プラッシーの戦い
プラッシーの戦い︵ぷらっしーのたたかい︶は、1757年、インドベンガル地方のプラッシーで行われた、イギリス東インド会社とムガル帝国ベンガル太守率いる土侯軍、後援するフランス東インド会社ら連合軍との間で行われた戦いである。7年戦争とも関係し、イギリス・フランス間の植民地を巡る戦いの1つ。
56年にベンガル太守シーラージュ・ウッダウラがカルカッタを占領する事件が起こると、57年にイギリス東インド会社はロバート・クライブ率いる軍が奪還する。ベンガル太守はフランスに接近し、フランス東インド会社はデュプレクス率いる軍とプラッシーにおいて戦う。
イギリスは賠償金とベンガルの地租徴収権などを獲得、クライブはベンガル知事となった。64年のブクサールの戦い、カーナティック戦争においても勝利し、イギリスのインド支配が強化される。以後、フランスはインドシナ方面へ影響力を強める。