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=== パンノニア平原のロタンダ ===
現在の[[ハンガリー]]に当たる[[パンノニア平原]]にはいくつかの種類のロタンダが見られる。これらの建物は、古代の小さな村の教会が徐々に増築されたものと解釈できる。現存しているものも多く︵Nagytótlak, Kallósd, Kissikátor, Bény, Süvéte︶、古代の土台を発掘して保存しているものも多い。[[:en:Sárospatak|Sárospatak]] の教会では、単純な円形の身廊と東側のアプスが見て取れる。[[:en:Dunakeszi|Dunakeszi]] には14世紀に長軸方向に増築された教会がある。[[:en:Isaszeg|Isaszeg]] にはロタンダそのものを東西に大きくする増築をした教会があり、元のロタンダの土台の痕跡がゴシック建築の身廊内に残っている。多くの場合、ロタンダは新たなより大きな教会の身廊として使われている︵Bagod-Szentpál, [[:en:Hidegség|Hidegség]], Vágkeresztur, Ipolykiskeszi, Herencsény, [[:en:Szalonna (town)|Szalonna]]︶。このような教会はパンノニア平原のあちこちにある。 == 日本のロタンダ ==
[[ファイル:Asahi_town_Asahi_elem-sch.jpg|180px|thumb|国の[[登録有形文化財]]に指定されている[[朝日町立朝日小学校|朝日小学校]]円形校舎（1962年築）]]
[[画像:Tsunami_POD_1.jpg|thumb|180px|福良港津波防災ステーション（2010年築）]]
日本では[[建築家]]の坂本鹿名夫が経済性に優れる形式として円形建築物を提唱した<ref name="modern">{{Cite book|和書|title=関西のモダニズム建築|author=梅宮弘光|date=2014-06-16|publisher=淡交社|chapter=第2部 1950年代—白い機能主義|pages=157-160|isbn=9784473039453}}</ref>。利用できるスペースを増やすためドーム屋根を廃し立ち入り可能な屋上としている例もある。採光・通風が良好であり建設費も抑えられることから校舎や市役所などの公共施設に適用されたが、部屋が曲面で構成されることから家具の配置が難しく、増改築にコストがかかるなど柔軟性が低いため居住用としては1960年代ごろに建てられなくなった<ref name=kahoku>[http://www.kahoku.co.jp/tohokunews/201602/20160222_13017.html 円形建築「貴重な遺産」庁舎保存求め要望書 | 河北新報オンラインニュース]</ref>。
{{main|円形校舎}}
== 有名なロタンダ ==
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ファイル:SIF-Beehive-3-Cropped.jpg|ニュージーランドの国会にあるBeehiveと呼ばれる建物
</gallery>
== 脚注 ==
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{{Reflist}}
== 参考文献 ==
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