2017/07/11/297307.html|title=【アウディサミット】市販車で世界初の自動運転「レベル3」実現…A8 新型、バルセロナで初公開|publisher=Response.|date=2017-07-11|accessdate=2020-11-07}}</ref>。その後欧州では、2017年10月5日に販売開始された<ref>{{Cite web|和書|url=https://response.jp/article/2017/10/02/300523.html|title=アウディ A8 新型、欧州発売…先進運転支援は40以上|publisher=Response.|date=2017-10-02|accessdate=2021-01-02}}</ref>。
エクステリアデザインは2014年に発表されたコンセプトカー「Audi prologue」に基づいた新しいアウディデザインを採用<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.webcg.net/articles/-/39403|title=アウディ、フラッグシップセダン「A8」の新型を発表|publisher=webCG|date=2018-09-05|accessdate=2021-01-06}}</ref>。シングルフレームグリルを大型化、ワイド化したほか、テールランプは左右が一体化されている。インテリアは水平基調なデザインで、先代より広くなり、センターコンソールに装備された10.1インチのメインモニターと8.6インチのサブモニターが先進性を強調している<ref name="&GP">{{Cite web|和書|url=https://www.goodspress.jp/reports/213823/2/|title=【アウディ A8試乗】第4世代もハイテク満載!自動運転の標準化を見据える意欲的な旗艦|publisher=[[徳間書店|&GP]]|date=2019-12-23|accessdate=2021-01-06}}</ref>。さらに「アウディバーチャルコックピット」と呼ばれる12.3インチのフルカラー液晶ディスプレイによってフルデジタルメーター化された。
=== 安全装備 ===
5つのミリ波レーダー、5つのカメラセンサー、12個の超音波センサーに加え、量産車として初めて[[LIDAR|LiDAR]]と呼ばれるレーザースキャナーをフロントに搭載<ref name="&GP" />。これら最大23個のセンサーからの情報を「セントラル ドライバーアシスタンス コントローラー(zFAS)」によって統合的に分析し、[[先進運転支援システム|先進運転支援システム(ADAS)]]の自然な制御を実現した<ref>{{Cite web|和書|url=https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1141638.html|title=アウディ、量産車で世界初のレーザースキャナーを使う「zFAS」搭載の新型「A8」|publisher=[[Impress Watch|Car Watch]]|date=2018-09-05|accessdate=2021-01-06}}</ref>。
=== 自動運転システム ===
当モデルは、市販車として世界初となる[[自動運転車|「レベル3」自動運転機能]]「アウディAIトラフィックジャムパイロット」を採用したモデルとして発表された<ref name="response170711" />。しかし、各国の自動運転車に対する法律の整備等が追い付いておらず、2020年5月現在、「アウディAIトラフィックジャムパイロット」を搭載するA8は世界のどこの国でも販売されていない<ref>{{Cite web|和書|url=https://www.webcg.net/articles/-/42758?page=3|title=いよいよ日本で「レベル3」の自動運転が解禁 世界初の採用車がホンダになるって本当? 「アウディA8」はどうなった?|publisher=webCG|date=2020-05-25|accessdate=2020-11-07}}</ref>。
=== 日本での販売 ===
[[2018年]][[9月5日]] - 日本仕様車を発表<ref name="response180905">{{Cite news|title=アウディ A8 新型…日本法人社長﹁より高い安心感と快適性を実現﹂|newspaper=レスポンス|date=2018-09-05|url=https://response.jp/article/2018/09/05/313699.html|accessdate=2018-09-07}}</ref>。同年[[10月15日]]から日本での販売を開始した<ref name="response180905"/>。導入されるのは3.0LV型6気筒エンジンを搭載する﹁A8 55 [[TSI|TFSI]]クワトロ﹂{{efn|name="TFSI"|モデル名称の数字はエンジン出力別の数字であり、25 - 70の間の9つの数字で表される<ref>{{Cite web|和書|url=https://car.watch.impress.co.jp/docs/news/1159760.html|title=アウディ、モデル名称の数字を順次変更。エンジン出力ごとに独自の数字採用|author=椿山和雄|publisher=[[インプレス]]︵[[Impress Watch#ライフスタイル系メディア|Car Watch]]︶|date=2018-12-21|accessdate=2023-06-03}}</ref>。}}、4.0LV型8気筒エンジンを搭載する﹁A8 60 TFSIクワトロ﹂{{efn|name="TFSI"}}、4.0LV型8気筒エンジンを搭載するロングホイールベースモデル﹁A8 L 60 TFSIクワトロ﹂{{efn|name="TFSI"}}の3種類。また、全てのタイプに48Vマイルドハイブリッドドライブシステム︵MHEV︶を搭載し、燃費性能を向上させている。 {{-}}
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{Reflist|group="注"}}
{{Notelist}}
=== 出典 ===
{{Reflist}}
254 ⟶ 321行目:
{{commonscat|Audi A8}}
* [[アウディ・V8]]
* [[アウディ・S8]]
* [[アウディ・A6]]
* [[アウディ・A4]]
|