ブラックエンブレム
日本の競走馬
ブラックエンブレム(Black Emblem)は日本中央競馬会に所属する現役競走馬である。
ブラックエンブレム | |
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品種 | サラブレッド |
性別 | 牝 |
毛色 | 黒鹿毛 |
生誕 | 2005年1月22日(19歳) |
登録日 | 2007年 |
抹消日 | (現役競走馬) |
父 | ウォーエンブレム |
母 | ヴァンドノワール |
母の父 | ヘクタープロテクター |
生国 |
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生産者 | ノーザンファーム |
馬主 | 田原邦男 |
調教師 | 小島茂之(美浦北) |
競走成績 | |
生涯成績 | 5戦3勝 |
獲得賞金 |
5652万1000円 (2008年3月22日現在) |
馬名の由来
馬名は母馬ヴァンドノワール(黒ワインの意)のノワール(黒)からのブラックと、父の馬名の一部からとった「エンブレム」が由来となっている。また2006年にレース中に死亡した半姉ロイヤールハントの死を悼み喪章=黒紋章の意味も持たせている。
経歴
- 2歳(2007年)
2007年、札幌競馬場でデビュー戦を迎えることになり、7月頃に札幌競馬場の厩舎に入厩した。そして札幌競馬開幕週の8月12日の新馬戦でデビューしたが、レースはサブジェクトに敗れ、5番人気の8着だった。レース後は放牧に出され、10月頃に美浦トレーニングセンターへ入厩した。11月4日に放牧明け初戦の未勝利戦を迎え、4番人気でレースを制し、デビュー2戦目で初勝利を挙げた。次走は第59回阪神ジュベナイルフィリーズへの出走登録を行ったが、当時1勝馬のため抽選対象となり、16頭中6頭が出走可能となる抽選に漏れ、除外された。そのため同じ週に行われる自己条件の葉牡丹賞︵500万下︶へ出走することになり、6番人気で3着に入った。レース後は山元トレーニングセンターへ放牧に出された。
3歳︵2008年︶
2月14日に美浦トレーニングセンターに帰厩し、3月1日のきんせんか賞︵500万下︶で実戦復帰を果たした。レースでは1番人気の支持に応えて4馬身差で快勝し、オープン馬となった。続く重賞初挑戦となったフラワーカップでも1番人気に支持され、好スタートを決めそのまま逃げ切り、重賞初勝利を挙げた。この勝利は厩舎及び馬主にとっても重賞初勝利となった。次走は桜花賞に出走登録を行い、レース行われる前週の4月4日に栗東トレーニングセンターへ入厩して調整されている。
血統表
ブラックエンブレムの血統ミスタープロスペクター系/Mr. Prospector 3×4=18.75%、Numbered Account、プレイメイト 5×4=9.38%、Damascus 5×5=6.25% | (血統表の出典) | |||
父 *ウォーエンブレム War Emblem 1999 黒鹿毛 |
父の父 Our Emblem1991 黒鹿毛 |
Mr.Prospector | Raise a Native | |
Gold Digger | ||||
Personal Ensign | Private Account | |||
Grecian Banner | ||||
父の母 Sweetest Lady1990 鹿毛 |
Lord at War | General | ||
Luna de Miel | ||||
Sweetest Roman | The Pruner | |||
I Also | ||||
母 ヴァンドノワール 1996 青毛 |
*ヘクタープロテクター Hector Protector 1988 栗毛 |
Woodman | Mr.Prospector | |
*プレイメイト | ||||
Korveya | Riverman | |||
Konafa | ||||
母の母 *プリンセスデリーデPrincesse d'Elide 1981 鹿毛 |
Vaguely Noble | *ヴィエナ | ||
Noble Lassie | ||||
Flashy | Sir Ivor | |||
Sovereign F-No.3-c |
近親
祖母のプリンセスデリーデが牝系を広げており、いとこに京都大賞典・京都記念の勝ち馬ナリタセンチュリーや、秋華賞3着のニシノナースコールらがいる。