「カール (スナック菓子)」の版間の差分
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== 概要 ==
[[ファイル:Meiji Seika Karl Cheese Flavor 01.jpg|thumb|カール チーズ味]]
カールは[[トウモロコシ]]を原料とした親指大のノンフライスナック菓子<ref name="make">{{Cite web|author=明治製菓|url=http://www.meiji.co.jp/sweets/snack/oyatsuhakarl/#/dekirumade/|title=カールのできるまで|language=日本語|accessdate=6月30日|accessyear=2009年}}</ref>で、サクサクとした軽い食感が特徴である。日本初のスナック菓子として[[1968年]][[7月25日]]、チーズ味とチキンスープ味の発売以降さまざまな味・バリエーションが発売されている。
[[カブトムシ]]の幼虫のような独特な形は、開発時に偶然ノズルから出た生地が丸まって下に落ちた形がユニークだったことがきっかけとなって決められた<ref name="longseller">{{Cite web
カールのイメージキャラクターは、「子供のおやつとして定着させたい」という明治製菓の思いから、当初'''坊や'''と呼ばれる子供のキャラクターであったが、[[コマーシャル]]に脇役として登場していた、麦藁帽子(髪は非常に薄い)に泥棒髭、首には手拭を巻いた農作業姿の'''カールおじさん'''が人気を博し、1982年のかるーいしお味でパッケージに初登場して以降、イメージキャラクターを務めている<ref name="rekisi" /><ref>[http://www.nikkeibp.co.jp/netmarketing/case/study/070228_meijiseika/index3.html 日経ネットマーケティングの事例リポート]において明治製菓はカールをキャラクター(カールおじさん)が浸透している商品と位置付けている。</ref>。カールファミリーのキャラクターデザイナーは[[ひこねのりお]]。▼
== CM ==▼
カールおじさん達が登場する[[アニメーション|アニメ]][[コマーシャルメッセージ|CM]]の[[コマーシャルソング|CMソング]]は、[[三橋美智也]]の﹁いいもんだな故郷︵ふるさと︶は﹂。最後の﹁いいもんだな ふるさとは﹂以後が省略されサウンドロゴに切り替わっているバージョン。▼ 1974年より「おらが春篇」が開始され、カントリー[[歌手]]の[[寺本圭一]]が歌を担当した<ref name="nenpyou">{{Cite web|author=明治製菓 - カールおらが村|url=http://www.meiji.co.jp/sweets/snack/karl/|title=完全保存版カールCM年表|language=日本語|accessdate=9月5日|accessyear=2009年}}</ref>。同年12月の「雪だるま篇」より三橋が主に担当するようになり、1993年まで使用された<ref name="nenpyou" />。その後は[[林家正蔵 (9代目)|林家こぶ平]](1994年)、[[岡村喬生]](1998年)、[[団しん也]](1999年 - 2001年)、[[志村けん]](2002年 - 2003年)などが担当<ref name="nenpyou" />、2007年より[[和田アキ子]]に引き継がれた<ref>{{Cite web|author=明治製菓 - カールおらが村|url=http://www.meiji.co.jp/sweets/snack/karl/|title=カールCMギャラリー - 歌っているのは誰?|language=日本語|accessdate=9月5日|accessyear=2009年}}</ref><ref>{{Cite web|author=ZAKZAK|url=http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_07/g2007071815.html|title=和田アキ子カールCM熱唱も減量でカ~ルく“値上げ”|language=日本語|accessdate=9月5日|accessyear=2009年}}</ref>。また、1995年、1996年のCMには[[宇崎竜童]]と[[瀬戸朝香]]が出演している<ref name="nenpyou" /><ref>{{Cite web|author=インプレスR&D|url=http://i.impressrd.jp/files/images/bn/pdf/im199604-238-news.pdf|title=インターネットマガジン1996年4月号|language=日本語|accessdate=9月14日|accessyear=2009年}}</ref>。1978年には唯一、カールおじさんがセリフを言うCMが放送された。このときの声は[[由利徹]]が担当した<ref>「[[シルシルミシル]]」2009年10月7日放送</ref><ref>[http://www.meiji.co.jp/inquiry/kyakusou/sweets/snack.html#06 明治製菓「お客様相談室」]</ref>。▼
== 歴史 ==▼
1968年5月9日、ポップコーン等から着想を得、日本初のコーンスナック菓子としてチーズ味、チキンスープ味が発売となる。100g入りで70円と他の菓子が50円で売られる中、やや高めの価格設定だった。当時はチーズは日本人には馴染みが浅く斬新だったという。しかし密閉性が不十分で湿気を帯びやすかったこと、価格設定や対象とする層には量が少し多かったことから当初は売れ行きは芳しくなく、クレームも多く寄せられたという<ref name="longseller">{{Cite web▼ |date=2007-07-24
|url=http://www.nttcom.co.jp/comzine/no051/long_seller/
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|language=日本語
|accessdate=2010-12-09
}}</ref>。「カール」という商品名も"curl(巻く)"に由来するが、商標登録の関係上"karl"となっている。
▲カールのイメージキャラクターは、﹁子供のおやつとして定着させたい﹂という明治製菓の思いから、当初'''坊や'''と呼ばれる子供のキャラクターであったが、[[コマーシャル]]に脇役として登場していた、麦藁帽子︵髪は非常に薄い︶に泥棒髭、首には手拭を巻いた農作業姿の'''カールおじさん'''が人気を博し、1982年のかるーいしお味でパッケージに初登場して以降、イメージキャラクターを務めている<ref name="rekisi" /><ref>[http://www.nikkeibp.co.jp/netmarketing/case/study/070228_meijiseika/index3.html 日経ネットマーケティングの事例リポート]において明治製菓はカールをキャラクター︵カールおじさん︶が浸透している商品と位置付けている。</ref>。カールファミリーのキャラクターデザイナーは[[ひこねのりお]]が手掛けている。 ▲== CM ==
▲カールおじさん達が登場する[[アニメーション|アニメ]][[コマーシャルメッセージ|CM]]の[[コマーシャルソング|CMソング]]は、[[三橋美智也]]の﹁いいもんだな故郷︵ふるさと︶は﹂。最後の﹁いいもんだな ふるさとは﹂以後が省略されサウンドロゴに切り替わっているバージョン。 ▲3代目CMで登場したカールおじさんは風貌が品がないとの声が社内から上がり、4代目CMではいったん消えたものの、復活要望の声が多かったことから5代目CM以降再登場した<ref name="longseller" />。1974年より﹁おらが春篇﹂が開始され、カントリー[[歌手]]の[[寺本圭一]]が歌を担当した<ref name="nenpyou">{{Cite web|author=明治製菓 - カールおらが村|url=http://www.meiji.co.jp/sweets/snack/karl/|title=完全保存版カールCM年表|language=日本語|accessdate=9月5日|accessyear=2009年}}</ref>。同年12月の﹁雪だるま篇﹂より三橋が主に担当するようになり、1993年まで使用された<ref name="nenpyou" />。その後は[[林家正蔵 (9代目)|林家こぶ平]]︵1994年︶、[[岡村喬生]]︵1998年︶、[[団しん也]]︵1999年 - 2001年︶、[[志村けん]]︵2002年 - 2003年︶などが担当<ref name="nenpyou" />、2007年より[[和田アキ子]]に引き継がれた<ref>{{Cite web|author=明治製菓 - カールおらが村|url=http://www.meiji.co.jp/sweets/snack/karl/|title=カールCMギャラリー - 歌っているのは誰?|language=日本語|accessdate=9月5日|accessyear=2009年}}</ref><ref>{{Cite web|author=ZAKZAK|url=http://www.zakzak.co.jp/gei/2007_07/g2007071815.html|title=和田アキ子カールCM熱唱も減量でカ~ルく“値上げ”|language=日本語|accessdate=9月5日|accessyear=2009年}}</ref>。また、1995年、1996年のCMには[[宇崎竜童]]と[[瀬戸朝香]]が出演している<ref name="nenpyou" /><ref>{{Cite web|author=インプレスR&D|url=http://i.impressrd.jp/files/images/bn/pdf/im199604-238-news.pdf|title=インターネットマガジン1996年4月号|language=日本語|accessdate=9月14日|accessyear=2009年}}</ref>。1978年には唯一、カールおじさんがセリフを言うCMが放送された。このときの声は[[由利徹]]が担当した<ref>﹁[[シルシルミシル]]﹂2009年10月7日放送</ref><ref>[http://www.meiji.co.jp/inquiry/kyakusou/sweets/snack.html#06 明治製菓﹁お客様相談室﹂]</ref>。 ▲== 歴史 ==
▲ 翌1969年にはチーズがけ、カレーがけが発売される<ref name="gimon">{{Cite book|和書|author=串間努編|year=2000|title=子どもの頃の﹁大疑問﹂こちら、思い出探偵事務所|publisher=大和書房|isbn=4-479-39077-4|pages=p.128-130}}</ref>。密閉性を高め、70g入り50円とするなどクレームを克服する改良が行われたことで好評で、売り上げを伸ばしていった。さらに1971年には関西圏でのさらなる拡販を目指し、鰹だしをベースとしたうすあじを発売した<ref name="rekisi" />。 |