「アリエテ (戦車)」の版間の差分
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| 不整地時速度=
| 行動距離=550 km
| 主砲=44口径
| 副武装=[[ラインメタルMG3|MG42/59 7.
| 装甲=[[装甲#複合装甲|複合装甲]](車体および砲塔前面部)
| エンジン名=IVECO MTCA<br />[[V型12気筒]][[スーパーチャージャー|スーパーチャージド]]・[[ディーゼルエンジン|ディーゼル]]
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== 開発の経緯 ==
第二次世界大戦以前から国産戦車を製造・運用してきたイタリアであるが、敗戦後は[[北大西洋条約機構|NATO]]に所属して 1980年代前半、[[イタリア陸軍]]は1950年代以来使い続けて旧式化したM47戦車の更新が迫られた。主力戦車の技術開発力の向上も合わせて図るため、[[1982年]]に国内企業へ国産戦車の開発・生産を依頼した。[[オート・メラーラ|OTOメララ社]]を中心とした国内兵器メーカーのコンソーシアムはこの開発契約を請け、新型主力戦車の研究・開発を開始した。 32行目:
コンソーシアムではOTOメララ社が主導して[[1986年]]に最初の試作車が完成し、[[1987年]][[2月]]に陸軍に引き渡された。その後6輌の試作車が製作され、[[1987年]]に﹁carro armato da battaglia C-1 Ariete︵C-1 アリエテ主力戦車︶﹂の名称が与えられた後、[[1990年]]には陸軍への正式採用が決まった。同コンソーシアムはその後、[[チェンタウロ戦闘偵察車|B1チェンタウロ戦闘偵察車]]の開発も行なっている。 戦後初めて本格的に開発した国産戦車でありながら、 現在は性能を向上させた発展型である「アリエテMk2」の開発が進められ、将来的に500輌の配備が見積もられている。
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=== 設計仕様(開発初期段階) ===
[[1982年]]に開発契約として示された設計仕様は以下の通りである。
*
*[[装甲#複合装甲|複合装甲]]を車体と砲塔の要部に備える
*走行装置を含む車体の各コンポーネントの性能を西側先進諸国の主力戦車のものと同等とする
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=== 武装 ===
*OTOメララ社製120 mm 滑腔砲(2軸安定、-9~+20度、サーマル・スリーブ、[[排煙器]]、ボアサイト)
*7.
*7.
*[[発煙弾|スモーク]]・ディスチャージャ 砲塔左右側面に各4基
*ガリレオ社製TURMS(Tank Universal Reconfigurable Modular System)FCS
**車長用昼夜間自動スタビライズド・パノラミック・サイト
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*燃料タンク:グラスファイバ製<!--搭載量は不明--> 戦闘室後方左右(航続距離:路上で550 km)
*車輪機構:片側7軸転輪、トーションバー独立懸架、前部3軸と後部2軸に油気圧ショック・アブソーバー、片側4輪リターン・ローラー [[履帯]]幅618 mm、ダブルピン式、ゴム製サイドスカート付き
*渡渉水位:1.
=== 車体装備 ===
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