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Vissel0126 (会話 | 投稿記録)
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{{otheruses|コンピュータゲームにおける不正行為}}
{{Otheruseslist|コンピュータゲーム用語|[[豚]]の[[胃]]|もつ|1915年公開の[[無声映画]]|チート (映画)|2019年のテレビドラマ|チート〜詐欺師の皆さん、ご注意ください〜}}
''''''''{{lang-en-short|cheat}}''[[]]使<!---->
 
[[]][[ ()|]]<ref name="onlinegame2011-152-153">    2011p152-153ISBN 4-7741-4580-7</ref><ref name="binary-70">  2013p70ISBN 4-7741-5918-2</ref><ref name="ITmedia20141127">[httphttps://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1411/27/news136.html ] ITmedia Mobile 20141127</ref>
 
製作者が意図して組み込み・公開した機能は仕様でありチート行為とは称されないが、非公開機能や仕様バグ、実装バグを用いた「[[バグ技]]」はその名の通りチート行為である。
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== 概要 ==
[[ ()|]]使[[#]]|]]
 
[[]][[]][[]]使<ref name="yomiuri20160913">[https://web.archive.org/web/20160914184605/http://www.yomiuri.co.jp/national/20160913-OYT1T50051.html ]  2016913</ref>[[#]][[#]]
 
またオンラインゲーム以外(オフラインでのプレイ)におけるチートでも、[[#事件となったチート行為|後述]]するように[[著作物]]であるソフトウェア内容の改変とみなされたケースもある。
 
[[]][[]][[]]
 
[[チェス]]、[[囲碁]]、[[将棋]]では人間同士の対局においてコンピュータの手を参照([[カンニング]])する行為を「ソフト指し」と呼ぶ<ref name="shogiclub24-kiyaku-2016">{{Cite web|和書 |url=https://www.shogidojo.net/info/rule/soft/ |title=24ソフト指し取締委員会|利用規約 |publisher=日本将棋連盟公式 将棋倶楽部24 |date=2016-01-17 |accessdate=2023-07-23}}</ref><ref>{{Cite web|和書 |title=グルジアのチェス名人、スマホでカンニング |publisher=CNN.co.jp |date=2015-04-14 |accessdate=2015-04-24 |url=http://www.cnn.co.jp/showbiz/35063137.html}}</ref>。
 
== 語源と用法 ==
cheat[[]][[wikt:|]]使
 
[[]][[]]cheating[[]]cheat[[]]cheatingcheat[[]]cheating[[]]
 
なお、チートを行うプレイヤーのことを'''チーター'''(''cheater'')と呼ぶ<ref>[httphttps://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20090902_312635312635.html 「FF XI」運営チームがスペシャルタスクフォースの最新動向を報告] GAME Watch 2009年9月2日</ref>。
 
「コンピュータがチートをする」などの用法については[[#コンピュータ側の「チート」]]を参照。
 
=== サブカルチャー分野における用法 ===
{{出典の明記|date=2024年4月|section="1"}}
日本では[[ライトノベル]]やそれを原作とする[[漫画]]・[[アニメ]]などにおいて、主人公のもつ特殊ないし本来存在しえない"能力"や"スキル"を「チート能力」や「チートスキル」などと表現することがある。これらは前述のゲームにおける「インチキ」や「ズル」の解釈を拡張、作中世界の常識を覆してしまう存在として描かれる。同様に万能性があったり[[デウス・エクス・マキナ]]のような存在を指して「チートキャラ」とも。
日本では2000年代後半からインターネット上で「チートを使ったように強すぎるキャラクター」という意味で「チート」ないし「チートキャラ」と表現する比喩的な用法が登場した。[[シモ・ヘイヘ]]や[[ハンス・ウルリッヒ・ルーデル]]といった実在の人物に対して使われるときには「リアルチート」という表現も存在した。
 
その後、[[ライトノベル]]やそれを原作とする[[漫画]]・[[アニメ (日本のアニメーション作品)|アニメ]]などの作中において、主人公が異世界に転移・転生する際に、その世界の神が主人公にだけ特別に強力なスキルを授けたり、主人公が現代の進んだ知識を異世界に持ち込んだりすることを、「転生チート」「神様チート」「知識チート」などと表現するようになった。それらは正当な努力なしに破格の能力を得ることを「チート」にたとえたものである。
 
{{Seealso|なろう系|{{intitle|"チート"}}}}
 
== 「改造」との違い ==
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バグ技と異なり正規の実装である[[裏技]]([[隠しコマンド]])を用いる機能は、狭義においてチートの定義からは外れる。一方で非公開かつプレイヤーの使用を意図されていない機能に関しては、実装として存在していてもゲーム本来の公平性から逸脱するためチートと呼ばれる。
 
''''''<ref>[[ ()|]]DLC</ref>[[]]使PC
 
こういった機能はゲーム本編をクリアしたり特定の条件を達成すると利用できるゲームが多い。
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そして、コンピューターの性能が段違いにアップしてきた2000年以降は、プレイヤーが負けてくるとアイテムを出して楽しくプレイさせたり、敵キャラクターを弱くするなどの救済措置を用意するのもある。
 
調
 
=== チートモード ===
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チートにはいくつかの手法が存在する。なお、ゲーム提供側の防止策については[[#対策と対応]]を参照。
=== ハードウェアチート ===
使FPS使
 
RTSMMO[[   ]]
;コンバーター(変換器)
[[ ()|]][[ ()|]][[]]使使FPS[[|]]PCFPS<ref>[https://fpsjp.net/archives/377618 CSEA/Respawn]</ref><ref>[https://game.watch.impress.co.jp/docs/kikaku/1284138.html Switch2,000GameSir VX!?]</ref><ref>[https://www.gamespark.jp/article/2020/12/14/104626.html 使Apex Legends]</ref>
 
=== ソフトウェアチート ===
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[[|FPS]][[]]
 
<ref>{{Cite web||url=https://app.famitsu.com/20160226_661874/|title=|publisher=App|accessdate=2018-01-28|date=2016-02-26}}</ref>
 
;その他
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ここでは、不正行為として行われるチートを防ぐため、ゲームを提供している企業側の対応や対策について述べる。
 
例えば、利用規約上でチートやバグ技を明確に禁止した上で、これに違反した場合はアカウントの抹消ないし停止などの処罰を課すなどの手段がある。実際にチートを行ったプレイヤーに対し、利用規約違反として[[アクセス禁止]]やアカウント抹消・強制解約を実施した例もある<ref name="gamewatch20030109">[httphttps://game.watch.impress.co.jp/docs/20030109/ff11pena.htm スクウェア「FF XI」、不正行為に対する処罰を実施] GAME Watch 2003年1月9日</ref><ref name="yomiuri20160913" />。
 
一方で、チートを行ったプレイヤーをゲームから完全に締め出すのではなく、チートを行うプレイヤーにもゲームをプレイする一定の機会・権利を認めるゲームおよび提供企業もある<ref>[httphttps://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20140602_651249651249.html 精力的なアップデートでさらに進化する「タイタンフォール」スタッフインタビュー] GAME Watch 2014年6月2日</ref><ref>[[グランド・セフト・オートV]]の「負け犬」制度</ref>。これらゲームでは「チートを行わないプレイヤー」と「チートを行うプレイヤー」を分けた環境を用意し、「チートを行ったプレイヤー」同士を「特定の環境に隔離」する対応などを実施している。
 
技術的な対策として、各プレイヤーのデータをチェックするプログラムをゲームソフトウェア内に追加したり、外部からはデータを不正に変更できないよう、通信の[[暗号|暗号化]]やデータをサーバで管理するなどの設計する様式が一般的だ<ref name="binary-70" />。[[アンチウイルスソフトウェア|ウイルス対策]]などと同じく、オンラインゲームのプログラム実行中に常駐して、チートの原因となる不正行為を監視するアンチチートソフトウェア(例:『[[PunkBuster]]』)やメモリ上の数値を常時監視して不正が検知された場合に処理を停止させる機能を持ったゲームソフト(例:『[[メタルギアソリッド ポータブル・オプス+]]』)が存在する。だが、その一方でこれらのソフトウェアの脆弱性や欠陥を突いて、機能を無効にするなどの行為も存在する。チート行為の影響を、できるだけ小さくするためのサービスを提供したり<ref>[http://www.gameguard.jp/ GameGuard] など</ref>、[[コンサルティング]]を実施している企業もある<ref>[httphttps://game.watch.impress.co.jp/docs/news/20141120_676407676407.html サイファー・テック、ゲームアプリのチートを防ぐためのコンサルサービスを開始] GAME Watch 2014年11月20日</ref>。
 
[[]]<ref name="yomiuri20160913" /><ref name="onlinegame2011-156-157">    2011p156-157ISBN 4-7741-4580-7</ref>
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[[]][[]][[]][[]]<ref>[http://www.asahi.com/national/update/0909/TKY201309090420.html  ]  20131114</ref>
 
特に、オンラインゲームを含む[[サーバ]]への接続を前提としたサービスでは、クライアントソフトウェア(→[[端末]])の改変による不正な情報の送信を行った場合に[[不正アクセス]]とみなされる場合もある。日本の場合、神奈川県警が2014年6月にゲーム改編のための不正プログラムの使用者に対し[[信用毀損罪・業務妨害罪#電子計算機損壊等業務妨害罪|電子計算機損壊等業務妨害]]容疑を初めて適用し摘発を行っている<ref>{{Cite news|url=http://www.asahi.com/articles/ASG6T52BTG6TULOB016.html|title=ゲームで不正プログラム使用、業務妨害容疑で書類送検|publisher=朝日新聞社|date=2014-06-25|accessdate=2014-06-29|archiveurl=https://web.archive.org/web/20140628212109/http://www.asahi.com/articles/ASG6T52BTG6TULOB016.html|archivedate=2014年6月28日|deadurldate=2017年9月}}</ref>。また2015年5月にはツールと称した不正プログラムの販売に対し不正競争防止法違反(技術的制限手段回避装置提供)容疑で兵庫県姫路市の30歳男性が摘発されている<ref>オンラインゲームで不正プログラム、販売行為で初摘発、容疑で兵庫の男逮捕、警視庁(産経新聞2015年5月13日)[https://web.archive.org/web/20150513115529/http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150513-00000535-san-soci]</ref>。
 
20184[[]][[]][[|]]<ref>[https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1115334.html DellG] PC Watch 201844</ref>
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不正行為に該当する場合、ゲーム制作側の意図した内容を著しく損なう場合もあるため、事件として係争関係にも陥り、また法的規制が新設されることがある。
 
日本では以下で示すように、チート関連業者側が敗訴となった判例がある。一方、欧米でもチートをめぐって訴訟が行われたが、チート関連ツール関係者側の勝訴が定着する傾向にある。ただしeスポーツの大規模化に伴いチートツール制作者・使用者が逮捕されるなどチートへの目は厳しくなりつつある。
 
=== 三國志III事件 ===
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[[Grand Theft Auto: San Andreas]][[]]CERO[[CERO18|Z18]]
 
=== eスポーツとチート ===
[[バトルロイヤルゲーム]]など大人気作を中心とした[[eスポーツ]]の発展・巨大産業化により個別の事件を列挙するには数が多すぎる程問題が発生している。後述のeスポーツの大規模化や配信人気の上昇により、無名の個人が興味本位や楽に勝ちたいというものに限らず、チートツールでランクを上げたアカウントの売買や有名eスポーツ選手が大会でチートツールを使用するなどの事件にも発展している。
 
'''どの作品でも、いかなる理由であれチートの制作・利用や前述したアカウントの売買は厳しく禁止されている上発覚時にはメーカーからは厳しい処分が下されている。場合によっては刑事訴訟もありうるため興味本位でも一切使用してはならない。'''具体的には使用者には有名・無名問わずアカウントBANはもちろん、大会シーンでの利用が発覚した場合は即座のチームもしくは個人の大会失格や賞金はく奪と今後の大会への出場禁止など徹底した処分が下される。またチートツール製作者やも販売者が逮捕される事例も発生している。
 
==国内の主なチート対策関連企業==
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* ハイパーテック([http://www.hypertech.co.jp/products/crackproofge/ クラックプルーフゲームエディション])
* コーボー・ホールディングス([http://www.cobohd.co.jp/cheat.html チート対策ソリューション])
 
==チートをテーマとした作品==
* [[NHK Eテレ]]『[[ねほりんぱほりん]]』「元チーター」 2023年11月10日放送<ref>[https://www.nhk.jp/p/nehorin/ts/N1G2WK6QW5/episode/te/1JW39154V3/ 元チーター - ねほりんぱほりん] NHK</ref>
 
== 脚注 ==
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*ネットゲーム チートRMTの教科書 ISBN 4887188242
*『Cheating: Gaining Advantage in Videogames』Mia Consalvo, The MIT Press, 2007
*[httphttps://gamebiz.jp/?p=news/139426 【寄稿】スマホゲーム チート対策最前線 ~チート行為が問題になった背景とその対策について~]
 
== 関連項目 ==
*[[脆弱性検査ツール]]
*[[ドーピング]] - [[スポーツ]]における不正行為。
*[[隠しコマンド]]、[[デバッグ#ツール|デバッグ・モード]]
*[[マジコン]] - [[カスタムファームウェア]]
*[[ピンボール#揺らし]]、[[パチンコ#不正改造・遠隔操作等の問題]]、[[ゴト]]
*[[クラッキング (コンピュータ)|クラッキング]]
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*[[プロアクションリプレイ]]
*[[ステルスゲーム]]
*[[eスポーツ]]
*[[バグ]]
*[[裏技]]
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{{DEFAULTSORT:ちいと}}
[[Category:コンピュータセキュリティ技術]]
[[Category:コンピュータゲームプレイ]]
[[Category:著作権侵害]]