「ランボー/怒りの脱出」の版間の差分
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{{pp-vandalism|small=yes}}
{{Infobox Film
| 作品名 = ランボー/怒りの脱出
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| 編集 = [[マーク・ゴールドブラット]]<br/>[[マーク・ヘルフリッチ]]
| 製作会社 = [[カロルコ・ピクチャーズ]]
| 配給 = {{flagicon|USA}} [[トライスター
| 公開 = {{flagicon|USA}} 1985年5月22日<br />{{flagicon|JPN}} 1985年8月3日
| 上映時間 = 94分
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| 言語 = [[英語]] <br/> [[ベトナム語]]
| 製作費 = $44,000,000
| 興行収入 = $150,415,432<ref name="boxoffice">{{cite web|url=
| 配給収入 = 25億円<ref>『キネマ旬報ベスト・テン85回全史 1924-2011』(キネマ旬報社、2012年)440頁</ref> {{flagicon|JPN}}
| 前作 = [[ランボー]]
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== ストーリー ==
服役中の[[ジョン・ランボー]]を訪ねた元上官である[[サミュエル・トラウトマン]]大佐は、特赦と引き換えに極秘任務を行うようランボーを説得する。その任務とは、戦時中ランボーが脱走した[[ベトナム]]の[[捕虜収容所]]付近に潜入し、戦後10年以上が経過した今なお囚われている戦争捕虜の証拠写真を撮影して帰ることであった。 59行目:
| マードック司令官 || [[チャールズ・ネイピア (俳優)|チャールズ・ネイピア]] || [[勝部演之]] || [[小林修 (声優)|小林修]] || [[樋浦勉]] || [[小林勝彦]]
|-
| ポドフスキー中佐 || [[スティーヴン・バーコフ]] || [[中田浩二 (俳優)|中田浩二]] || [[青野武]] || [[大塚芳忠]] || [[麦人]]
|-
| コー・バオ || [[ジュリア・ニクソン=ソウル|ジュリア・ニクソン]] || [[高島雅羅]] || [[勝生真沙子]] || [[金野恵子]] || [[日野由利加]]
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| タイ軍曹 || [[ジョージ・チェン]] || rowspan="2"|原語音声 || || [[荒川太朗|荒川太郎]] || [[大黒和広]]
|-
| ヴィン大尉 || ウィリアム・ジェント || || [[大山高男]] ||
|-
| キン大佐 || ダナ・リー || colspan="2"|[[加藤精三 (声優)|加藤精三]]
|-
| ユーシン軍曹 || ボージョ・ゴーリク || [[島香裕]] || || [[高宮俊介]] || [[中田和宏|中多和宏]]
|-
| ライファー || <small>[[スティーブ・ウィリアムス (俳優)|スティーブ・ウィリアムス]] ||
|-
| 刑務官 || トニー・ミュナフォ || [[郷里大輔]] || || 荒川太郎 || 中多和宏
|-
| 役不明又はその他 || || 千田光男<br
|-
! colspan="6" | 日本語版制作スタッフ
|-
| 演出 || || colspan="2"|[[蕨南勝之]] || [[左近允洋]] || 松川陸
|-
| 翻訳 || [[戸田奈津子]]
|-
| 調整 || || || || 高橋久義 || 長井利親
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| 効果 || || || || || 南部満治
|-
| 制作 || || colspan="2"|ニュージャパンフィルム || [[グロービジョン|GV]] ||
|-
| プロデューサー || || || 上田正人 || || 福吉健
|-
| 解説 || || [[水野晴郎]] || || [[高島忠夫]] || [[淀川長治]]
|-
| 初回放送 || style="background:#d3d3d3;"| ||
|}
* テレビ朝日版がDVD・BD収録。
* 2020年2月14日発売の 「ランボー/怒りの脱出 4Kレストア版 Blu-ray」「ランボー/怒りの脱出 4K Ultra HD Blu-ray (Ultra HD Blu-ray +Blu-ray 2枚組)」には4種類全ての日本語吹替が収録。
== スタッフ ==
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* 音楽 - [[ジェリー・ゴールドスミス]]
* 提供 - [[カロルコ・ピクチャーズ]]
== 地上波放送履歴 ==
{| class="wikitable"
|-
!回数
!テレビ局
!番組名
!放送日
!吹替版
|-
| 初回 || rowspan="2"|[[日本テレビ放送網|日本テレビ]] || rowspan="2"|[[金曜ロードショー]] || [[1987年]][[10月9日]] || rowspan="2"|日本テレビ版
|-
| 2回目 || [[1989年]][[4月14日]]
|-
| 3回目 || [[TBSテレビ|TBS]] || [[水曜ロードショー (TBS)|水曜ロードショー]] || [[1990年]][[4月11日]] || TBS版
|-
| 4回目 || 日本テレビ || 金曜ロードショー || [[1991年]][[10月18日]] || 日本テレビ版
|-
| 5回目 || [[フジテレビジョン|フジテレビ]] || [[ゴールデン洋画劇場]] || [[1993年]][[4月24日]] || フジテレビ版
|-
| 6回目 || [[テレビ朝日]] || [[日曜洋画劇場]] || [[1995年]][[5月28日]] || テレビ朝日版
|-
| 7回目 || rowspan="3"|フジテレビ || rowspan="2"|ゴールデン洋画劇場 || [[1997年]][[1月11日]] || rowspan="3"|フジテレビ版
|-
| 8回目 || [[1998年]][[8月22日]]
|-
| 9回目 || ゴールデンシアター || [[2002年]][[1月26日]]
|-
| 10回目 || rowspan="6"|[[テレビ東京]] || [[午後のロードショー]] || [[2004年]][[11月30日]] || rowspan="6"|テレビ朝日版
|-
| 11回目 || [[木曜洋画劇場]] || [[2007年]][[11月29日]]
|-
| 12回目 || rowspan="4"|午後のロードショー || [[2012年]][[8月23日]]<ref>[https://www.tv-tokyo.co.jp/broad_tvtokyo/program/detail/201208/13645_201208221325.html 午後のロードショー「ランボー 怒りの脱出」 ランボー1・2・3、一挙放送!!](外部リンク)</ref>
|-
| 13回目 || [[2014年]][[11月13日]]<ref>[https://www.tv-tokyo.co.jp/broad_tvtokyo/program/detail/201411/13645_201411131335.html 午後ロード「ランボー 怒りの脱出」11月の(木)はランボー!大ヒットシリーズ第2弾](外部リンク)</ref>
|-
| 14回目 || [[2017年]][[1月27日]]<ref>[https://www.tv-tokyo.co.jp/broad_tvtokyo/program/detail/201701/24194_201701271350.html 午後ロード「ランボー 怒りの脱出」2日連続!!“ランボー”](外部リンク)</ref>
|-
| 15回目 || [[2020年]][[5月22日]]<ref>[https://www.tv-tokyo.co.jp/broad_tvtokyo/program/detail/202005/24194_202005221335.html 午後エンタ 午後ロード「ランボー/怒りの脱出」2週連続ランボー!](外部リンク)</ref>
|-
|}
== 解説 ==
前作は「[[ベトナム戦争]]による帰還兵の[[トラウマ]]と市民からの迫害」を描いた作品だったが、本作ではアクションに重点が置かれた。英語題名にランボーが使われたのは本作からである。
本作には[[M60]]や[[AK47]]、[[トカレフ]]や[[RPG-7]]などベトナム戦争で使われていた[[銃火器]]が多数登場する(ミリタリーマニアとして知られる脚本の[[ジェームズ・キャメロン]]によるもの)。なお、80年代後半には﹁ランボー者﹂﹁地獄のバトルコマンドー﹂などの、上半身裸に片手でM60を持つというスタイルのB級コマンドアクション映画が量産された。 122 ⟶ 163行目:
=== 脚本 ===
前作の公開後、多くのベトナム帰還兵からスタローンのもとにファンレターが届いた。その中に、﹁是非、[[捕虜]]を題材にした続編を作ってほしい﹂というものがあり、スタローンはこの手紙をもとに脚本を執筆した。この脚本の共同執筆者には若き日の[[ジェームズ・キャメロン]]が含まれる。当初は[[ベトナム戦争]]で捕虜となった戦友をランボーが救出に行くというストーリーだった。キャメロン参加の脚本では、ランボーがアメリカ側からも命を狙われ、追われ孤立するという展開が描かれている。コー・ キャメロンが共同脚本を執筆したのは1983年だったが、翌1984年[[チャック・ノリス]]の﹃[[地獄のヒーロー]]﹄が公開、ベトナム戦時行方不明者MIAを奪還するというプロットが酷似しており、本作の公開がさらに翌年の1985年だったにもかかわらず、﹃地獄のヒーロー﹄は本作の脚本の盗作であるとの批判まで起きた。しかし実際には、キャメロン脚本執筆の同年に﹃ランボー﹄の監督だった[[テッド・コッチェフ]]による[[ジーン・ハックマン]]主演﹃[[地獄の7人]]﹄が同じ趣旨で制作されている。こうしたMIA奪還物の元祖であるJ.C.ポロック著の小説﹃ミッションMIA﹄はさらに前年1982年の刊行である。主人公が水中に潜み、いきなり水面に飛び出し反撃するくだりは﹃ランボー/怒りの脱出﹄﹃地獄のヒーロー﹄双方にある。絶命しそうになった登場人物が、胸に吊るした手りゅう弾のピンを抜いて、眼下の敵にダイブし自爆するシーンは﹃地獄のヒーロー﹄﹃地獄の7人﹄双方にある<ref>但し﹃地獄のヒーロー﹄の方は夢の中の出来事。</ref>。本作における、前述のベトナム帰還兵からスタローンへの手紙が創作のきっかけになったとの主張は、事実はどうあれこうしたアイディア盗用合戦とは無関係であると宣言する側面もあった。スタローンとノリスは後年﹃[[エクスペンダブルズ2]]﹄で共演している。 前作の原作﹃[[一人だけの軍隊]](First Blood)﹄の著者[[ディヴィッド・マレル]]が本作の小説版を執筆しているが、ノベライズであり原作ではない。冒頭に﹁私の著書﹃一人だけの軍隊﹄で、ランボーは死んだ。映画では、彼は生き残った。本書は映画の方の続編である﹂との断り書きがある。マレルは次作﹃ランボー3/怒りのアフガン﹄のノベライズも担当し、冒頭に同じ断り書きを入れている。 ノベライズ版は連絡員コーが落命してしまう経緯が完成した映画とは異なる、ランボーが弓術を会得するなどナバホ族にルーツを持つ背景の描写、救出した米軍捕虜たちとの会話が描かれるなど脚本の決定稿以前のプロットをうかがえる内容になっている。
== 脚注 ==
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== 関連項目 ==
* [[三遊亭円丈]] - 本作品を[[落語]]化し演じている。
*[[Mi-24]] - 撮影に使われた機体は[[SA 330 (航空機)]]に[[スタブウイング]]を取り付けMi-24に似せたもの。
== 外部リンク ==
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[[Category:1985年の映画]]
[[Category:冷戦の映画]]
[[Category:捕虜を題材とした映画作品]]
[[Category:タイを舞台とした映画作品]]
[[Category:トライスター・ピクチャーズの作品]]
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[[Category:ジェリー・ゴールドスミスの作曲映画]]
[[Category:ヘリコプターを題材とした作品]]
[[Category:メキシコで製作された映画作品]]
[[Category:復讐を題材とした映画]]
[[Category:ベトナム戦争の映画]]
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