「ジュラシック・ワールド」の版間の差分
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{{pp-vandalism|small=yes}}
{{Otheruses|2015年の映画|フランチャイズ|ジュラシック・パーク|その他の用法|ジュラシック・ワールド (曖昧さ回避)}}
{{混同|ジュラシック・ニューワールド}}
{{独自研究|date=2016年11月}}
{{Infobox Film
| 作品名 = ジュラシック・ワールド
| 原題 = Jurassic World
| 画像 =
| 画像サイズ = 280px
| 画像解説 =
| 監督 = [[コリン・トレヴォロウ]]
| 脚本 = [[リック・ジャッファ&アマンダ・シルヴァー|リック・ジャッファ]]<br />[[リック・ジャッファ&アマンダ・シルヴァー|アマンダ・シルヴァー]]<br />{{仮リンク|デレク・コノリー|en|Derek Connolly}}<br />コリン・トレヴォロウ
| 原作 = '''キャラクター創造'''<br />[[マイケル・クライトン]]
| 原案 = [[リック・ジャッファ&アマンダ・シルヴァー|リック・ジャッファ]]<br />[[リック・ジャッファ&アマンダ・シルヴァー|アマンダ・シルヴァー]]
| 製作 = [[フランク・マーシャル]]<br />パトリック・クロウリー
| 製作総指揮 = [[スティーヴン・スピルバーグ]]<br />トーマス・タル
| 出演者 = [[クリス・プラット]]<br />[[ブライス・ダラス・ハワード]]<br />[[ヴィンセント・ドノフリオ]]<br />[[タイ・シンプキンス]]<br />[[ニック・ロビンソン]]<br />[[オマール・シー]]<br />[[B・D・ウォン]]<br />[[イルファーン・カーン]]<br />[[ジュディ・グリア]]<br />[[ケイティ・マクグラス]]<br />[[ジェイク・ジョンソン]]<br />{{仮リンク|ローレン・ラプカス|en|Lauren Lapkus}}
| 音楽 = [[マイケル・ジアッチーノ]]
| 撮影 = [[ジョン・シュワルツマン]]
| 編集 = {{仮リンク|ケヴィン・スティット|en|Kevin Stitt}}
| 製作会社 = {{Plainlist|
* [[ユニバーサル・スタジオ|ユニバーサル・ピクチャーズ]]
* [[アンブリン・エンターテインメント]]
25行目:
* [[ザ・ケネディ/マーシャル・カンパニー]]
}}
| 配給 = {{Flagicon|USA}} [[ユニバーサル・スタジオ|ユニバーサル・ピクチャーズ]]<br />{{flagicon|JPN}} [[東宝東和]]
| 公開 = {{Flagicon|USA}} [[2015年]][[6月12日]]<br />{{flagicon|JPN}} 2015年[[8月5日]]
| 上映時間 = 125分
| 製作国 = {{USA}}
| 言語 = [[英語]]
| 製作費 = $150,000,000(推定)
| 興行収入 = {{flagicon|
| 前作 = [[ジュラシック・パークIII]]
| 次作 = [[ジュラシック・ワールド/炎の王国]]
}}
﹃'''ジュラシック・ワールド'''﹄︵''{{en|Jurassic World}}''︶は、[[2015年]]のアメリカの[[SF映画|SF]][[アクション映画]]。﹁[[ジュラシック・パーク]]﹂シリーズの第4作目であり、﹁ジュラシック・ワールド﹂三部作の第1作目である。監督は[[コリン・トレヴォロウ]]、脚本は[[リック・ジャッファ&アマンダ・シルヴァー|リック・ジャッファ]]、[[リック・ジャッファ&アマンダ・シルヴァー|アマンダ・シルヴァー]]、デレク・コノリーとトレヴォロウが務めており、[[クリス・プラット]]、[[ブライス・ダラス・ハワード]]、[[ヴィンセント・ドノフリオ]]、[[タイ・シンプキンス]]、[[ニック・ロビンソン]]らが出演している。 44行目:
インジェン社の警備部門長であるヴィック・ホスキンスはオーウェンに対して、ラプトルを[[兵器]]として軍事利用する話を持ちかけるも一蹴される。その直後、アクシデントにより飼育員の一人が4頭のラプトル︵ブルー、デルタ、エコー、チャーリー︶が暮らす飼育エリアに落下してしまう。オーウェンは自ら飼育エリアに入ってラプトル達を制し、辛くも飼育員を救い出す。その光景を目の当たりにしたホスキンスは、改めてラプトルを人間の支配下に置くことは現実的であると確信したのであった。 クレアはオーウェンの[[バンガロー]]を訪れ、マスラニからの要請を伝える。それを受けたオーウェンはクレアと共にインドミナスの飼育エリアに到着したものの、餌が吊るされても何故かインドミナスは姿を現さなかった。不審に思ったクレアが確認するとインドミナスの生体反応が見当たらず、さらにオーウェンの指摘で内部の防壁に真新しい[[爪痕]]が残されているのを発見する。クレアは直ちに恐竜が脱走したとの報をパークのコントロール・ルームに連絡。オーウェンと二人の職員も防壁の爪痕を調べるため飼育エリア内に入った。しかし、全てはインドミナス自身が仕掛けた罠であり、最初からインドミナスは外へ逃げ出してはおらず、自らの生体反応を隠蔽し脱走したように見せかけて待ち伏せしていたのであった。クレアはコントロール・ルームからインドミナスが飼育エリア内にいたままだったことを報されるも時すでに遅く、インドミナスは飼育エリア内にいたオーウェンらを襲撃し、職員二人を食い殺して本当に飼育エリア外へ脱走してしまう。 管理棟に戻ったクレアはACU︵Asset Containment Unit - 資産管理部隊︶を出動させインドミナスの追跡・捕獲作戦を開始。今後のジュラシック・ワールドの目玉ともなろう恐竜を、犠牲者が既に出ているにも関わらず生かして捕獲しようと画策していた。だがインドミナスは自ら剥ぎ取った追跡装置を使った罠と[[保護色]]によるカモフラージュで部隊を撹乱し、返り討ちにした。最早インドミナスの捕獲は不可能。この事態を受け、サイモンがインドミナスのDNAを設計したヘンリー・ウー博士を問い詰めた結果、様々な生物のDNAを組み込んだことで、インドミナスには体のカモフラージュや、体表からの赤外線放射を抑制し赤外線カメラを欺く能力など、本来観光客向けではない能力が備わった怪物であることが判明する。 54行目:
そしてオーウェンらはインドミナスを発見するが、ラプトルの[[DNA]]をも有していたインドミナスは追ってきたラプトル達と意思疎通して懐柔し追跡部隊を襲うよう仕向けた。兵士が次々とラプトル達に襲われ殺されていく中、インドミナスはジャングルの中へと逃げ一旦は姿を消す。直後にラプトルの一頭チャーリーは隊員の反撃により[[ロケットランチャー]]で爆殺され、残りのラプトル三頭の内ブルーがオーウェンと攻防し、デルタとエコーが脱出を図るクレアと兄弟を乗せて走るトラックを襲撃する。追いかけてくるラプトルをどうにか撃退した三人はオーウェンと合流、パークのメインエリアへ戻りインジェン社の遺伝子研究所へ入った。そこで四人は証拠隠滅と逃走を図るホスキンスと鉢合わせする。彼は既に[[遺伝学者]]のウーをはじめ、残りの人員全てをインドミナスの[[受精卵]]とともに島から脱出させていたのだ。そこで彼は恐竜の兵器転用に使えるのはラプトルだけではなく、インドミナスこそまさに軍隊に変わる新たな生物兵器として利用が可能だと開き直る。しかし突然そこへ侵入してきたデルタがホスキンスを襲い殺害。四人はその隙に研究所から抜け出すもとうとうその出入口でブルーら三頭のラプトルに囲まれてしまう。だがオーウェンはラプトル達に語りかけ、三頭はオーウェンとの絆を思い出し再び彼の味方に付く。そこへインドミナスが現れラプトル達を再び懐柔しようとするがブルーに拒否され、反旗を翻されたと知るやブルーを壁に叩き付ける。オーウェンは銃を手に、残るエコーとデルタ二頭のラプトルと共にインドミナスに立ち向かうが、その圧倒的な強さにデルタとエコーは殺され、オーウェンもザック、グレイと共にインドミナスに追い詰められてしまう。 クレアはインドミナスに対する最後の対抗策として、22年前にパークで暴れたあの[[ティラノサウルス・レックス]]を飼育エリアから解放、発煙筒でインドミナスの下へ誘導する。相見えた二頭の肉食恐竜は激突し死闘を展開するが、インドミナスの力はティラノサウルスをも凌駕しておりそのまま圧倒。手負いのティラノサウルスにインドミナスがとどめを刺そうとした刹那、意識を回復したブルーが現れインドミナスに飛びかかった。その隙にティラノサウルスは反撃に転じ、ブルーと共にインドミナスに猛攻を仕掛け湖エリアの縁へと追い詰めた。重傷を負いながら尚も二頭に対して闘志を そしてオーウェンら四人は無事、[[コスタリカ]]の避難所に到着。ザックとグレイは両親と再会し、オーウェンとクレアの仲も戻る。そして朝を迎えたイスラ・ヌブラル島では、死闘を終え再び自由を取り戻したティラノサウルスが、崩壊し無人となったパークを見下ろしながら王者の如く咆哮を轟かせていた。 == 登場人物 ==
===
; {{仮リンク|オーウェン・グレイディ|en|Owen Grady}}
: 演 - [[クリス・プラット]]
: 「ジュラシック・ワールド」の恐竜監視員・管理人の一人。元海軍の軍人。
: [[ヴェロキラプトル]]の[[行動科学|行動を研究]]し、ブルーらラプトル達を手懐けている。クレアよりずっと低い役職だが、かつて恋人関係にあったため、クレアの言うことを無視することが多い。 : 第1作目で死亡した旧パークの恐竜監視員ロバート・マルドゥーン{{efn2|第1作目のその後を描いたコミックシリーズではラプトルの攻撃から生還し、その後も活躍している。}}の役職を引き継いでおり、マルドゥーンと同じ型の[[ジャケット]]を着用している。恐竜とは対等な生物として敬意を持って接しており、同僚たちだけでなくサイモンからの信頼も厚い。ホスキンスやクレアは恐竜を「[[生体兵器]]」や「商品」としか捉えず敬意も見せないが、それに反発している。
: インドミナスの脱走の際に襲われるも、自身の体臭を車のガソリンで消す咄嗟の機転で生き延び、インドミナスの暴走と殺戮を止めるために奔走し始める。クレアとは張り合いながらも協力し合い、1度はインドミナスに服従させられたラプトル達を再び自らの味方に戻し、インドミナスに立ち向かった。しかし圧倒的な強さを前に苦戦し窮地に追い込まれるが、クレアが最後の切り札として放ったティラノサウルス、ラプトルのブルーに助けられ、九死に一生を得る。インドミナスがモササウルスにより倒された直後、唯一生き残ったブルーを呼び戻すことはせず、静かに逃がした。 ; {{仮リンク|クレア・ディアリング|en|Claire Dearing}}
: 演 - [[ブライス・ダラス・ハワード]]
: 「ジュラシック・ワールド」のパークの管理責任者。インジェン社の[[コンサルタント]]や株主資本の募集人等、様々な役職を務めている才女。
84行目:
=== マスラニ・グローバル ===
ジュラシックワールド・パークとインジェン社の親会社。テーマパークや遺伝子研究の分野以外、通信ネットワーク・石油発掘・再生エネルギー・人工衛星など様々な産業を擁する巨大[[グローバル企業]]。
; サイモン・マスラニ
: 演 - [[イルファーン・カーン]]
94行目:
==== ジュラシック・ワールド ====
2005年、マスラニ・グローバルがイスラ・ヌブラル島で開業した世界最大級の[[テーマパーク]]。恐竜の展示・接触・専門知識の紹介や古代生物のアトラクションをはじめ、科学館・ホテル・ショッピングモール・レストラン・ゴルフ場も集まるリゾート地区として整備され、ゲストたちは自動式船・磁気浮上式鉄道を利用してパークを出入りする。
; ザラ・ヤング
: 演 - [[ケイティ・マクグラス]]
: クレアの個人[[秘書]]。イギリス人。パークを訪れていたクレアの甥のザックとグレイの兄弟の世話を押し付けられおざなりに付き添っていたが、プライベートの電話に出ている間に逃げられてしまう。ドームの翼竜が脱走した混乱の中、ザックとグレイをようやく見つけその場でヒステリックに叱ろうとするも、直後に上空からプテラノドンに : 彼女はシリーズ史上初の名前が付けられた女性の死亡者であり、このシーンの撮影時には演じたケイティ自らがスタントをこなしたという。
; ロウリー・クルーザース
109行目:
; バリー・センベーヌ
: 演 - [[オマール・シー]]
: オーウェンの友人で、オーウェンと共にヴェロキラプトルの調教を務める。
: [[フランス]]に住んでいたが、友人のオーウェンに呼ばれ、『ジュラシック・ワールド』でヴェロキラプトルの調教を務める事となった。
: オーウェンほど信頼関係は築けてはいないものの、彼と同様にラプトル達には敬意を払って接している。そのためインドミナス脱走時には、恐竜たちのストレスや危険性を全く考慮していなかった上層部に「何も学んでいない」と怒りを露わにしていた。
151行目:
: ﹃[[ジュラシック・パークIII|III]]﹄の後、イスラ・ソルナ島から脱出して[[カナダ]]上空にやって来た3羽の[[プテラノドン]]の掃討を手伝い、その後﹁ジュラシック・ワールド﹂建設工事中の労働者の安全の為マスラニに雇われた。ヴェロキラプトルの知能を研究する目的で2012年から開始された﹁IBRIS計画﹂を監督。 : 終盤、ラプトルによるインドミナスの討伐作戦が失敗したため、ウーに密告して研究棟で証拠隠滅を図り逃走を図っていた。そこに避難してきたオーウェンらにインドミナスの兵器としての利用価値を告げていたところをデルタに詰め寄られ、オーウェンの様になだめようとするも伸ばした腕に噛み付かれ惨殺された。その際、デルタに対して﹁Easy, '''boy''' (落ち着け、ボーイ)﹂と呼びかけており、ラプトル達が'''雌'''であることすらも、理解していなかった。 ; {{仮リンク|ヘンリー・ウー|en|Henry Wu (character)}}
: 演 - [[B・D・ウォン]]
: 一作目にも登場していた「ジュラシック・パーク」の元遺伝子学者。
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! colspan=2|日本語吹き替え
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! 劇場公開版<ref>{{
! [[日本テレビ]]版<ref>{{
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| オーウェン || [[クリス・プラット]] || [[玉木宏]]<ref name="
|-
| クレア || [[ブライス・ダラス・ハワード]] || [[木村佳乃]]<ref name="
|-
| マスラニ || [[イルファーン・カーン|イルファン・カーン]] || [[大塚芳忠]] || [[江原正士]]<ref name="oricon20170721" />
|-
|
|-
| グレイ || [[タイ・シンプキンス]] || [[松岡茉優]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://eiga.com/news/20150618/3/|title=松岡茉優「ジュラシック・ワールド」少年役で声優初挑戦!|publisher=映画.com|date=2015-06-18|accessdate=2015-06-18}}</ref> || [[村瀬歩]]
|-
|
|-
| ロウリー || [[ジェイク・ジョンソン]] || [[小川剛生 (俳優)|小川剛生]] || [[岩田光央]]
|-
| バリー || [[オマール・シー]] || [[安元洋貴]] || [[星野貴紀]]
|-
| ヘンリー・ウー || [[B・D・ウォン]] || [[近藤浩徳]]{{efn2|﹃[[ジュラシック・パーク]]﹄では[[中村大樹]]が担当している。}}|| [[堀内賢雄]]<ref name="oricon20170721" /> |-
| カレン || [[ジュディ・グリア]] || [[魏涼子]] || [[田中敦子 (声優)|田中敦子]]
|-
| ヴィヴィアン || {{仮リンク|ローレン・ラプカス|en|Lauren Lapkus}} || [[たかはし智秋]] || [[栗田エリナ]]
|-
| ハマダ || [[ブライアン・ティー]] || [[野沢聡]] || [[坂詰貴之]]
|-
| ザラ || [[ケイティ・マクグラス]] || [[川庄美雪]] || [[土井真理]]
|-
| スコット || {{仮リンク|アンディ・バックリー|en|Andy Buckley}} || [[根本泰彦]] || [[志村知幸]]
|-
| パドックの監視員 || {{仮リンク|エリック・エデルシュタイン|en|Eric Edelstein}} || [[かぬか光明]] || [[あべそういち]]
|-
| モササウルスのガイド || コートニー・ジェームズ・クラーク || [[小林未沙]] || [[木村珠莉]]
|-
| 若いラプトルの飼育係 || コルビー・ブースマン || [[森宮隆]] ||
|-
| ハル || ジェームズ・デュモン || [[麦人]] || [[白熊寛嗣]]
224 ⟶ 228行目:
| ジム || マット・バーク || [[関雄]] || [[益山武明]]
|-
|
|-
| ガナー(ACUの男) || ケヴィン・フォスター || [[野坂尚也]] ||
|-
| ザックのガールフレンド || ケリー・ワシントン || [[下山田綾華]] ||
|-
| colspan=2|[[ジミー・ファロン]](本人役)|| [[藤森慎吾]]<ref name="eiga20150513" /> || [[田中直樹 (お笑い芸人)|田中直樹]]<ref name="oricon20170803">{{Cite web|和書|url=https://www.oricon.co.jp/news/2095056/full/|title=『ジュラシック・ワールド』新吹替え版にココリコ田中、永野、水卜麻美&森圭介アナ|date=2017-08-03|accessdate=2022-11-10}}</ref>
|-
| {{small|ジャイロスフィアのオペレーター}} || マーティ・カルバロプリー || [[中田敦彦]]<ref name="eiga20150513" /> || [[永野 (お笑い芸人)|永野]]<ref name="oricon20170803" />
|-
| 無線の声 ||{{N/A}}|| [[椙本滋]] || [[北田理道]]
|-
| 男性アナウンス ||{{N/A}}|| [[清水秀光]] || [[森圭介]]<ref name="oricon20170803" />
|-
| 女性アナウンス ||{{N/A}}|| [[竹内夕己美]] || [[水卜麻美]]<ref name="oricon20170803" />
|-
| ミスター・DNAの声 || [[コリン・トレヴォロウ]] || 江原正士 || [[高戸靖広]]
|-
| その他 ||{{N/A}}|| [[やまむらいさと]]<br />[[綿貫竜之介]]<br />[[大林洋平]]<br />[[森千晃]]<br />[[竹内絢子]]<br />[[三木美]]<br />[[鬼山亜紀子]] || [[藤原夏海]]<br />[[あべそういち]]<br />[[辻井健吾]]<br />[[長谷川敦央]]<br />[[田中美海]]<br />[[阿部竜一]]<br />[[真木駿一]]
|-
|}
* 劇場公開版:各映像ソフトに収録・配信にも使用。
* 日本テレビ版:初回放送[[2017年]][[8月4日]]『[[金曜ロードショー|金曜ロードSHOW!]]』※本編ノーカット{{R|kinro1}}<ref>{{Cite tweet|author=金曜ロードショー公式 |user=kinro_ntv |number=893236958423506945 |title=RT希望)いよいよ‼️今夜9時から「ジュラシック・ワールド」新吹き替え版でテレビ初放送ですぅー😳❤️ |date=2017-08-04 |access-date=2023-10-22}}</ref>
** 2018年以降の放送では、劇場公開版吹き替えを使用している。
== スタッフ ==
* 監督:[[コリン・トレヴォロウ]]
* 脚本:[[リック・ジャッファ&アマンダ・シルヴァー|リック・ジャッファ]]、[[リック・ジャッファ&アマンダ・シルヴァー|アマンダ・シルヴァー]]、{{仮リンク|デレク・コノリー|en|Derek Connolly}}、コリン・トレヴォロウ
* 製作:[[フランク・マーシャル]]、[[パトリック・クロウリー]]
* 製作総指揮:[[スティーヴン・スピルバーグ]]、トーマス・タル
* キャラクター原案:[[マイケル・クライトン]]
* 視覚効果・アニメーション:[[インダストリアル・ライト&マジック]]、[[ルーカスフィルム]]
* [[アニマトロニクス]]:レガシー・エフェクツ
* 撮影:[[ジョン・シュワルツマン]]
*プロダクション・デザイナー:エド・ヴェロー
* 編集:ケビン・スティット
* テーマ作曲:[[ジョン・ウィリアムズ (作曲家)|ジョン・ウィリアムズ]]
* 音楽:[[マイケル・ジアッキーノ]]
* 恐竜アドバイザー:[[フィル・ティペット]]
* 古生物学アドバイザー:[[ジャック・ホーナー]]
=== 日本語版 ===
* 字幕翻訳:[[戸田奈津子]]
{| class="wikitable" style="text-align: center;"
|-
!吹き替え!!劇場公開版!![[日本テレビ放送網|日本テレビ]]版
|-
!演出
|簑浦良平||[[木村絵理子]]
|-
!翻訳
|colspan="2"|[[平田勝茂]]
|-
!調整
|兼子芳博<br />金谷和美||三谷佳奈美
|-
!録音
|スタジオ・ユニ<br />スタジオT&T<br />サウンドインスタジオ||rowspan="2"|[[オムニバス・ジャパン]]
|-
!ダビング
|[[東京テレビセンター]]
|-
!制作進行
| ||林隆司<br />山本悌嗣
|-
!プロデューサー
|西埜公一朗<br />渡辺英幸<br />三樹祐太||稲毛弘之<br />谷生俊治
|-
!制作統括
|{{N/A}}||北條伸樹
|-
!配給
|[[東宝東和]]||[[NBCユニバーサル|NBC UNIVERSAL]]
|-
!rowspan="2"|制作
|[[ニュージャパンフィルム]]||[[東北新社]]
|-
|東宝東和||日本テレビ
|}
* 協同提供(劇場公開時):[[電通]]、[[フジテレビジョン]]
== 登場する恐竜・古生物 ==
以下のリストには劇中に登場した恐竜・翼竜・海棲爬虫類だけでなく、映画で使われるとされている公開された﹁ジュラシック・ワールド﹂のガイドマップのパンフレットに表示されている動物一覧に存在のみが確認できる恐竜も含めている<ref>[https://www.dailymail.co.uk/tvshowbiz/article-2691888/Inside-Jurassic-World-New-leaked-park-brochure-gives-clues-dinosaurs-film-map-island.html Jurassic World brochure gives dinosaur clues and map of the island === 劇中に登場する恐竜・古生物 ===
258 ⟶ 317行目:
: ジュラシックワールドを代表する、最も有名な大型肉食恐竜。巨大な頭、強力な顎、凶暴な性格と、小さな手が特徴。 : 1作目に登場した雌と同一個体であり、首には1作目終盤のヴェロキラプトルとの戦いで付けられた傷跡が残っている<ref>[https://uk.yahoo.com/movies/is-the-original-jurassic-park-t-rex-in-jurassic-103814313014.html Is The Original Jurassic Park T-Rex In Jurassic World]</ref>。
: 1988年生まれで、ジュラシック・ワールド建設に前後してホスキンス率いる部隊に麻酔銃で捕獲され、20年間以上生きた長寿のティラノサウルスとして、﹁ティラノサウルス・レックス・キングダム﹂にてパークの目玉として飼育されていた。本作の序盤では、﹁ティラノサウルスが[[ヤギ]]を食べるショー﹂が一つのアトラクションとして公開展示をした。好物は山羊肉。人間︵と人肉︶があまり好きではない。 : 終盤でクレアは﹁歯の数が多いほど強い﹂と悟り、彼女よりインドミナスに対する切り札として解き放たれ、ブルーと共にインドミナスと死闘を繰り広げる。知能に勝り強大な前脚を持つインドミナスに劣勢を強いられ一時絶体絶命となるが、ブルーの加勢により体勢を立て直して反撃。長年の経験を駆使してインドミナスに猛攻を仕掛け湖の側へと追い詰めた。モササウルスによってインドミナスが倒された後は目の前に居たブルーに視線を送り、襲うことなく去って行った。島が無人となった後はヘリポートで廃墟と化したパークを見渡しながら、再び自由を取り戻した事への歓喜と、憎き人間たちに二度とこの地に近づくなという警告を込めて雄叫びを上げていた。 : [[フィル・ティペット]]が最初に描いた1作目の映画版の絵コンテの段階では「'''ロベルタ'''(Roberta)」と名付けていた<ref>[https://vignette.wikia.nocookie.net/jurassicpark/images/4/45/Robertarex.jpg/revision/latest?cb=20161106031828 Image - Robertarex.jpg | Jurassic Park wiki | FANDOM powered by Wikia]</ref>。公式サイト及び公式ブックによると歯の数は50〜60本。
288 ⟶ 347行目:
: 本作に登場する架空の、多彩な戦闘能力を持つ大型肉食恐竜。製作段階ではディアボルス・レックス︵Diabolus Rex︶とも示されていた。﹁インドミナス﹂はラテン語で﹁獰猛不屈・制御不能﹂を意味する。 : ティラノサウルスのDNAをベースに、ヴェロキラプトル・[[アベリサウルス]]・[[カルノタウルス]]・[[マジュンガサウルス]]・[[ルゴプス]]・[[ギガノトサウルス]]・[[テリジノサウルス]]等のDNAを加えて遺伝子組み換えによって誕生させたキメラ恐竜。[[コウイカ]]や[[アマガエル]]等の現存種の遺伝子も取り込まれている<ref>[https://www.youtube.com/watch?v=7o8GHd17aiE/?redirect=false Creating Jurassic World’s New Genetically Modified Dinosaur]</ref>。また、ティラノサウルスの遺伝子をベースとしている為、雌のほうが大型である<ref>[http://islanublar.jurassicworld.com/dinosaurs/indominus-rex/?redirect=false Indominus Rex - Jurassic World]</ref>。ただ、その頭部容姿はティラノサウルスよりも、むしろギガノトサウルスのそれを彷彿とさせる厚みの比較的薄いものとなっている。 : 有事の際の予備として2匹の姉妹が孵化していたが、共食いで妹が姉に食い殺され、作中には姉である雌一頭のみが登場する<ref name="
{{indent|
; 特徴
311 ⟶ 370行目:
* '''[[アンキロサウルス]] {{snamei|Ankylosaurus}}'''
: 中型の草食恐竜。﹁生きた装甲車﹂とも呼ばれる鎧竜。他の草食恐竜とは異なりジュラシックワールド来園者への展示、観覧対象とはされておらず、園外のジャングルの中に4頭が棲息している。 : 防衛力が高いが、肉食動物からの襲撃に対しては逃げる事を最優先とする性質を持つ。今作では逃げ遅れた1頭が、堂々と肉食恐竜であるインドミナスを相手に交戦した。武器である尻尾の棍棒で攻撃したり、全身の棘で身を守るなどしたがインドミナスには通じず、仰向けにひっくり返され、頭部に * '''[[パキケファロサウルス]] {{snamei|Pachycephalosaurus}}'''
: 小型の草食恐竜。「パキケ・アリーナ」にて飼育されている。
352 ⟶ 411行目:
*: パークの公式に含まれない恐竜で、パークのメインストリートに標本骨格が展示されているのみ。また、イノベーションセンターにあるホログラフィック映像の恐竜リストの中の一つとしても表示されている。
* '''5頭目のヴェロキラプトル'''
*: マスラニ・グローバル社のオフィシャルサイトにて明らかになった、インジェン社のセキュリティ部門の監守の下、行っていた「ブルー」、「デルタ」、「エコー」、「チャーリー」と共にIBRIS計画の為に産み出された5頭目のヴェロキラプトル。愛称となる名前は付けられておらず、「ブルー」の次の2番目に誕生した為、単に「'''Subject V-2(V-2)'''」と呼ばれている。攻撃的で予測出来ない非常に危険な性格だった為、IBRIS計画の間に安楽死の処分にされた(次作「炎の王国」のビデオ映像から幼少期に殺処分されている事が
* '''ステゴケラトプス {{snamei|Stegoceratops}}'''
*: 映画でハモンド・クリエイション・ラボにあるヘンリー・ウーの秘密の研究部屋にあるコンピュータモニター画面上のみ示された遺伝子組み換えの架空の恐竜<ref>[http://www.rudyvessup.com/jurassic-world-hidden-lab-ui Jurassic World Hidden Lab UI — Rudy Vessup Interactive Designer / VFX Artist]</ref>。インドミナス・レックスと他の名前無しの架空恐竜と共に誕生させる予定であったとされる、[[ステゴサウルス]]と[[トリケラトプス]]のDNAを加えたキメラ恐竜で、設定では[[カブトムシ]]と[[ヘビ]]の現存種の遺伝子も取り込まれていると言う。見た目はトリケラトプスに似ているが、背中や尾にステゴサウルスの特徴である棘などがある。コリン・トレヴォロウ監督は映画を製作する前に、ステゴケラトプスも登場させようとステゴケラトプスのコンセプトアートも制作し、オーウェンとクレアがジャングルでインドミナス・レックスとは別のハイブリッド恐竜と出会う構図も考えていたと言う<ref>[https://www.empireonline.com/movies/features/secrets-jurassic-world/ Empire Spoiler Podcast: Ten Secrets Of Jurassic World , Feature | Movies - Empire]</ref>。結局、映画に登場しなかったが、[[ハズブロ]]から発売されたジュラシック・ワールドのおもちゃのアクションフィギュアとモバイルゲームの﹁ジュラシック・ワールド ザ ゲーム﹂にステゴケラトプスが登場している。 * '''未確認の架空の恐竜'''
*: 映画でハモンド・クリエイション・ラボにあるヘンリー・ウーの秘密の研究部屋にあるコンピュータモニター画面上のみ示された、名前不明の謎の遺伝子組み換えの架空の恐竜<ref>[https://jurassicpark.fandom.com/wiki/Unidentified_hybrid Unidentified hybrid * '''ハイブリッドのテリジノサウルス'''
*: 映画でハモンド・クリエイション・ラボにあるヘンリー・ウーの秘密の研究部屋にあるコンピュータモニター画面上のみ示された、遺伝子組み換えの架空の恐竜<ref>[https://jurassicpark.fandom.com/wiki/Unidentified_Therizinosaur_Hybrid Therizinosaur hybrid
また、管理されていない未開の立ち入り禁止エリアには、かつての旧﹁ジュラシック・パーク﹂で造られた一部の恐竜が生きており、野生化しているとされている。ちなみにゲーム﹃レゴ ジュラシック・ワールド﹄では、廃墟の旧ビジターセンターに[[コンプソグナトゥス]]が住み着いていた。 379 ⟶ 438行目:
== 登場する施設及びメカニック ==
; ジュラシック・ワールド
: イスラ・ヌブラル島に新たに建設された恐竜の[[テーマパーク]]。宿泊施設、恐竜の科学施設も兼任している。インジェン社からインドの企業﹁マスラニ・グローバル社﹂が買い取り、顧客を喜ばすために新たな新種の恐竜を創造する。ワールドは既に開園しており、 ; ビジターセンター
: 島の中央にある「ジュラシック・ワールド・ラグーン(旧イスラ・ヌブラル・ラグーン)」と言う巨大な湖に面したパークの中心施設。
417 ⟶ 476行目:
: イスラ・ヌブラル島の南西にある観光用の植物園。約2,000種にも及ぶジュラ紀を含む植物がある。この植物園にある植物は草食恐竜の餌として提供されている。 ; [[Samsung Galaxy S5|Galaxy S5]]
: クレアが使用している[[サムスン電子|サムスン]]製の[[スマートフォン]]<ref name="Samsung" />。
; ギャラクシー・ギア
: インジェン社のセキュリティ部門Asset Containment Unit(ACU)が身に着けているサムスン製の[[スマートウォッチ]]。
442 ⟶ 501行目:
; 1993年型[[ジープ・ラングラー#初代 YJ(1987年-1996年)|ジープ・ラングラー]]
: 映画第一作で登場した職員用のSUV。パーク跡地である廃墟の旧ビジターセンターの地下ガレージから、保存状態のよいまま発見され、ザックによるバッテリー交換によって窮地を脱出するために再び使用される。
== 制作 ==
[[2002年]]6月に[[スティーヴン・スピルバーグ]]は、自らが製作総指揮を取り、﹃ジュラシック・パークIII﹄の[[ジョー・ジョンストン]]が監督で﹃ジュラシック・パーク4﹄の製作計画が行われると語っていた。11月には4作目の脚本に[[ウィリアム・モナハン]]が雇われていた。[[2004年]]9月には脚本に新たに[[ジョン・セイルズ]]が雇われ、モナハンの代わりに未完成だった4作目の脚本を書き上げた。モナハンとセイルズが書いた4作目の脚本は軍が恐竜と人間の[[遺伝子]]を掛けあわせた兵士を作り上げるという内容で、コンセプトアートも制作されたが<ref>[https://www.firstshowing.net/2012/human-dinosaur-hybrids-in-abandoned-jurassic-park-4-concept-art/ Human-Dinosaur Hybrids in Abandoned 'Jurassic Park 4' Concept Art]</ref>、この内容のジュラシック・パーク4の製作計画は結局、後にキャンセルとなった。その後は長く延期され、製作は遅れていた。 2007年3月に[[ローラ・ダーン]]は、スピルバーグからジュラシック・パークの新作に再び出演するように頼まれていた<ref>[https://collider.com/movie/article.asp/aid/4039/ JURASSIC PARK IV News]</ref>。[[リチャード・アッテンボロー]]︵2014年他界︶と、[[ジェフ・ゴールドブラム]]は、ジュラシック・パーク4に若干の関心を示したため、再びイアン・マルコム博士とジョン・ハモンドとしての役割を果たすだろうと報告された<ref>[http://www.mtv.com/news/movies//2008/10/20/jeff-goldblum-mulls-jurassic-park-4-open-to-possible-return/ Jeff Goldblum Mulls 'Jurassic Park 4,' Open To Possible Return]</ref>。 477 ⟶ 513行目:
2013年9月10日にユニバーサル・ピクチャーズは[[2015年]]6月12日に[[立体映画|3D]]で公開する事を正式に発表した<ref>[https://www.comingsoon.net/movies/news/108786-universal-to-release-jurassic-world-on-june-12-2015 Universal to Release Jurassic World on June 12, 2015! - ComingSoon.net]</ref>。
出演に2014年2月24日に[[ヴィンセント・ドノフリオ]]が悪役で出演する事が決まり、[[イルファーン・カーン]]はイスラ・ヌブラル島のパーク施設を所有するパテル社の所有者として、1作目にヘンリー役で登場した[[B・D・ウォン]]が再び、22年ぶりに同じ役で出演する事も決まった。3月21日に[[オマール・シー]]がキャスティングされ、3月26日に[[ジェイク・ジョンソン]]、4月3日に[[ジュディ・グリア]]とケイティ・マクグラスらの出演が決まった。主役は11月に[[ジョシュ・ブローリン]]との出演交渉に失敗した為、[[クリス・プラット]]が代わりに決まった<ref>[https://www.joblo.com/horror-movies/news/chris-pratt-circling-lead-role-in-jurassic-world---josh-brolin-out Chris Pratt circling lead role in Jurassic World - Josh Brolin out - Horror Movie News
噂されていた[[羽毛恐竜]]の登場は無いと、トレヴォロウは自身のTwitterで否定していた<ref>[http://www.jurassicworld-movie.com/news/642 No feathered Dinosaurs in Jurassic Park 4]</ref>。また、脚本を書いたコリン・トレヴォロウとデレク・コノリーによると、映画に登場させる新しい恐竜の1つに「[[魚竜|海棲爬虫類]]」を示していた<ref>[https://screenrant.com/jurassic-world-new-dinosaur-image-artwork/ ‘Jurassic World’ Image & Artwork Hint at New Dinosaur]</ref>。本作でもテクニカルアドバイザーを務める[[古生物学者]]の[[ジャック・ホーナー]]によると夜行性の恐竜が登場する事を示している。[[スコミムス]]、[[マジュンガサウルス]]、[[コエロフィシス]]、[[アクロカントサウルス]]、[[ティロサウルス]]、[[カルノタウルス]]、[[ギガノトサウルス]]、[[アロサウルス]]、[[トロオドン]]の10匹が登場するのではないか?とリストに示して噂もされていた<ref>[https://screenrant.com/jurassic-park-4-new-dinosaurs/ ‘Jurassic Park 4′: 10 New Dinosaurs You Could See]</ref>。なお、映画に登場する新しい恐竜の1つ「[[魚竜|海棲爬虫類]]」は[[モササウルス]]だとされている。また、カルノタウルスに描写の影響を受けた様な、遺伝子組み換えによって造られた、新種のティラノサウルス、ディアボルス・レックス(Diabolus Rex)という新種の肉食恐竜が登場するとも言われ、映画で重要な役割をする恐竜になるとも言われている<ref name="
公開に向けて2014年、ユニバーサル・ピクチャーズが本作のジュラシック・ワールドのマスラニ・グローバル︵Masrani Global︶というバイラルサイト のオフィシャルサイトを開始した<ref>[http://www.masraniglobal.com/ Masrani Global]</ref>。マスラニ・グローバルはイスラ・ヌブラル島の﹁ジュラシック・ワールド﹂を所有する架空の会社で、ユニバーサル・ピクチャーズが映画公開に向けてマスラニ社の﹁ジュラシック・ワールド﹂の歴史などをこのバイラルサイトで共有している。また、同じくジュラシック・ワールドのパーク運営のバイラルサイトのオフィシャルサイトも開始した<ref>[http://jp.jurassicworldintl.com/#intercept Jurassic World Official website]</ref>。 ===
* パークのメインストリートセットの撮影は、2005年の[[ハリケーン・カトリーナ]]で壊滅した[[ニューオーリンズ]]にある{{仮リンク|シックスフラッグス・ニューオーリンズ|en|Six Flags New Orleans}}と言う廃墟と化した遊園地で行われた。
* ザックとグレイの家族が住む、雪が積もった住宅地は[[ウィスコンシン州]]にあると言う設定だが、撮影はニューオーリンズにある住宅街で行われ、地面の雪などを作って表現されている。またザックとグレイの家族がいる空港は[[ルイ・アームストロング・ニューオーリンズ国際空港]]で撮影されている。CGではなく、実際に製作された<ref>http://www.celebtimes.net/archives/1826342.html</ref>。
* ハワイで撮影されたガリミムスが登場する「ガリミムス・バレー」は、1作目で撮影された「ガリミムス・バレー」の撮影場所から182.88m離れたクアロア牧場で撮影された。
=== 削除されたシーン ===
* クレアが恐竜の[[糞]]を自身の体に塗り付け、恐竜を誘き寄せようとするシーン。
* 枯葉に半ば埋もれた、1作目でネドリーがジープで誤って倒した、船乗り場行きのイーストドック(East Dock)の道路標識があるシーン<ref>[https://cia-film.blogspot.com/2014/09/movie-news-tidbits-and-more_23.html Movie News & Tidbits : シリーズ復活の第4弾「ジュラシック・ワールド」が、スピルバーグ監督の「ジュラシック・パーク」とリンクする写真をリリース]</ref>。当初ザックとグレイは旧ビジターセンターからジープに乗って戻る途中、映画1作でネドリーがディロフォサウルスに殺された場所に辿り着き、3匹{{要出典|date=2016年11月}}のディロフォサウルスと遭遇し、ザックとグレイは映画1作でネドリーが恐竜の胚が入ったシェービングクリームの缶を落として失った地点で3匹のディロフォサウルスから一時隠れて動けなくなるシーンがあった。
== 公開 ==
2015年6月12日に全米をはじめ世界各国で封切られ、オープニング週末3日間の興行成績が、全世界合計で5億2410万ドル(約630億円/1ドル120円換算)という驚異的な数字を記録。それまでトップだった『[[ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2]]』(11年)を抜き去り、堂々の第1位を記録した<ref>{{Cite news|url=https://www.moviecollection.jp/news/16885/|title=『ジュラシック・ワールド』が全世界興収で史上最大のロケットスタート!|date=2015-06-17|agency=ムービーコレクション|accessdate=2016-01-26}}</ref>。
日本での公開予定日は当初2015年[[8月7日]]の予定だったが、世界でのメガヒットを受けて同年[[8月5日]]に繰り上げた{{efn2|[[IMAX]]版は当初の予定通り8月7日公開。}}。よって、公開曜日は異例といえる[[水曜日]]となった。8月19日には公開2週間という驚異的なスピードで、日本国内での累計興行収入50億2,714万3,440円、観客動員数340万9,556人を記録した<ref>{{Cite news|url=https://www.cinematoday.jp/news/N0075850|title=『ジュラシック・ワールド』公開2週間で50億円突破!今年最大のヒットか|date=2015-08-21|agency=シネマトゥディ|accessdate=2016-01-26}}</ref>。8月23日までの国内累計観客動員数は401万1,474人、国内累計興行収入は59億5,737万9,700円を記録、公開から19日間という早さで、8月23日時点での2015年国内公開作興収1位の座に躍り出た<ref>{{Cite news|url=https://www.cinematoday.jp/news/N0075913|title=『ジュラシック・ワールド』観客動員数400万人を突破!2015年興収1位の座に|date=2015-08-24|agency=シネマトゥディ|accessdate=2016-01-26}}</ref>。更に前作『[[ジュラシック・パーク
== 受賞 ==
499 ⟶ 544行目:
| 外国映画部門 優秀銀賞
|
| {{won}}<ref>{{
|-
| [[Yahoo! JAPAN#Yahoo!検索大賞|Yahoo!検索大賞]] 2015
| 映画部門賞
|
| {{won}}<ref>{{
|-
|rowspan="5"|2016
|[[第22回全米映画俳優組合賞]]
|[[全米映画俳優組合賞スタント・アンサンブル賞 (映画)|スタント・アンサンブル賞]]
|
|{{nom}}
|-
|rowspan="2"|2016 [[キッズ・チョイス・アワード]]<ref>{{
|お気に入りの映画
|
521 ⟶ 566行目:
|{{pending}}
|-
|rowspan="2"|[[MTVムービー・アワード]] 2016<ref>{{
|最優秀映画賞
|
531 ⟶ 576行目:
|}
== 地上波テレビ放送 ==
地上波初放送では、オリジナルの吹き替え版が制作された{{R|kinro1}}。本シリーズでテレビ用に新たな吹き替えが製作されるのは初めての事であったが、「なぜ吹き替えをわざわざ俳優から(プロの声優ではなく)俳優に変えたのか」と主演のキャスティングに関しては物議を醸すこととなった<ref>{{Cite web2 |df=ja |url=https://biz-journal.jp/2017/09/post_20684.html |title=「プロを使えば?」『ジュラシック・ワールド』の声優騒動、ファンからもっともな指摘 |website=ビジネスジャーナル |date=2017-09-22 |accessdate=2017-10-01 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20171001100008/https://biz-journal.jp/2017/09/post_20684.html |archivedate=2017-10-01}}</ref>。
{| class=wikitable style="text-align:left"
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!回数!!放送日!!放送時間!!放送分数!!放送局!!放送枠!!放送形態!!吹替版!!平均世帯<br />視聴率!!出典
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!1
|2017年8月4日||rowspan="4"|21:00-23:24||rowspan="4"|144分||rowspan="4"|[[日本テレビ放送網|日本テレビ]]||rowspan="2"|[[金曜ロードショー|金曜ロードSHOW!]]||rowspan="4"|本編ノーカット||日本テレビ版||13.4%||<ref name="kinro1">{{Cite web |url=https://kinro.jointv.jp/lineup/20170804 |title=ジュラシック・ワールド |accessdate=2023-10-22 |website=金曜ロードシネマクラブ |publisher=日本テレビ放送網株式会社 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20170730204412/https://kinro.jointv.jp/lineup/20170804 |archivedate=2017-07-30 |deadlinkdate=2023-10-22}}</ref>
|-
!2
|2018年7月13日||rowspan="3"|劇場公開版||13.9%||<ref>{{Cite web |url=https://kinro.jointv.jp/lineup/20180713 |title=ジュラシック・ワールド |accessdate=2023-10-22 |website=金曜ロードシネマクラブ |publisher=日本テレビ放送網株式会社 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20180526191455/https://kinro.jointv.jp/lineup/20180713 |archivedate=2018-05-26 |deadlinkdate=2023-10-22}}</ref>
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!3
|2022年7月22日||rowspan="2"|金曜ロードショー||8.7%||<ref>{{Cite web |url=https://kinro.ntv.co.jp/lineup/20220722 |title=ジュラシック・ワールド |accessdate=2023-10-22 |website=金曜ロードシネマクラブ |publisher=日本テレビ放送網株式会社 |archiveurl=https://web.archive.org/web/20220728195445/https://kinro.ntv.co.jp/lineup/20220722 |archivedate=2022-07-28 |deadlinkdate=2023-10-22}}</ref>
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!4
|2024年5月17日||%||
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|}
== LEGO (R) ジュラシック・ワールド:インドミナス大脱走! ==
『{{仮リンク|LEGO (R) ジュラシック・ワールド:インドミナス大脱走!|en|Lego Jurassic World: The Indominus Escape|Lego Jurassic World: The Indominus Escape}}』は、2016年[[レゴ]]製作による短編アニメーション。
監督は[[マイケル・D・ブラック]]が務める。アメリカでは2016年10月18日・日本では2016年12月7日にDVDで発売された。
; キャスト
* クレア - [[ブライス・ダラス・ハワード]](日本語吹き替え:[[林真里花]])
* オーウェン - [[A・J・ロカシオ]](日本語吹き替え:[[置鮎龍太郎]])
* マスラニ - [[センディル・ラママーシー]](日本語吹き替え:[[岩崎ひろし]])
* ホスキンス - [[フレッド・タタショア]](日本語吹き替え:[[廣田行生]])
* ホットドッグ・マン - [[ザッカリー・リーヴァイ]](日本語吹き替え:[[多田野曜平]])
; 特典映像
* 従業員 安全対策ビデオ
* LEGO
* Tレックスとの遭遇
* 友達を救え!
556 ⟶ 624行目:
== ノベライズ ==
* 「ジュラシック・ワールド」[[デイヴィッド・リューマン]]
* 「The Evolution of Claire」[[テス・シャープ]]著で2018年6月26日に書かれた映画本作の前篇にあたる映画本編の公式設定のクレアの物語。
== 絵本 ==
* 「Dino Hybrid (Jurassic World) 」[[ビリー・ウレックス]]
== コミック化 ==
566 ⟶ 634行目:
== アニメシリーズ ==
* [[Netflix]]は[[2019年]]6月に﹃[[ジュラシック・ワールド/サバイバル・キャンプ]] == その他 ==
* 映画の原題は『Jurassic Park: Extinction』([[絶滅]])だった。
* 球体の乗り物、ジャイロスフィアのアイディアはスティーブン・スピルバーグによるものである。
* 『1』、『2』に登場していたイアン・マルコム博士が書いた『God Creates Dinosaurs』と言う本がコントロール・ルーム内ロウリー・クルーザースの机にある。
* 映画で、クレアを演じたブライス・ダラス・ハワードはジミー・ファロンの番組『ザ・トゥナイト・ショー』にゲスト出演した時、 映画でジェントル・ジャイアンツふれあい動物園でアパトサウルスの子供を抱く少年は実際、自分の息子だと語った。
* リック・ジャッファとアマンダ・シルヴァーが最初に書いたオリジナルのスクリプトでは中国で発見された新しい恐竜の骨から人間と恐竜のDNAによる[[遺伝子組み換え]]で誕生した新種の人型恐竜を思いついていた。この原案はボツになったが、トレボロウ監督は遺伝子組み換えの新種の恐竜の概念は映画でインドミナス・レックスで登場させる事となった。
* ブライス・ダラス・ハワード演じるクレアが着る白い服は、1作目でリチャード・アッテンボローが演じたジョン・ハモンドの白い服装へのオマージュである。
* アパトサウルスは小説版では1作目・2作目の両方に登場していたが、映画では[[ブラキオサウルス]]と[[マメンチサウルス]]に置き換えられてしまい、映像作品として登場するのは本作が初である。
* ジェントル・ジャイアンツふれあい動物園に登場するトリケラトプスの子供は元々、1作目に登場するはずであったトリケラトプスの子供であるが、キャンセルされた。映画本作にトリケラトプスの子供を新たに登場させた。
* モササウルスの餌にサメを与える概念はコリン・トレボロウ監督のアイディアだが、スティーブン・スピルバーグが監督として制作した『[[ジョーズ]]』に触発されたものである。
* 映画でクレアの女性秘書であるザラがモササウルスに捕食されるシーンは、スピルバーグ監督の『ジョーズ』で水遊びをしている女性が捕食されるシーンへのオマージュでもある。また本シリーズで女性キャラクターが初めて死亡するシーンである。
611 ⟶ 651行目:
* ザックとグレイが「ジュラシック・パーク」の旧ビジターセンターへ行った時に、1作で破壊されたティラノサウルス標本骨格の一部と、「When Dinosaurs Ruled the Earth」と書かれた横断幕の一部を発見する。
* 当初ストリートボートの段階では[[プレシオサウルス]]も登場予定であった。[[首長竜]]と[[魚竜]]を特徴としたプレシオサウルスの池があり、訪問者はモノレール式のレールに沿った[[潜水艇]]に乗って首長竜と魚竜を見ると言うものである。最終的にこのシーンはキャンセルされた。 * クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、ジェイク・ジョンソンの3人は[[ジェームズ・コーデン]]のトーク番組﹃ザ・レイト・レイト・ショー・ウィズ・ジェームズ・コーデン﹄にゲスト出演した際、トークでブライス * 映画の中でインジェン社の傭兵が登場するが、ヘリに乗りながら海上の上空で理由もなく翼竜を撃つ、顎鬚を生やした傭兵が登場しているが、これは、ケナー・プロダクツ︵[[ハズブロ]]に吸収された︶から発売されたジュラシック・パークのアクションフィギュアのおもちゃ﹁Jurassic Park Evil Raiders﹂に登場する﹁Skinner﹂と言う名前の恐竜ハンターのキャラクターに基づいており、それの皮肉を込めたパロディである。 * 彼らを乗せたヘリが上陸した位置は、一作目でハモンド一行が上陸した位置である。
617 ⟶ 657行目:
* [[Mr.インクレディブル]]や[[トゥモローランド (映画)|トゥモローランド]]の監督として知られている[[ブラッド・バード]]が、モノレールの車内放送の声としてカメオ出演している<ref>[https://www.slashfilm.com/jurassic-world-easter-eggs/ 'Jurassic World' Easter Eggs: Did You Catch These 'Jurassic Park' References?]</ref>。
* 劇中の中心となる施設の名前が﹁サムスン・イノベーション・センター﹂となっており、劇中で出てくる[[スマートフォン]]は全て[[サムスン電子|サムスン]]製の﹃[[Samsung Galaxy|Galaxy]]﹄になっているほか<ref name="Samsung">﹁[https://productplacementblog.com/movies/samsung-galaxy-s5-jurassic-world-2015/ Samsung Galaxy S5 – Jurassic World (2015) Movie]﹂</ref>、施設内のモニターもサムスン製品である。サムスンと[[ユニバーサル・スタジオ|ユニバーサル・ピクチャーズ]]がグローバルパートナーシップを組んでおり、これにより劇中にサムスン名やサムスン製品が出てきている<ref>﹁[https://gogotsu.com/archives/10142 大ヒット映画﹃ジュラシック・ワールド﹄はサムスンによって作られた世界だった? | ゴゴ通信]﹂2015年8月9日</ref>。 * ジュラシックパークシリーズで初めて[[東宝東和]]が配給を行っている(前作「[[ジュラシック・パークIII]]」までは[[ユナイテッド・インターナショナル・ピクチャーズ]])。
== 脚注 ==
{{脚注ヘルプ}}
=== 注釈 ===
{{
=== 出典 ===
{{
== 関連項目 ==
658 ⟶ 700行目:
[[Category:ジュラシック・パーク|4]]
[[Category:2015年の映画]]
[[Category:2010年代の特撮作品]]
[[Category:アメリカ合衆国の3D映画作品]]
[[Category:アメリカ合衆国のSF映画作品]]
668 ⟶ 711行目:
[[Category:アンブリン・エンターテインメントの作品]]
[[Category:IMAX映画]]
[[Category:4DX映画]]
[[Category:Computer Generated Imageryを使用した映画作品]]
[[Category:モーションキャプチャを使用した映画作品]]
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