「トラップ一家物語」の版間の差分
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序盤は家庭教師マリアとトラップ家の子供たちとの交流が描かれ、中盤以降は前年の﹃[[私のあしながおじさん]]﹄に続いて恋愛がテーマになり、ゲオルクの再婚をめぐる家族内の葛藤を中心に物語が展開する。終盤においてはトラップ家の経済的危機や[[アンシュルス]]による[[国家社会主義ドイツ労働者党|ナチス]]の侵攻などが描かれている。特にナチスについては、エピソードの中に数多く織り込まれ、ナチスの脅威に対する当時の一部オーストリア人の苦悩、複雑な心情が色濃く描かれており、一家がオーストリアからの亡命を実行する場面はスリリングに描写されている。 最終回放送後の1991年12月28日には、﹁世界名作劇場﹂としては初となる総集編が2時間枠︵土曜10:00 - 12:00︶で放送された 実話を元にした作品の中では、放送当時に一部の登場人物が存命中であったことも特徴である。
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: 両親を幼いころに亡くしたため、家族というものに対する思いは強い。前述の性格や子どもたちと歌で触れ合うことで、それまで心を閉ざしていた子ども達の心を開き、やがてゲオルクと結ばれることとなる。結婚後は家族に降りかかる様々な危機を乗り切り、良妻賢母ぶりを発揮する。 === トラップ一家 ===
アニメではルーペント︵長男︶、ヴェルナー︵次男︶、マリア︵次女︶の3人だけが史実通りで、他の4人は生年の順序が入れ替わっている ; [[ゲオルク・フォン・トラップ]]
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; [[ルーペルト・フォン・トラップ]]
: 声 - [[安達忍]]
: トラップ家の長男。14歳。中学生。アガタが亡くなって以降トラップ家にやって来た家庭教師に対して、自身とヘートヴィッヒが主導して弟妹たちと共になつかないようにしてきた。しっかり者で真面目で落ち着いた性格だが少々気が弱い所があり、気の強い妹のヘートヴィッヒに言い負かされ気味。勉強はよくできる反面体育は不得意で、[[フェンシング]]は学校やゲオルクからも時々教わっているが中々上達しない。手先が器用で、趣味は木彫りの人形作り<ref name="#1">第13話</ref>。[[食肉|肉]]を2日連続で食べるとおなかを壊す体質。その後[[医師]]を目指して[[インスブルック]]の医科大学予科に進学し、それ以降は寄宿舎で暮らしながら本屋でバイトをし<ref group="注">この頃トラップ家が困窮状態に陥ったため</ref>、夏休みなどに時々実家に帰ってくる生活となる。 : 史実でも長男であり、番組放送当時は存命だった。
; [[ヘートヴィッヒ・フォン・トラップ]]
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: 声 - [[白鳥由里]]<ref group="注">3話から6話まではエンドロールが﹁白鳥由'''理'''﹂と表記されていた。7話以降は修正されている。</ref><ref group="注">前番組﹃[[私のあしながおじさん]]﹄第37・38話にて流れた新番組予告も担当。</ref> : トラップ家の次女。<ref group="注" name=" maria "></ref>8歳。マリアと区別するために﹁小さいマリア﹂と言われる。子どもたちの中でも一番のお母さん子。2年前に母が患った病気である[[猩紅熱]]にかかって<ref group="注">7人の兄妹で唯一自身だけこの病気が感染ったのは、いつも母のそばにいたため。第4話</ref>以来心臓が弱いなど病弱になり、全く食事に手をつけないなど心を閉ざしていた。しかし、マリアとの出会いでぐんぐん元気になり、数ヶ月後走れるぐらい丈夫になった。穏やかで優しい性格だが、マチルダ夫人に反論するなど強気な面も。あることがきっかけで母の[[ヴァイオリン]]を弾くようにもなる(練習曲は、主に﹃[[メヌエット (ペツォールト)|メヌエット]]﹄)。 : 史実でも次女であり、2014年2月18日に亡くなるまで作中に登場するトラップ家の最後の存命者だった。
; [[ヨハンナ・フォン・トラップ]]
: 声 - [[石川寛美]]
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; ルシア
: 声 - [[中村万里]]
: ノンベルク修道院のベテランシスター。マリアがノンベルク修道院で初めて会った人物でもある。少し耳が遠いがラファエラによると﹁耳で聞かなくても人の気持ちが分かる﹂とのこと。また、年のせいかたまに杖を用いて歩くこともある。 ; トーマス
: 声 - 松岡洋子
: 10歳ぐらいの男の子。ノンベルク学園の生徒の1人。修道院の実習として学園にやって来たマリアと数日間過ごした。貧しい家でおじいさんと2人暮らししながら、牛乳配達を手伝っている。その後牛乳配達をしていた所、家出したヘートヴィッヒと出会い、迎えに来たマリアと数ヶ月ぶりに再会する。 === 回想で登場する人物 ===
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: 声 - 男爵夫人:[[島美弥子]]<ref group="注">第35話のEDテロップより。同回では夫も登場しているがセリフはない。</ref>
: ホワイトヘッド男爵夫妻<ref name=" 32wa "/>。アガタの故郷であるウィーン在住。ゲオルクと結婚することになったマリアに夫婦でウェディングドレスを贈る。またアガタが生前愛用していたミシンは、結婚祝いに自身たちがプレゼントした物。その後妻の方が体調を崩したことがあり見舞いに訪れたトラップ一家と久しぶりに会い、マリアと初対面する。 ; [[フランツ・ヴァスナー|ヴァスナー]]
: 声 - [[森功至]]
: 若い[[神父]]。トラップ家の下宿屋の最初の宿泊者で、普段は屋敷内にある礼拝堂でミサを執り行う。また、オルガンが弾けるなど音楽に長けていることから、トラップ一家合唱団の歌の練習時の指導や本番の[[指揮者]]を担当するようになる。終盤、トラップ一家と共に亡命する。 266行目:
: トラップ家でナスターシャの送別会を開くことになり、マリアと子どもたちがこの歌で彼女を出迎える<ref name="#1"/>。
; 「[[別れの歌 (シュヴァーベン地方民謡)|別れの歌]]」(ドイツ民謡)
: 列車に乗ってロシアに旅立つナスターシャを、駅まで見送りに来たマリアと子どもたちがこの歌で送り出す<ref>第14話</ref>。また、最終回に一家でアメリカへ亡命する際の船の上でも一家で合唱している。
; 「山のごちそう」(サビが「ホルディヒヒヤ ホルディクク」の歌)
: 作中でよく歌われる歌の1つ。マチルダ夫人の誕生日にマリアと子どもたちが歌のプレゼントとして歌う<ref>第16話</ref>。その後もマリアたちがよく歌い、大統領の助言を受けて参加した演奏会等でも歌う。 421行目:
|[[高知県]]||[[高知放送]]||金曜 16:30 - 17:00||{{efn2|番組販売扱いのため、アバンタイトルと提供クレジットはカットしていた。}} |-
|[[大分県]]||[[テレビ大分]]||水曜 16:00 - 16:30||rowspan="2"| |-
|[[宮崎県]]||[[テレビ宮崎]]||日曜 18:00 - 18:30||{{efn2|name="kyuushuu-jisa"}}
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|[[鹿児島県]]||[[鹿児島テレビ放送|鹿児島テレビ]]||日曜 18:30 - 19:00|| |}
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[[Category:恋愛アニメ]]
[[Category:ナチスを題材とした作品]]
[[Category:20世紀を舞台とした作品]]
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