「アリエテ (戦車)」の版間の差分
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第二次世界大戦以前から国産戦車を製造・運用してきたイタリアであるが、敗戦後は[[北大西洋条約機構|NATO]]に所属して[[90mm戦車砲 (アメリカ)#T54シリーズ|90mm砲]]を搭載した[[アメリカ合衆国|アメリカ]]製の[[M47パットン]]や、[[ロイヤル・オードナンス L7|105mmライフル砲]]を搭載した[[西ドイツ]]製の[[レオパルト1]]を使用してきた。[[1970年代]]初めにはレオパルト1の[[ライセンス生産]]を行った。1970年代後半からはレオパルト1A4をベースに初の国産主力戦車[[OF-40 (戦車)|OF-40]]を独自開発した。OF-40は輸出用戦車として[[1980年代]]から[[1990年代]]には[[アラブ首長国連邦]]を中心に輸出されたが、イタリア軍自体には採用されなかった。 1980年代前半、[[イタリア陸軍]]は[[1950年代]]以来使い続けて旧式化したM47戦車の更新が迫られた。主力戦車の技術開発力の向上も合わせて図るため、[[1982年]]に国内企業へ国産戦車の開発・生産を依頼した。[[オート・メラーラ| コンソーシアムではOTOメララ社が主導して[[1986年]]に最初の試作車が完成し、[[1987年]][[2月]]に陸軍に引き渡された。その後6輌の試作車が製作され、[[1987年]]に﹁carro armato da battaglia C-1 Ariete︵C-1 アリエテ主力戦車︶﹂の名称が与えられた後、[[1990年]]には陸軍への正式採用が決まった。同コンソーシアムはその後、[[チェンタウロ戦闘偵察車|B1チェンタウロ戦闘偵察車]]の開発も行なっている。 |