バイジュ (ジャライル部)


21298 - 384132394

(bàizhù)

生涯

編集

1308宿21316使61320退

3132384西

子孫

編集

バイジュにはヤナシュリという息子がおり、長じてジャヤガトゥ・カアン(文宗トク・テムル)よりトゥレル・テムルという名を賜った。トゥレル・テムルは父祖同様にケシクテイ(宿衛)の第3班長を務め、大元ウルス最期の皇帝ウカアト・カアン(順帝トゴン・テムル)にも仕えた[1]。ウカアト・カアンの治世においては大司農の長官を務め、父のバイジュを讃える神道碑を建立している[2]

ジャライル部バアトル系国王ムカリ家

編集

脚注

編集
  1. ^ 片山1977,117頁
  2. ^ 宮2018,399-400頁

参考文献

編集
  • 片山共夫「元朝四怯薛の輪番制度」『九州大学東洋史論集』、1977年
  • 原田理恵「元朝の木華黎一族」『山根幸夫教授追悼記念論叢 明代中国の歴史的位相 下巻』汲古書院、2007年
  • 宮紀子『モンゴル時代の「知」の東西』名古屋大学出版会、2018年
  • 元史』巻136列伝23拝住伝
  • 新元史』巻119列伝16拝住伝