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| 英文社名 = J-AIR Corporation
| ロゴ = J-AIR logo 2011.svg
| 画像 =
| 画像サイズ = 250px
| 画像説明 = 本社(空港施設・大阪綜合ビル)
| 種類 = [[株式会社 (日本)|株式会社]]
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| SWIFTコード =
| 事業内容 = 航空運送事業
| 代表者 =
| 資本金 = 1億円
| 発行済株式総数 =
| 売上高 = 362億6509万0000円<br />(2022年3月期)<ref name="fy">{{Cite web
| 営業利益 = △139億8335万0000円<br />(2022年3月期)<ref name="fy" /><!-- 数値を更新する際は出典を修正してください -->
| 経常利益 = △139億2628万9000円<br />(2022年3月期)<ref name="fy" /><!-- 数値を更新する際は出典を修正してください -->
30 ⟶ 31行目:
| 純資産 = △34億3509万6000円<br />(2022年3月31日現在)<ref name="fy" /><!-- 数値を更新する際は出典を修正してください -->
| 総資産 = 220億6569万4000円<br />(2022年3月31日現在)<ref name="fy" /><!-- 数値を更新する際は出典を修正してください -->
| 従業員数 = 740名(2022年4月現在)<ref>{{Cite web
| 決算期 = 3月31日
| 主要株主 = [[日本航空|日本航空株式会社]] 100%
| 主要子会社 =
| 関係する人物 =
| 外部リンク = {{URL|https://www.jair.co.jp/}}
| 特記事項 =
}}
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|ロゴサイズ =
|IATA = JL<!--XM--><ref>[https://www.iata.org/publications/Pages/code-search.aspx Airline and Airport Code Search] -IATA</ref>
|ICAO = JAL<br>
|コールサイン = JAPAN AIR<br>J AIR
|親会社 = [[日本航空|日本航空株式会社]]
|設立日 = [[1996年]][[8月8日]]
|本拠地 = [[大阪府]][[池田市]]
|代表者 =
|ハブ空港 = [[大阪国際空港]]
|焦点都市 = [[東京国際空港]]
|マイレージサービス = [[JALマイレージバンク]]
|ラウンジ =
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'''株式会社ジェイエア'''︵{{Lang-en-short|J-AIR Corporation}}︶は、[[日本航空|日本航空︵JAL︶グループ]]の[[航空会社]]である。[[リージョナルジェット]]を用いて、現在は[[大阪国際空港]]をベースに北は[[北海道]]の[[女満別空港]]、南は[[鹿児島県]]の[[徳之島空港]]まで日本全国をカバーしており、JALグループ国内線全体の約3割を占めている。 運送の共同引受により全便 2015年以降、同じ日本航空(JAL)グループである[[日本エアコミューター]]が運航していた[[奄美群島]]路線の一部を移管されるなど路線網を拡大している。
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* [[2006年]]︵平成18年︶11月 - 当社初となる自社養成[[パイロット (航空)|パイロット]]の訓練生︵未経験者対象C制度︶を募集し、選考試験を実施。自社養成パイロットの募集はその後も継続。また新機種導入に伴い、[[整備士]]や[[客室乗務員]]の採用も活発化。 * [[2007年]](平成19年)
** 2月 - 2009年度以降の[[東京国際空港]]︵羽田空港︶の再拡張による発着枠拡大にあわせて、新たに[[ブラジル]]・[[エンブラエル]]社製の小型ジェット機・[[エンブラエル E-Jet|エンブラエル 170]]︵E170︶を導入することを決定、同年6月に正式契約を締結<ref> ** [[2月6日]] - ﹁2007 - 2010年度 JALグループ再生中期プラン﹂により、日本航空グループによる国内線のうち、当社と[[JALエクスプレス]]︵JEX︶の占める運航便数の割合を、現在の約15[[パーセント|%]]から、2010年までに約26%以上に増やす計画を発表。2008年2月29日発表の2008 - 2010年度プランでは、その数が45%以上に増えることになった。 * [[2007年]](平成19年)
85 ⟶ 86行目:
** [[11月1日]] - 貨物搭載開始。札幌発着を中心とした6路線で開始され、順次拡大予定。
* [[2010年]](平成22年)
** [[4月23日]] - 一部報道により、JALが名古屋空港発着の全路線を2011年春までに完全撤退し、
** [[7月13日]] - JALの再生計画に伴い名古屋空港から完全撤退する見通しとなったため、本社を名古屋空港から大阪国際空港に移転する方針を明らかにした。
** [[10月1日]] - 大阪国際空港からの運航を開始。
92 ⟶ 93行目:
** [[3月26日]] - 名古屋空港から撤退。その後、[[フジドリームエアラインズ]]︵FDA︶が[[帯広空港|とかち帯広空港]]線を除く当社路線を引き継ぎ運航開始。とかち帯広線はJALに移管し、機材を大型化の上、季節便として、中部国際空港発着便となる。 * [[2012年]](平成24年)6月 - CRJ200をボーディングブリッジに接続できる「渡し板(PBBアダプター)」を開発、[[国土交通省]]より使用認可を受ける<ref>[https://www.jair.co.jp/entertainment/mag/bn_130313_02.html ジェイ・エア マガジン「渡し板運用にいたるまで」]</ref>。
* [[2014年]]︵平成26年︶[[8月28日]] - 日本航空は * [[2015年]]︵平成27年︶[[1月28日]] - * [[2016年]](平成28年)[[5月10日]] - 大阪(伊丹)- 鹿児島線で[[エンブラエル E-Jet|E190]]の運航を開始。
* [[2018年]](平成30年)
99 ⟶ 100行目:
** [[2月1日]] - 使用予定だったエンブラエル機の故障により、急遽先日引退セレモニーを行ったボンバルディア CRJ200を起用し、使用機材変更の通知の上、JL2442便 宮崎 - 大阪︵伊丹︶線を就航。この日をもってボンバルディア CRJ200最後の運航となった。 ** [[8月4日]] - [[天皇]]・[[皇后]]の[[利尻島]][[行幸啓]]にあたり、[[札幌飛行場|丘珠空港]] - [[利尻空港]]往復の特別機としてE170を運航<ref>{{Cite news|title=両陛下、利尻島を訪問 離島への思い強く|newspaper=日本経済新聞|date=2018-08-04|url=https://www.nikkei.com/article/DGXMZO33819950U8A800C1CC1000/|accessdate=2022-09-20|}}</ref>。 * [[2022年]]([[令和]]4年)[[12月26日]] - E190で機内インターネットサービス順次提供開始。
== 運航機材 ==
=== 保有機材 ===
{| class="
|+ '''J-Air フリート''' 2020年7月現在<ref>[http://flyteam.jp/airline/j-air/aircrafts/current J-AIR運用機材]</ref>
|- ▼
! 機材
! 機材数
! 発注
! class="unsortable" | 乗客数
!
|-
| [[エンブラエル E-Jet|エンブラエル
|
|
|
|2008年11月から受領開始 <ref name="#1">
|-
| [[エンブラエル E-Jet|エンブラエル
|
|
|
|2016年4月から受領開始。<br />座席はクラスJ15席+普通席80席の2クラス。 <ref name="#1"/>
|-
130 ⟶ 132行目:
|}
; [[
[[File:J-Air, ERJ-170, JA221J (24080938461).jpg|200px|thumb|エンブラエル E170 新塗装]]▼
[[File:JA241J (29723747964).jpg|200px|thumb|エンブラエル E190]]▼
[[ファイル:J-Air, JA248J, Embraer ERJ-190 (27610826129).jpg|代替文=|サムネイル|200x200ピクセル|「ミニオンジェット」エンブラエル E190 JA248J]]▼
; [[エンブラエル E-Jet|エンブラエル E170-100STD]]/普通席76席 : 18機▼
: [[2008年]]10月に1号機を受領し、[[2009年]][[2月1日]]より運航を開始した。2018年発注分全機 納入済み。
: 2016年4月14日から機内内装更新し、更新された機体から機内[[Wi-Fi]]対応、[[無線LAN]]対応機器により動画視聴のみ対応︵インターネット接続不可)。2016年度全機改修済み<ref> ; [[エンブラエル E-Jet|エンブラエル
: 2016年5月10日より就航。2018年発注分全機 納入済み。
: クラスJ15席配置により同社初2クラス設置機で、他機種にない1+2の座席配置である。クラスJを設定することにより座席数を100席未満にして客室乗務員の配置を2名に抑え運航コストの低減を図っている。
: 全席アクセス可能なユニバーサルPC電源を装備。2017年から機内Wi-Fi対応、無線LAN対応機器により動画視聴のみ対応(インターネット接続は2022年12月26日より順次対応)<ref>[http://www.jal.co.jp/dom/special/jair/ 新仕様機「エンブラエル190」国内線初就航]</ref>。
{| class="wikitable" border="1"
! style="white-space:nowrap" |[[機体記号]]!!登録日!!機種!!備考▼
▲|-
▲!style="white-space:nowrap" |[[機体記号]]!!登録日!!機種!!備考
|-
| JA211J || 2008/10/31 || rowspan="18" |
|-
| JA212J || 2009/01/22 || 名古屋空港にて2009年2月の就航開始まで試験飛行実施
176 ⟶ 171行目:
| JA224J || 2013/12/12 || オプション増備分、FIP1
|-
| JA225J || 2014/03/19 || オプション増備分
|-
| JA226J || 2015/10/27 || 追加発注分、FIP1、LED灯火
182 ⟶ 177行目:
| JA227J || 2015/12/02 || 追加発注分、FIP1、LED灯火
|-
▲|追加発注分、FIP1、LED灯火<br>元さあ、でかけよう![[北海道胆振東部地震|北海道]]<br>世界自然遺産特別塗装機
|-
| JA241J || 2016/04/19 || rowspan="14" |
|-
| JA242J || 2016/06/25 ||
192 ⟶ 185行目:
| JA243J || 2016/08/25 ||
|-
| JA244J || 2016/11/24 || 機内インターネット対応
|-
| JA245J || 2016/12/21 || 機内インターネット対応
|-
| JA246J || 2017/04/12 || 機内インターネット対応
| ▼
|-
| JA247J || 2017/05/31 || 機内インターネット対応
|-
| JA248J || 2017/07/13 || 機内インターネット対応<br>元JAL [[ミニオンズ (キャラクター)|ミニオン]]ジェット▼
▲| 元[[ミニオンズ (キャラクター)|ミニオン]]ジェット
|-
| JA249J || 2017/08/18 || 機内インターネット対応
|-
| JA250J || 2017/10/26 || 機内インターネット対応<br>元南紀白浜空港開港50周年記念[[わかぱん]]ジェット▼
▲| 元南紀白浜空港開港50周年記念[[わかぱん]]ジェット
|-
| JA251J || 2017/12/07 || 機内インターネット対応
|-
| JA252J || 2018/01/31 || 機内インターネット対応<br>JALミャクミャクJET(1号機) 2023.11.29運航開始<br>元JAL ミニオンジェット2 <br>元JAL×ユニバーサル・スタジオ・ジャパン ジェット
|-
| JA253J || 2018/04/25 || 機内インターネット対応
|-
| JA254J || 2018/07/24 || 機内インターネット対応<br>元[[しまじろうシリーズの登場キャラクター|しまじろう]]ジェット▼
▲|元[[しまじろうシリーズの登場キャラクター|しまじろう]]ジェット
|}
FIP:燃費改善仕様
<gallery widths=180 heights=140 perrow=6>
J-AIR ERJ-170 fukuoka 20090913172158.jpg|エンブラエル E170 旧塗装
▲
</gallery>
=== 導入を断念した機材 ===
; [[三菱航空機]] [[Mitsubishi SpaceJet]]
: 32機を確定発注してい === 退役機材 ===
[[File:J-Air Bombardier CRJ200ER (JA202J) at Itami Airport.jpg|200px|thumb|ボンバルディア CRJ200ER]]▼
: 西瀬戸エアリンクから事業とともに継承された。1991年に退役。
[[ファイル:J-AIR BAe 3217 Jetstream Super31 (JA8865 981) (4080605968).jpg|代替文=|サムネイル|200x200ピクセル|BAe ジェットストリーム 31]]▼
; [[ハンドレページ ジェットストリーム|BAe ジェットストリーム 31]]/普通席19席
: ジャルフライトアカデミーとして1991年から運航開始し、[[2003年]][[8月31日]]の[[陰陽連絡路線#広島西-出雲線|広島西 - 出雲線]]のフライトを最後に退役した。最大で5機保有していた。
; [[ボンバルディア CRJ#CRJ100/CRJ200|ボンバルディア CRJ200ER]]/普通席50席
: [[2000年]]から[[2006年]]にかけて最大9機導入した。E170並びにE190の増備に伴い、2016年6月から順次退役が始まり<ref>{{Cite web|和書|url=http://flyteam.jp/airline/j-air/aircrafts?filtertype=model&filtercode=crj-200|title=ジェイ・エア 機材一覧 Bombardier CRJ-200機材|website=flyteam.jp|accessdate=2017-04-26}}</ref>、[[2018年]][[1月31日]]を以って全機退役した。これにより日本の航空会社からCRJ200が姿を消した︵[[2018年]][[2月1日]]使用予定機故障により、急遽機材変更となり 宮崎 - 伊丹︵大阪︶線に起用された。[[アイベックスエアラインズ]]では2017年9月に退役︶。 : [[2012年]]6月以降は自社で開発した「渡し板(PBBアダプター)」によりボーディングブリッジに接続できるようになりバリアフリーを実現した。
{| class="wikitable mw-collapsible mw-collapsed"
! colspan="5" | 退役機材一覧
![[機体記号]]
!登録日
282 ⟶ 267行目:
|2000/12/01
|2016/06/13
| rowspan="9" |
|サザンエアクラフトへ売却、現エアエスト、4ES-LCA
|-
325 ⟶ 310行目:
|リージョナルワンへ売却、2-CFFZ、整備保存
|}
<gallery widths=180 heights=140 perrow=6>
▲
</gallery>
== 塗装 ==
JALグループであるため、基本的にJALのデザインと同じである。
<gallery
</gallery>
; 設立当時
: 当時のJALと同じく[[ランドーアソシエイツ]]による灰色と赤色のブロックを合わせたデザインである。ただし﹁JAL﹂ではなく﹁J AIR﹂︵JとAの間に赤いブロックが入り、[[Λ|Aの横棒がない]]︶表記に置き換えられ、[[垂直尾翼]]は[[日本航空の歴史#﹁鶴丸﹂|鶴丸]]ではなく上から赤・白・赤色を横方向に塗ったスタイルであった。 ; 2代目
:日本航空と[[日本エアシステム]]の経営統合時に採用された「The Arc of the Sun(太陽のアーク)」によるデザインであり、「JAL」(Aの横棒がなくノが入る)のロゴが配置され、「J-AIR」と横に表記されていた。
; 3代目
: JALの鶴丸再採用によるデザインであり、ホワイトボディに斜体黒字で「''J-AIR''」と表記され、垂直尾翼に鶴丸が配される。ただし鶴丸内の文字表記は「JAL」である。
== ボーディング・ミュージック ==
== 機内サービス等 ==
前述の通り、運送の共同引受により ジェイエアでは設立から長きにわたり、普通席のみの設定であったが[[2016年]]5月より、同社では初となる[[クラスJ]]を設定した機材(エンブラエル190)が運航されている<ref>[http://www.jal.co.jp/dom/fare/jair/ 新仕様機エンブラエル190導入!]</ref>。
== 就航路線 ==
=== 自社路線 ===
2023年 * [[東京国際空港|東京/羽田]] ⇔ [[三沢飛行場|三沢]]、[[秋田空港|秋田]]、[[山形空港|山形]]、[[宇部空港|山口宇部]]、 [[宮崎空港|宮崎]]
* [[大阪国際空港|大阪/伊丹]] ⇔ 札幌/新千歳(夏季増便)、[[女満別空港|女満別]](季節運航)、[[函館空港|函館]]、[[青森空港|青森]]、三沢、秋田、[[花巻空港|花巻]]、山形、[[仙台空港|仙台]]、[[新潟空港|新潟]]、[[松本空港|松本]](季節運航)、[[出雲空港|出雲]]、[[隠岐空港|隠岐]]、[[松山空港|松山]]、[[福岡空港|福岡]]、[[長崎空港|長崎]]、[[大分空港|大分]]、[[熊本空港|熊本]]、宮崎、[[鹿児島空港|鹿児島]]、[[種子島空港|種子島]](季節運航)、徳之島(季節運航)<ref>{{Cite web
* 福岡 ⇔ 新千歳<ref>{{Cite press release |和書 |title=【北海道・東北・九州】10月29日より、2023年度国内線下期路線便数計画を一部変更 |publisher=JALグループ |date=2023-10-11 |url=https://press.jal.co.jp/ja/areanews/release/202310/007667.html}}</ref>、花巻、仙台、[[徳島飛行場|徳島]]、[[高知空港|高知]]、松山、宮崎、[[奄美空港|奄美大島]]
* [[新千歳空港|札幌/新千歳]] ⇔ 女満別、青森
* 鹿児島 ⇔ 奄美大島、[[徳之島空港|徳之島]]
[[地域航空サービスアライアンス|地域航空サービスアライアンス 有限責任事業組合]]には参加していないため、鹿児島 ⇔ 奄美大島・徳之島のJ-AIR運航便についてはANAとのコードシェアの対象外である。
=== 貨物について ===
374 ⟶ 363行目:
== 関連項目 ==
* [[契約制客室乗務員]]
* [[JALグローバルクラブ]]
382 ⟶ 370行目:
== 外部リンク ==
{{Commonscat|J-Air}}
*
*
* {{twitter|JAIR_officialjp|J-AIR(ジェイエア)【公式】}}
|