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'''マルセル・ブノワ・ダリオ'''︵'''Marcel Benoit Dalio'''、[[1900年]][[7月17日]] - [[1983年]][[11月18日]]<ref>{{Cite web|和書|url=https://kotobank.jp/word/%E3%83%9E%E3%83%AB%E3%82%BB%E3%83%AB%20%E3%83%80%E3%83%AA%E3%82%AA-1625667|title=マルセル ダリオ|publisher=コトバンク|accessdate=2021-02-14}}</ref>︶は、[[フランス]]の[[俳優]]。フランスと[[ハリウッド]]の両方で成功を収めた数少ない[[性格俳優]]で知られ、表情豊かな彼の顔はヨーロッパ中で親しまれた{{R|NYTAP}}<ref name="imdb-bio">{{Cite web|url=https://www.imdb.com/name/nm0197950/bio?ref_=nm_ov_bio_sm|title=Marcel Dalio Biography|publisher=[[IMDb]]|language=en|accessdate=2021-02-14}}</ref>。﹁'''ダリオ'''﹂のみでクレジットされることもある<ref name="imdb" />。
== 略歴 ==
[[パリ]]出身。両親はともに[[ルーマニア]]からの移民。[[パリ国立高等音楽・舞踊学校]]で学び[[1920年代]]から舞台に出演。[[1933年]]に映画デビューし、﹃[[望郷 (1937年の映画)|望郷]]﹄や﹃[[大いなる幻影]]﹄で注目されるようになる<ref name="NYTAP">{{cite news|url=https://www.nytimes.com/1983/11/23/obituaries/marcel-dalio-83-film-actor-dead.html|title=Marcel Dalio, 83, Film Actor, Dead|language=en|newspaper=[[ニューヨーク・タイムズ|The New York Times]]|agency=Associated Press|date=23 November 1983|access-date=16 May 2016}}</ref>。
[[1940年]][[6月]]、侵略する[[ドイツ軍]]を前に[[ユダヤ人]]であったことから当時の妻である[[マデリーン・ルボー]]とパリを離れ、[[アメリカ合衆国]]に入国。[[英語]]は得意でなかったが、[[ハリウッド]]に到着してから[[シャルル・ボワイエ]]や[[ルネ・クレール]]などに面倒を見てもらい、﹃[[カサブランカ (映画)|カサブランカ]]﹄など[[アメリカ合衆国の映画|アメリカ映画]]にも出演すようになる{{R|NYTAP}}。
戦後はパリに戻るがアメリカ映画で引き続き活躍。[[1970年代]]後半までフランス映画にも出演し続けた{{R|NYTAP}}。
[[1983年]][[11月18日]]に死去。{{没年齢|1900|07|17|1983|11|18}}{{R|NYTAP}}。
== 主な出演作品 ==
* 俳優入門（1938年）
* 美しき争ひ（1938年）
* [[ゲームの規則]]（1939年）
* あらし（1940年）
* [[カサブランカ (映画)|カサブランカ]]（1942年）
* [[過去をもつ愛情]]（1954年）
* [[筋金を入れろ]]（1955年）
* [[陽はまた昇る (1957年の映画)|陽はまた昇る]]（1957年）
* [[チャイナ・ゲイト]]（1957年）
* [[壮烈！外人部隊]]（1958年）
* [[水色のビキニのマドモアゼル]]（1968年）
* [[アレキサンドリア物語]]（1969年）
* [[ボクサー (1970年の映画)|ボクサー]]（1970年）
* [[キャッチ22]]（1970年）
* [[飼育の部屋]]（1972年）
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