「ミュンヘン国際音楽コンクール」の版間の差分
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このコンクールは、第1回目は[[ピアノ]]部門のみで開催されたが、1953年の第2回目以降は、声楽、ピアノ、[[ヴァイオリン]]、ピアノ・デュオ、ヴァイオリン・ピアノ・デュオ、[[木管楽器]]、[[金管楽器]]等から、4~7部門を設定して行われている。 全体の傾向として評価が厳しいことで知られ、第1位を出さないことも多かったが、近年、審査基準が大幅に緩和されて1位が出るのが普通となっている。特に管楽器部門では[[ジュネーヴ国際音楽コンクール]]と並んで最高の権威を持っており、受賞者からは[[ハインツ・ホリガー]]、[[ペーター=ルーカス・グラーフ]]、[[カール・ライスター]]、[[ファゴット#著名なファゴット奏者|クラウス・トゥーネマン]]、[[ヘルマン・バウマン]]、[[モーリス・アンドレ]]、[[ブラニミール・スローカー]]など世界的な演奏家を輩出している。 ==日本人の第1位優勝者==
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2005年に行なわれ日本人が1位と2位を占めて、話題となったヴァイオリン部門は、1953年から2005年まで延べ17回開催され、1958年から入賞順位がつけられるようになった。1958年以降の開催数は15回になるが、その歴代入賞者の中で、 1位受賞者は日本人2名、ポーランド人2名のわずかに4名であり、殆どの年が1位なしの2位、3位である。ヴァイオリン部門は、なかなか1位が出ない、特に難関な部門である。しかし、近年はコンクールそのものの方針転換により、審査の厳格性は大幅に緩くなっている。
*1953年
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