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'''ミュンヘン国際音楽コンクール'''(Internationaler(ミュンヘンこくさいおんがくコンクール、Internationaler Musikwettbewerb der ARD)は、[[ドイツ公共放送連盟]](ARD)主催で、毎年[[ミュンヘン]]で行われている国際音楽コンクール<ref>日本で「ミュンヘン・ドイツ放送コンクール」「ミュンヘン・コンクール」等と呼ばれることがあるが、他にもミュンヘン・コンクールとしか呼びようの無いイヴェントもある為、少し注意が必要である</ref>
 
「ミュンヘン・ドイツ放送コンクール」「ミュンヘン・コンクール」等と呼ばれることがあるが、他にもミュンヘン・コンクールとしか呼びようの無いイヴェントもある為、少し注意が必要である。
==沿革・概要==
このミュンヘン国際音楽コンクールは1952年に第1回が開催され、2006年で55回目を迎えた。世界の権威ある国際コンクールの中でも、歴史と伝統のある難関なコンクールとして知られている。
1[[]]19532[[]][[]][[]][[]]47
 
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==日本人の歴代第1位優勝者==
*1970年 [[東京クヮルテット]] ([[弦楽四重奏]]部門)
*1980年 [[田中淑恵]](声楽部門)
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*1997年 [[清水直子]] ([[ヴィオラ]]部門)
*2005年 [[岡崎慶輔]] (ヴァイオリン部門)
*2018年 葵トリオ(ピアノ三重奏部門)([[小川響子]](ヴァイオリン)・[[伊東裕]](チェロ)・[[秋元孝介]](ピアノ))
*2019年  [[佐藤晴真(]](チェロ部門)
*2021年 岡本誠司(ヴァイオリン部門)
 
==ヴァイオリン部門歴代入賞者==
 
2005年に行なわれ日本人が1位と2位を占めて、話題となったヴァイオリン部門は、1953年から20052021年まで延べ1721回開催され、1958年から入賞順位がつけられるようになった。1958年以降の開催数は1519回になるが、その歴代入賞者の中で、1位受賞者は日本人3名、ポーランド人2名、韓国人1名のわずかに6名であり、殆どの年が1位なしの2位、3位である。ヴァイオリン部門は、なかなか1位が出ない、特に難関な部門である。しかし、近年はコンクールそのものの方針転換により、審査の厳格性は大幅に緩くなっている。
1位受賞者は日本人2名、ポーランド人2名のわずかに4名であり、殆どの年が1位なしの2位、3位である。ヴァイオリン部門は、なかなか1位が出ない、特に難関な部門である。しかし、近年はコンクールそのものの方針転換により、審査の厳格性は大幅に緩くなっている。
*1953年
**順位なし [[ミシェル・ブシノー]](Michele Boussinot) (フランス)
**順位なし [[イゴール・オジム]](ユーゴスラビア)
**順位なし [[エディト・パイネマン|Edith Peinemann]] (Edith Peinemann)(西ドイツ)
*1956年
**順位なし テッサ・ロビンス(Tessa Robbins) (イギリス)
*1958年
**第1位 なし
**第2位 {{仮リンク|オスカー・ヤッコ|en|Oscar Yatco }}(フィリピン)
*1961年
**第1位 なし
**第2位 [[志田とみ子]](日本)
**第2位 ヨッシ・ツィヴォーニ(Yossef Zivoni) (イスラエル)
**第3位 [[ゲルハルト・ヘッツェル]](西ドイツ)
*1966年
**第1位 [[コンスタンティ・クルカ]] (ポーランド)
**第2位 Izabellaイザベラ・ペトロシアン(Изабелла PetrosianПетросян) (ソ連)
**第3位 ユーリー・マズルケヴィッチ(Jurij Mazurkevic) (ソ連)
*1969年
**第1位 なし
**第2位 クリスチャーノ・ロッシ(Cristiano Rossi) (イタリア)
**第2位 [[柳田昌子]](日本)
**第3位 Emmy Verhey[[エミー・ヴェルヘイ]] (オランダ)
*1972年
**第1位 なし
**第2位 ニラ・ピエロ(Nilla Pierrou) (フランス)
**第3位 エルネスト・コヴァチッチ(Ernst Kovacic) (オーストリア)
*1975年
**第1位 なし
**第2位 ドーラ・シュワルツバーグ(Dora Schwarzberg) (イスラエル)
**第3位 [[カヤ・ダンチョフスカ]] (ポーランド)
**第3位 エフゲン・サーブ(Eugen Sarbu) (ルーマニア)
*1978年
**第1位 なし
**第2位 キム・ヘギョン(Hae-Kyoung Kim) (韓国)
**第3位 [[オリヴィエ・シャルリエ]](フランス)
**第3位 イリーナ・ツェイトリン(Irina Tseitlin) (無国籍)
*1981年
**第1位 なし
**第2位 グエン・ホエビン(Gwen Hoebig) (カナダ)
**第3位 フローリアン・ゾンライトナー(Florian Sonnleitner) (西ドイツ)
*1984年
**第1位 [[久保田巧]](日本)
**第2位 [[クリスチャン・テツラフ]](西ドイツ)
**第3位 ペーター・マツカ(Peter Matzka) (アメリカ)
*1988年
**第1位 なし
**第2位 イ・ミギョン(Mi-Kyung LeeLEE) (韓国)
**第3位  {{仮リンク|ソニグ・チャケリアン|it|Sonig Tchakerian}} (イタリア)
*1992年
**第1位 なし
**第2位 エツェツ・オフェル (Erez Ofer) (イスラエル)
**第3位 Pavel{{仮リンク|パーヴェル・シュポルスル|ru|Шпорцл, SporclПавел}} (ロシア)
**第3位 {{仮リンク|スコット・セント・ジョン|en|Scott St.John}} (カナダ)
*1995年
**第1位 ピョートル・プラヴネル(Piotr Plawner) (ポーランド)
**第2位 ベティナ・グラディンガー(Bettina Gradinger) (オーストリア)
*1999年
**第1位 なし
**第2位 ファン・ビン(Bin Huang) (中国)
**第3位 アンドレイ・ヴィエロフ(Andrei Bielov) (ウクライナ)
**第3位 {{仮リンク|フランチェスコ・マナラ|it|Francesco Manara}} (イタリア)
*2001年
**第1位 なし
**第2位 アンネッテ・フォン・ハーン(Annette von Hehn) (ドイツ)
**第3位 ヤメイ・ユ(Yamei YuYU) (ドイツ)
**第3位 MinJungカン・ミンジュン(Min-Jung KangKANG) (韓国)
*2005年
**第1位 [[岡崎慶輔]](日本)
**第2位 [[山田晃子]](日本)
**第3位 カティア・ラーママン(Katja LammermannLämmermann) (ドイツ)
*2009年
**第1位 Hyeyoonパク・ヘヨン(Hye-yoon Park(PARK)(韓国)
**第2位 白井圭(日本)【聴衆賞】
**第3位 リリー・フランシス(Lily Francis(Francis)(アメリカ)
**特別賞 {{仮リンク|セルゲイ・ドガディン|en|Sergey Dogadin(Dogadin}}(ロシア)
*2013年
**第1位 なし
**第2位 {{仮リンク|キム・ボムソリ|en|Bomsori Kim}}(韓国)、[[:en:Christel Lee|クリステル・リー]](アメリカ)
*2017年
**第1位 なし
**第2位 サラ・クリスティアン (Sarah Christian)(ドイツ)、アンドレア・オビソ(Andrea Obiso)(イタリア)
**第3位 [[:en:Kristine Balanas|クリスティーン・バラナス]](ラトビア)
*2021年
**第1位 [[岡本誠司]](日本)
**第2位 ドミトリー・スミルノフ(Dmitry Smirnov)(ロシア)
**第3位 アレクサンドラ・ティルシュ(Alexandra Tirsu)(モルドバ/ルーマニア)【聴衆賞】
 
== 脚注 ==
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<references />
 
==外部リンク==