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1行目: '''五行歌'''︵ごぎょうか︶とは、五行で書く[[詩歌]]である。[[短歌]]、[[俳句]]のように文字数や季語の制約がなく、題名をつけないで五行で書く[[歌]]である。 ==歴史== 日本の詩歌における伝統的な定型から解放された自由な詩形として[[石原純]]や[[前田夕暮]]が口語自由律を提唱し、五行の分かち書きも[[宮沢賢治]]、[[北原白秋]],鳴海要吉、矢代東村、[[折口信夫]]などの[[歌人]]、[[詩人]]によって書かれた。その後、この五行の分かち書きは[[石川啄木]]に影響を受けた[[草壁焔太]]により五行歌と名付けられ、[[和歌]]と古代歌謡<ref>[http://dl.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/1018113 国立国会図書館デジタルコレクション-古代歌謡集]</ref><ref>[https://kotobank.jp/word/%E5%8F%A4%E4%BB%A3%E6%AD%8C%E8%AC%A1-1534984 古代歌謡]</ref><ref>[http://viewmanyou.web.fc2.com/kodaikayou.html 万葉集の風景　古代歌謡]</ref><ref>[http://japanese-thought.seesaa.net/article/160154705.html 日本の思想　第二回上代歌謡と﹃万葉集﹄にみる﹁古代の思想﹂]</ref>に基いた五行歌五則で定義された。<ref>[https://books.google.co.jp/books?id=-WvxBQAAQBAJ&pg=PA242&lpg=PA242&dq=%E8%A9%A9%E6%AD%8C&source=bl&ots=ijn0Fvj-MF&sig=eSomP36SR7DNHJ9ToQ-MsdjgUis&hl=ja&sa=X&ved=0ahUKEwiD9PPIjIjWAhULE7wKHeLjDEs4ChDoAQhHMAQ#v=onepage&q=%E8%A9%A9%E6%AD%8C&f=false 石川啄木詩歌研究への射程]</ref><ref>[http://5gyohka.com/lab1.htm　五行歌とは︵WHAT-Gogyohka)]</ref><ref>{{cite book\|title=すぐ書ける五行歌五行歌入門書\|author=[[草壁焔太]]\|year=2008\|publisher=[[市井社]]}}</ref>五行歌は商標登録されている。[[1994年]]4月、[[草壁焔太]]によって﹁五行歌の会﹂<ref>[http://5gyohka.com/ 五行歌の会]</ref>設立。現在2018年は月刊﹁五行歌﹂﹁ハマ風﹂、﹁南の風﹂、﹁彩﹂、﹁麹町倶楽部﹂などの雑誌を中心に五行歌が書かれている。 ~~==五行歌五則==~~ ~~2008年9月に制定された五行歌五則は以下の通り<ref>{{cite book\|title=すぐ書ける五行歌五行歌入門書\|author=[[草壁焔太]]\|year=2008\|publisher=[[市井社]]}}</ref>。~~ * 五行歌は、[[和歌]]と古代歌謡に基いて新たに創られた新形式の短詩である。 * 作品は五行からなる。例外として、四行、六行のものも稀に認める。 * 一行は一句を意味する。改行は言葉の区切り、または息の区切りで行う。 * 字数に制約は設けないが、作品に詩歌らしい感じをもたせること。 * 内容には制約を設けない。 ==参考文献==

「五行歌」の版間の差分