「佐山哲郎」の版間の差分
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* [[群雄社]]に在籍しながら[[白夜書房]]の﹃[[漫画ブリッコ]]﹄を手がけていた[[小形克宏]]︵おぐゎた︶は﹁本当に、あの佐山さんと同一人物なの?当時﹃少女マンガの原作やってるんだよね﹄とか言ってたけど、冗談だと思ってた。まあ異能の人ですよね。俳句も名人級﹂と述懐している<ref>[https://twitter.com/ogwata/status/98743300558819329 小形克宏のツイート] 2011年8月3日</ref>。 * [[甥]]の佐山史織︵[[武術家]]︶いわく﹁︵哲郎は︶[[無頼派]]のようで実は[[吾輩は猫である#登場人物 * 元[[群雄社]]の[[山崎春美]]︵[[オルタナティヴ・ロック]][[バンド (音楽)|バンド]]﹁[[ガセネタ (バンド)|ガセネタ]]﹂﹁[[山崎春美#TACO|TACO]]﹂[[歌手|ヴォーカリスト]]︶は、[[サブカルチャー]]雑誌﹃[[HEAVEN (雑誌)|HEAVEN]]﹄﹃[[スペクテイター (1999年創刊の雑誌)|Spectator]]﹄に寄稿した﹁人命事典﹂で佐山について次のように語っている。{{Quotation|再度エロ坊主の登場だが、今度は[[浄土宗]]。まったくこれじゃ、死んでも浮かばれねーよ。60年[[全学共闘会議|全共闘]]の典型的な生き残りで、目も当てられない酔い方をするトコがまたカワユイともっぱらの評判。﹃[[Jam (自販機本)|Jam]]﹄に触発されたのか﹃[[アリス出版#代表的な出版物|NOISE1999]]﹄とゆー新刊を[[アリス出版|アリス]]から出した。ボクらも書いてるし、御愛読のほどを︵笑︶。黒眼鏡姿は[[野坂昭如]]こと[[歌人]]の[[ジョージ秋山]]。|[[アリス出版]]﹃[[HEAVEN (雑誌)|HEAVEN]]﹄2号﹁X人名事典 第2回﹂1980年︵編集発行人‥[[高杉弾]]︶}}{{Quotation|[[明石賢生]]の懐刀にして知恵袋。片腕ででもありながら腹心の部下でもあり、それこそまさに友であった。初めて︵[[高杉弾]]が︶﹃[[Jam (自販機本)#前史﹃X-MAGAZINE﹄|Xマガジン]]﹄企画を持ち込んだ時に応接して、自分の編集していた﹃[[Jam (自販機本)#前史﹃X-MAGAZINE﹄|スキャンダル]]﹄の中の8頁を﹁やってみるか﹂と提供したら﹁俺たちが乗っ取った!﹂と宣言されちゃったんだよ、と苦笑する。﹃[[アリス出版#代表的な出版物|NOISE1999]]﹄は2号で廃刊したが、その創刊号には第79回[[芥川賞]]作家︵74年︶の[[高橋三千綱]]に20歳の[[女子大生]]がベッドでインタビューする企画をやっていて、これは変な話。︵中略︶そいでね、どこにも︵連載︶第1回なんて書いてないんだし、無理に︵第2回を︶やらなくてもぜんぜん誰も気にしないようなもんなのに、それというのが当時の世相はもっと慎み深かったってのもあるけど有名著名人にインタービュできるだけの力量︵言語能力・容姿︶があって、且つ下着姿くらいは平気なギャルなんていやしない。デキる︵ことを隠さない︶女性の絶対数がまるで違っていたからだ…会議は、といったって会議室でやるわけではないけど、その日のどこか重苦しい空気は間違いなく淀んでいた。不意に閃いて﹁ぼくがインタビュアになって…﹂みなまで言わさず誰かが、なに言ってるんだ、って表情、やや険悪に変わりながら﹁ホモ・カップルもアリだろうけど、バレてもかまわないって相手がいたら苦労…﹂大急ぎでぼくも相手遮ってみなまでは言わさず﹁[[鈴木いづみ]]は?﹂ その瞬間、破顔一笑したSさんは一言。﹁'''その手があったか!'''﹂|[[山崎春美]]﹁WHO'S WHO 人命事典 第3回﹂﹃[[スペクテイター (1999年創刊の雑誌)|Spectator]]﹄Vol.39﹁パンクマガジン﹃Jam﹄の神話﹂[[スペクテイター (1999年創刊の雑誌)|エディトリアル・デパートメント]]/[[幻冬舎]]、2017年、129頁}}ここに書かれている内容は、[[アリス出版]]で佐山が編集長を務めた[[自販機本|自販機雑誌]]の集成版、もしくはその過渡期を告げるニューウェーブ雑誌﹃[http://ronso.co.jp/%E6%9C%AC%E3%82%92%E8%AA%AD%E3%82%80%E3%80%80022-%E3%80%88%E8%87%AA%E8%B2%A9%E6%A9%9F%E6%9C%AC%E3%81%AE%E6%99%82%E4%BB%A3%E3%80%89/ NOISE1999]﹄2号に掲載された伝説的なインタビュー企画﹁'''[[鈴木いづみ]]+[[山崎春美]]ベッドイン・インタビュー'''﹂に結実する。 |