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'''ラテン文学'''とは
#[[ラテン・アメリカ]]で書かれる文学作品のこと。特に現代の[[スペイン語]]で書かれるものを指す。▼
#[[ラテン語]]による文学作品のこと(本項で詳述)。
▲#[[ラテン・アメリカ]]で書かれる文学作品のこと。特に現代の[[スペイン語]]で書かれるものを指す。
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==ラテン文学の特徴==
[[ギリシア文学]]の影響を強く受けながら独自の発展を遂げた。[[共和制]]末期にキケロらにより洗練され、[[アウグストゥス]]帝のもとでラテン文学黄金期を迎えた。これに比して、アウグストゥス以降のユリウス・クラウディウス朝から五賢帝時代までの時代はラテン文学白銀期と呼ばれ、ラテン文学の中興期とされる。[[西ローマ帝国]]滅亡後は[[キリスト教]]の影響のもと、中世ヨーロッパ唯一の書き言葉として様々な著作が書かれた。[[ルネサンス]]期以降、[[英語]]、[[フランス語]]などの俗語文学に取って代わられた。 ==ローマ共和国時代==
* [[リウィウス・アンドロニクス]](紀元前284年-204年) - 叙事詩の翻訳、悲劇。
* [[プラウトゥス]](紀元前254年頃-169年) - 喜劇
* [[エンニウス]](紀元前239年-149年) - 叙事詩、悲喜劇など 代表作『年代記』『メーデーア』
* [[大カトー]](紀元前234年-149年) - 『農業論』
* [[テレンティウス]](紀元前190年-159年) - 喜劇『アンドロス島の女』『兄弟』
*[[キケロ]]︵紀元前106年-43年︶ - カエサルの政敵。ラテン散文の完成者。 *[[ *[[
==ローマ帝国時代==
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*[[ホラティウス]]︵紀元前65年-8年︶- 抒情詩人。南イタリアのウェヌシアの人。解放奴隷の子供。ウェルギリウスと親交があった。﹃抒情詩集﹄ *[[オウィディウス]](紀元前43年-紀元後17年) - 詩人。『転身譜(変身物語)』
*[[ティトゥス・リウィウス]](紀元前59年-紀元後17年) - 歴史家。
===白銀時代===
*[[セネカ]](紀元前4年頃-紀元後65年頃) - [[ストア派]]哲学者。皇帝[[ネロ]]の師。
*[[ペトロニウス]](紀元後?-55/66年) - [[ネロ]]の寵臣。
*[[シリウス・イタリクス]](26年-101年頃)-
*[[タキトゥス]](55年頃-120年頃) - 歴史家・政治家。
*[[マルティアーリス]](40年頃-104年頃) - 詩人。寸鉄詩『エピグランマタ(寸鉄詩集)』
*[[スエトニウス]](70年頃-?) - 伝記作者。『皇帝伝』『名士伝』
*[[アプレイウス]](123年頃-?) - 小説家。『変身物語(黄金のろば)』
==西ローマ帝国以後==
*[[アウグスティヌス]](354年-430年) - 北アフリカの[[ヒッポ]]の司教。『告白』『神の国』
*[[ボエーティウス]](480年頃-524年頃) - 東ゴート王[[テオドリック]]に仕える。『哲学の慰め』『音楽教程』
*[[トゥールのグレゴリウス]](530年頃-594年頃) - [[フランク王国]]の司教、歴史家。[[メロヴィング朝]]の歴史書『歴史十書(フランク史)』。
*[[フォルトゥナトゥス]](530年頃-610年頃) - [[ラヴェンナ]]の宗教詩人。のち[[ポワティエ]]司教。『詩集』11巻『聖マルタン伝』
==関連項目==
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