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{{出典の明記|date=2023年2月}}
'''スマートブック'''(Smartbook)は、ほぼ[[スマートフォン]]と[[ネットブック]]の中間に位置する、インターネット用モバイル情報端末の1つである<ref group="出典" name = "ネットブック第二幕"/>。<!--Wikipedia英語版では「スマートブック」がスマートフォンとネットブックからの造語であるとしているが、真偽不明なため記載は見送りました。-->▼
{{更新|date=2023-03}}
▲'''スマートブック''' [[ファイル:IS01 open.JPG|thumb|200px|right|[[au (携帯電話)|au]] [[IS01]](SHI01)]]
[[ファイル:TOSHIBA-dynabook AZ.jpg|thumb|200px|[[東芝]] [[dynabook AZ]]]]
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== 構成 ==
スマートブックの公式な規定は存在しないが、一般に以下のような構成のものを指す。
* [[Qualcomm Snapdragon]]、および[[NVIDIA Tegra|NVIDIA Tegra 250]]などのARMコア
* 4-10型カラー液晶画面
* フルキーボード
* NANDフラッシュメモリ(HDDを使わない)
* Linux系[[オペレーティングシステム]] (OS)
* 3G通信、無線LAN、[[Bluetooth]]、GPS機能内蔵<!--これら構成上の特徴の他にもクアルコム社のウェブサイトでは、1日中使える、1週間待機動作できる、と書かれているが宣伝の色彩が強く、誇大でないか実機で実証されるまでは記載は省く。--> プロセッサはスマートフォンにも使われているARMコアの中でも比較的上位のものが当てられ、多くのネットブックで使用されるAtom+チップセットよりも低消費となる。カラー液晶画面は4-10型程度でスマートフォンと同等か少し大きめで、ネットブックよりは小さめのものが使用される。液晶画面にタッチスクリーン機能が付くものもある。フルキーボードが必ず付く。記憶装置はHDDは使わずにNANDフラッシュメモリを使うことで小型で低消費電力になる。OSにはLinux系が使われ、デスクトップ系OSをスマートブック用にカスタマイズしたものもしばしば見られる。英
重量は約900g(2ポンド)以下、厚みも20mm以下で8時間以上の電池駆動が可能とされる。当初、SCAD大学と米[[フリースケール・セミコンダクタ]]社がスマートブックのコンセプトモデルとして発表したものは奇抜なデザインだった。今後、全体の配置や外形はネットブック型のクラムシェル式に開くものか、一部のスマートフォンのようにスライド式キーボードを備える形式が主流となる可能性がある<ref
== 機能・用途 ==
スマートフォンとネットブックの中間的な存在であるスマートブックは、両者の中間的な能力を備えることで、スマートフォンでは満足できない、より解像度の高い、又は画面が見やすいエンターテイメント系サービスや操作感の向上を与え、ネットブックほどの汎用的能力を必要としない代わりにより長い動作時間を求める使用者層に対応する。 3Gを含む無線によってインターネットに常時接続できる能力を備えることで、高機能携帯電話やスマートフォンで広がり始めた多様なサービスの利用が可能になり、この点で無線LANが必須とされるだけのネットブックと位置づけが異なる。ネットブックとの差別化の1つに素早い起動があり、Linux系OSの採用によってWindows OSより早く使用可能な状態になる。また、低消費電力な構成なため電池駆動での使用時間もネットブックより長くなるとされる。米インテル社が提唱している﹁MID﹂ ;用途<!--用途だけ並べても、スマートフォンとネットブック、MIDとほとんど重なるのであえて節の後半に置きました。-->
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** メール
** 携帯サービス
** [[音声通話]](一部端末のみ){{要出典|date=2010年5月}}
* 動画・静止画・音楽再生<ref
その他、文書作成や電子辞書として使えるものもある。
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OSのコスト差も大きい。Windows XP Home のネットブック向けライセンス料(先進国向けの推定額)は30米ドルと高く、スマートブックのLinux+DVD再生ソフトなどは3-6米ドルでかなり安い。
筐体、キーボード、液晶画面、電池、NANDフラッシュメモリ、グルー回路、配線基板、アンテナ、その他の部材は同一の物を使用し182-209米ドルだと仮定すると、両者の推定コスト合計は、スマートブックの299-339米ドルに対して、ネットブックは255-290米ドルとされる<ref == 歴史 ==
米[[クアルコム]]社は2008年末、または2009年前半頃からスマートブックの名を示し、米フリースケール・セミコンダクタ社とも共同で提唱し始めた。なお2008年の段階では、クアルコム社はスマートブックに相当するものを、Pocket Computing Device(PCD)やMobile Computing Device(MCD)と呼んでいた。フリースケール・セミコンダクター社は2009年6月の Computex Taipei 2009 でスマートブックのコンセプトモデルを展示した<ref
== 関連項目 ==
* [[ハンドヘルドコンピュータ]]
* [[NetWalker]]
* [[IS01|IS01(SHI01)]] - [[au (携帯電話)|au]]([[KDDI]]/[[沖縄セルラー電話]][[連合]])向けの[[
* [[SH-10B|LYNX(SH-10B)]] - [[NTTドコモ]]向けのandroid OS 1.6搭載スマートブック
* [[
* [[LifeTouch NOTE]] - 7インチ画面を備えたNEC製スマートブック android 2.2
*[[dynabook AZ]] - [[東芝]]製スマートブック android 2.1→android 2.2
== 注記 ==▼
==
{{脚注ヘルプ}}
{{Reflist|group="注"}}-->
=== 出典 ===
{{Reflist}}
== 外部リンク ==
* {{Kotobank}}
{{Computer sizes}}
{{Computer-stub}}
{{デフォルトソート:すまとふつく}}
[[Category:スマートブック]]▼
[[Category:
▲[[Category:スマートブック|*]]
[[Category:Android端末]]
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