五島慶太未来創造館

長野県青木村にある五島慶太に関する展示施設

五島慶太未来創造館(ごとうけいたみらいそうぞうかん)は、長野県小県郡青木村にある五島慶太に関する展示施設である。青木村歴史文化資料館、青木村民俗資料館へと内部で順に接続する形になっており、実質的に一体の文化施設となっている。

五島慶太未来創造館
Keita Goto Future Creation Hall

施設外観(2020年11月)

五島慶太未来創造館の位置(日本内)
五島慶太未来創造館
日本内の位置
施設情報
専門分野 実業家五島慶太の生涯
収蔵作品数 約60点
事業主体 青木村
管理運営 青木村教育委員会
延床面積 237 m²
開館 2020年4月18日(新型コロナウイルス感染症の影響で一般公開開始は2020年6月2日)
所在地

386-1601
日本の旗 日本 長野県小県郡青木村田沢3270-3

36°22'11.8"N 138°07'25.7"E
位置 北緯36度22分11.8秒 東経138度07分25.7秒 / 北緯36.369944度 東経138.123806度 / 36.369944; 138.123806座標: 北緯36度22分11.8秒 東経138度07分25.7秒 / 北緯36.369944度 東経138.123806度 / 36.369944; 138.123806
アクセス 千曲バス青木バスターミナル」降車
上信越自動車道上田菅平インターチェンジまたは長野自動車道麻績インターチェンジからそれぞれ車で30分
外部リンク 五島慶太未来創造館
プロジェクト:GLAM
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概要

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殿殿[1]138202041862[2][3]

803000_()1964[1][2]
  • 開館時間:9:00 - 17:00(最終入館16:30)
  • 休館日:毎週月曜日・祝日の翌日・年末年始(ただし月曜日が祝日の場合は開館し直後の火曜日のみ休館)
  • 入館料:無料

主な展示物

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  • 子ども時代から鉄道王になるまでの経過、家族、故郷の支援、東急と沿線の発展などに関する各種パネル展示
  • 五島慶太生家の復元模型、バーチャルリアリティ映像、生家の木材を使った受付
  • 卒業証書、手紙、書など
  • ジオラマ「思い出の街、渋谷」(Nゲージ)
  • ジオラマでみる田園調布・渋谷の現在の姿(Nゲージ、運転可能)
  • 目黒蒲田電鉄デハ1形電車車両模型
  • 屋外に車輪モニュメント「Railhead」デハ80形、3000系車輪

企画展

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  • 渋沢栄一と五島慶太 まちづくりでつながる二人の先人」2021年3月6日~2022年1月31日
  • 「TOKYU百年絵巻 東急グループ軌跡と未来(ゆめ)」2022年7月1日~2023年3月31日

開設の経緯

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殿1981殿[4]2019602018

602018814[5]調[6][4]17600[7]20192020

青木村歴史文化資料館

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青木村歴史文化資料館(あおきむられきしぶんかしりょうかん)は、長野県小県郡青木村にある村の歴史と文化をテーマにした資料館[8]。2010年開館。「義民資料展示室」と、「栗林一石路資料展示室」、「古代遺跡発掘土器展示室」で構成される。後から建設された五島慶太未来創造館が歴史文化資料館へ内部でつながる設計になっており、実質的に両施設が一体となっている。また隣接する青木村図書館には義民に関する文庫が設置されている。

歴史文化資料館の主な展示物

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義民資料展示室

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青木村域では江戸期~明治期に5回もの一揆が発生し、上田市域では「夕立と騒動は青木村から来る」などと語られてきた。これらの一揆の経過や首謀者、そして死罪などになった首謀者を「義民」として供養し語り継いできた村の歴史などを、古文書、石碑、絵物語などで解説している。また百姓一揆と義民の研究の第一人者林基からの寄贈資料を「林基文庫コーナー」として所蔵している[8]。展示テーマは以下の通り

  • 天和2年(1682年)の一揆と義民増田与兵衛父子
  • 享保6年(1721年)の一揆と義民平林新七
  • 宝暦11年(1761年)の宝暦騒動と義民浅之丞、半平
  • 文化6年(1809年)の一揆と義民堀内勇吉
  • 明治2年(1869年)の一揆と義民たち

栗林一石路資料展示室

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青木村細谷出身の俳人、ジャーナリストの栗林一石路について、句集や俳句メモ、日記、原稿、第一句集「シャツと雑草」と第二句集「行路」、愛用の品などを展示している。研究者は館内閲覧ができる[8]。主な展示は以下の通り

  • 「シャツ雑草にぶっかけておく」などの書
  • 村でつくられた「どっと笑いしがわれには病める母ありけり」などの書
  • 「青木時報」、「民報」などジャーナリストとしての業績に関係した出版物
  • 愛用品を集めた「栗林一石路の書斎」

古代遺跡発掘土器展示室

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青木村内の縄文~平安期の遺跡で出土した石器、土器、勾玉などを展示している。青木村民俗資料館への渡り廊下を兼ねた構造になっている。

青木村民俗資料館

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1964[9]2013

脚注

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(一)^ ab. 20221022

(二)^ ab. 20221022

(三)^ 

(四)^ ab301. 20221022

(五)^  . 20221022

(六)^  . 20221022

(七)^  2018 3. . 2022123

(八)^ abcn.d.2 

(九)^ n.d.2 

外部リンク

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